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昨日の記事で、日本人が漢字やひらがな、カナカナの膨大な文字を覚え、なおかつ使い分けたりすることや、それをキーボードで打つ姿に外国人が必ず驚くという話を紹介しました。
その記事にコメントで「日本人が温泉に他の人と裸で入ること」が驚かれると書かれていて、「確かに!」と思いました。
実は以前、カナダ人の友人とそんな話をしていて、どうして外国人が裸で温泉に入ることに抵抗があるのか?を説明してくれてすごく納得したことがあります。
今日はそんな「外国人が裸で温泉に入ることに抵抗がある理由」についてです。
以前の職場は日本風の温泉宿でした
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以前、ウェリントンに越してくる2008年から2014年までの6年間、南島にある日本人が経営する温泉宿で働いていました。(今はオーナーが変わってニュージーランド人が運営しています)
そこには水着を着て入る混浴の温泉と、裸でも水着でも入ってもいい男女が別れた温泉、それと個室のお風呂がありました。
スタッフはお風呂にいつでも入れたので、朝風呂や仕事が終わった夕方などに裸で入れるお風呂に入りに行ってたんですけど、お客さんがいないことがけっこう多かったです。すごく混んでいる日でも2-3人しか入っていませんでした。
では水着を着て入れる温泉は?というと、常にお客さんがいて、混んでいるときは芋洗い状態。
そもそもカップルで来る人が多いので、別々で入るって。。という考えがあって混浴に入っているのもあるんでしょうけど、それ以外にも「裸で入る」ということに抵抗があるようです。
カナダにいた時の友人が納得の説明をしてくれた
この温泉宿で働く前、カナダで生活をしていた時にカナダ人の友人と温泉の話になったことがあります。
その友人は日本のことがすごく好き。温泉もすごく好きだけど、裸で他人とお風呂に入ることにすごく抵抗がありました。なので必ず個室のお風呂に入っていたそうです。
そこで「みんな裸で入っているし、恥ずかしくないよ」と話したところ、こんな風に説明されました。
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じゃあ、逆に考えてほしいんだけど、スイミングプールで「今日は男だけだから裸で入っていいよ」と言われても、「いや、水着を着させて」ってなるでしょ?みんなが裸で泳いでいても、自分は水着を着たいでしょ?
と言われました。確かに納得です。
そして、そんな話を別の機会に別の人にしていて、その友人がまた別の例えをしてくれました。
それはきっとヌーディストビーチと同じだね。「このビーチは水着を着ない場所」と言われても、それに慣れていない人にとってはすごく恥ずかしく、逆に脱いでる人たちはそれが当たり前になってる。
これも納得してしまいました。
文化の違い。でもだからこそ挑戦して欲しいし挑戦したい
「文化の違い」っていろいろあります。
それぞれ習慣的にやっているものもあれば、自分の文化ではやっていないことでも意外と理にかなっていることもあります。
最初はすごく抵抗があっても、一回試してみると「意外にいいかも」なんていうことも。料理とかでもありますよね。「日本だったらこんな組み合わせの食べ方しない」という料理が出てき食べてみると意外と美味しかったり。
なので「裸で温泉」にしかり「納豆」だったり、日本独特なものを外国人にはぜひ挑戦してほしいなと思います。
また逆に僕自身、外国に行ったらその国の文化とか風習、食べ物はいろいろ挑戦してみたいです。世界一臭い缶詰とかはけっこう厳しそうですけど。。。
ということで、温泉にまつわる文化の違いでした。
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