費用が甚大!フランツ・ジョセフが街移設の危機。いったい何が!?

スポンサーリンク

ニュージーランドと言えば、クイーンズタウンやテカポ、ロトルア、ミルフォードサウンドが日本の旅行ガイドブックで取り上げられていますが、個人的にずっとお勧めしているのが「フランツ・ジョセフ」です。

フランツ・ジョセフに何があるのか?というと「氷河」です。

このフランツ・ジョセフの村が、甚大な費用をかけてでも村の移設をしなければいけないかもしれません。

いったい何がこの村で起こっているのでしょうか。

フランツ・ジョセフっていったい何?

フランツ・ジョセフのことをまったく知らない人もいると思うので、ちょっとだけフランツ・ジョセフのことを紹介します。

スポンサーリンク

まずは場所から。場所は南島の西海岸です。地図を見てもらうとわかる通り、東海岸には街が点在していますが、西海岸には大きな街がほとんどありません。フランツ・ジョセフの街自体は人口たったの500人です。

オークランドからフランツ・ジョセフに行くには

  • オークランドから飛行機でクライストチャーチ、そしてそこから車で5時間
  • オークランドから飛行機でクイーンズタウン、そこから車で4時間半

というかなり辺鄙なところにあります。

Franz Josef Glacier walk

これがフランツ・ジョセフの街です。

そんな辺鄙なところ&人口がたったの500人にも関わらず、年間で観光客が100万人以上訪れています。単純に計算してニュージーランドに来る旅行客の5人に1人が訪れていることになるそうです。

Franz Josef Glacier

この村では上でも少し紹介した通り、氷河を見ることができます。
しかも、この地域は「亜熱帯気候」と呼ばれる比較的暖かいエリアなのにも関わらず氷河があります。「亜熱帯気候にある氷河」は世界に3ヶ所しかありません。そのうちの1つがフランツジョセフです。

スポンサーリンク

そのため世界中からこんな辺鄙なところへ氷河を見るために訪れるわけです。

いったいフランツジョセフで何が起こっている?

さて、ここからが本題です。

この人口たった500人の村を移設しなければいけないという話が持ち上がっています。しかも、その費用は甚大。なんと300万ドル、日本円にして240億円かかると言われています。

村の人口が500人で納税している人は300人なので、単純計算で1人8000万円の負担ということです。もちろん住民から8000万円徴収するわけではないんですけど、そのくらいたくさんのお金がかかるということです。

さていったいこの村で何が起こっているのでしょうか。 ここで5択のクイズを作ってみました。

  1. 氷河が押し寄せて村が飲み込まれそうだから
  2. 巨大地震が起こる可能性があるから
  3. 村の中心から毒ガスが吹き出したから
  4. ネズミが大量発生して大変だから
  5. なんかこの場所に飽きちゃったから

どうですか?どれも本当にありそうな理由ですね。

明らかにこれは違うなというものもありつつ、いくつか本当っぽいのがありますね。さて答えは写真の下に書いていきますので、スクロールする前にどれが正解か考えてみてください!

Franz Josef Glacier Helihike

スポンサーリンク

まず絶対違うものから消していきましょう。
「5番のこの場所に飽きた」はありえませんね。そんな理由で多額のお金をかけて村を移設したりしません。

そして「3番の毒ガス」は本当に起こったら大変ですけど、これでもありません。

次くらいから迷う人も多いのではないでしょうか。

「4番のネズミの大発生」も違います。でも、これは「村の移設」はしなくてもニュージーランドでは何年かに一度、ネズミが大問題になるので、あながち笑える話ではありません。

例えば南島の場合、ブナの森で4年くらいおきにブナの花がたくさん咲きます。そしてその年かその翌年(ちょっと忘れました)になると、そのたくさん咲いた花からなる栄養価が非常に高いブナの実を食べたネズミがたくさん子どもを産みます。

僕が働いていた自然保護区のなかにあったホテルは、ブナの原生林に囲まれていて、まさにこの影響を受けて大変なことになりました。冗談抜きで夜ねずみ取りをかけると、毎晩のように翌日には5匹6匹のネズミが捕まっていました。

環境省は様々な手を使って駆除していますが、その年ばかりはなかなか駆除できません。

でも、これがフランツ・ジョセフ移設の理由ではありません。

スポンサーリンク

では、1番の「氷河が押し寄せてきたから」か?というと実はこれも違うんです。
氷河は温暖化のせいでむしろ後退しすぎて、観光地としては困っているくらいです。

ということで正解は「2番の巨大地震が起こる可能性があるから」でした。

フランツ・ジョセフを襲うかもしれない大地震

ある調べによると、フランツ・ジョセフの地域では300年に一度大地震が起きているそうです。

前回起こったのは1717年頃。つまり今からちょうど300年前に大地震が起こっています。しかも、フランツ・ジョセフは活断層の真上です。

もし地震が起こるとどうなるか。
地震そのものの影響はもちろん山に囲まれているため、土砂崩れが起こるかもしれません。また津波が発生した場合、村のすぐ横を流れるWaiho River(ワイホ川)を遡って逆流してきます。その場合、村は川よりも水位が低いので、飲み込まれてしまう可能性が高いです。

そこでこの地域の役所や専門家が集まって、3つの選択肢を用意しました。

  1. 街全体を別の場所に移す
  2. 街の主要なものだけを移し、他は残す
  3. 川の氾濫だけを抑えるために、川に防波堤を作る

ちなみに上で紹介した300万ドル(240億円)かかる移設というのは、街全体を移すプランです。

もし街を移す場合は今、村がある場所より7キロ北にあるマポウリカ湖(Lake Mapourika)の湖畔が候補となっています。

スポンサーリンク

今後、動きがあればお知らせします

「村1つ移設する」といえば大事です。今日決まって、明日移設できるわけではありません。

また地震も地球規模で考えれば、300年周期とはいっても次の地震は400年後、500年後になることだってありえます。

なので、今すぐ何かが起こるというわけではありません。ただもし何か街の移設で動きがあった場合は皆さんにもその情報をお伝えしたいと思います。

情報元:stuff.co.nz

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS