タウランガの街にLED街灯導入に反対の声。あなたはどう思いますか?

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今日はどこかニュージーランドらしいといえば、ニュージーランドらしい、そして立場によっていろいろ見え方が変わってくるニュースを紹介します。

現在、ニュージーランドの北島の街タウランガ(Tauranga)で、街中の街灯を従来の白熱電球からLEDライトに変える計画が持ち上がっています。

ところがその計画を受けて一部の人たちが、反対の声を上げているそうです。いったいどうしてLEDライトに変えるのに反対しているのでしょうか。

街の街灯をLED電球に変える計画 in タウランガ

Mt Maunganui, Mt Mauao

現在、タウランガ市役所は1100万ドル(約9億円)をかけて、街灯で使われている白熱電球をLEDライトに切り替える計画が進行中です。

LEDライトと言えば、白熱電球と比べて寿命が長く、省エネであることはあえてここで書くほどではありませんね。

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寿命は約40倍、60Wの白熱電球と60Wに相当する650ルーメンのLED電球で消費電力は約1/8と非常に省エネです。

街としてはエコであり、将来的なランニングコストを考えた場合、LEDライトに変えることは良いプランのように思えます。

ところが一部の人たちから「明るいLEDの街灯がタウランガの星空を汚してしまう」と反対の声を上げています。

LEDは光が強すぎて星空が見えなくなると懸念の声

Mount Maunganui

LEDライトは光としての力が強く、小さなエネルギーで明かりを灯し、さらに寿命も長いので「都市開発」の面を考えると、非常に有用です。

ところが地元の写真家がLEDライトに変えることは副作用があると警鐘を鳴らしています。その副作用というのは「夜空が明るくしてしまう」ことです。LEDライトに変えたら最後、市内でもう天の川の写真は撮れなくなるかもしれません。

それにLEDライトはブルーライトが強く、人体や動物の生態系に被害が及ぶのでは?と問題提起しています。

そこで採用予定の青みが強いLEDライトではなく、赤みが強い暖色系のLEDライトを採用したり、街灯が必要以上に上空に拡散しないようライトにカバーを付けるように頼んでいるそうです。

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タウランガ市役所の交通担当をしているMartin Parkesは

まだLEDに変えるプランは計画段階で、どのライトを使うのかは決まっていない。環境に良く、道路をキチンと照らし、安全性を確保できる方法を模索中です。

と述べていました。

ちなみにLEDの明るさは一般的に5段階あり、光の色はより白(青み)が強い「昼光色 6500k」から、暖色の電球色 3000kまで5種類あります。

市役所としてはドライバーの安全性を考えると4000kの白色LEDがもっとも適しているため、大通りでは4000Kのライトを。また住宅エリアではもう少し黄色・オレンジ色が強く星空への影響が少ない3000Kの電球色LEDを使うことを計画してるそうです。

ただし、上空へ光が拡散しないように電球に傘を付けるかどうかは今の時点で明言されていません。

皆さんは今回の件どう思いますか?

Lake Tekapo Jan 2016

僕は発展や便利さよりも、環境に目を向ける辺りが非常にニュージーランド的だなと思いました。テカポが星空を守るために電球に傘を付けて光が拡散しないようにしたり、電飾を付けることに対して規制しているのと似ていますね。

個人的には白熱電球からLEDに変えつつ、星も今の状態を守れる、もしくはより星が見える環境になればいいのにと思います。

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今回の件、皆さんはどう思いますか?

今後も今回の件で続報が入ってきたら、お伝えしたいと思います。

情報元:stuff.co.nz

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