ニュージーランドが11年連続で肥満の人が多い国で3位に

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今日はニュージーランドのちょっと残念なお話です。

ニュージーランドは今年も世界で3番目に肥満が多い国だということが経済協力開発機構(OECD)の最新の調査でわかりました。

「今年も」という書き方からもわかる通り、この状態は2007年からずっと続いていて、ニュージーランドのメディアでも毎回取り上げられますが、まったく改善が見られない状況にいます。

今日はそんなニュージーランドの肥満についてです。

肥満の人と定義されるのはどんな人か

Cell Reception

経済協力開発機構(OECD)が肥満と定義している人がどんな人なのか知っておくと、この後の話がわかりやすくなるのでまず今日の本題に入る前に予備知識を少しだけ。

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経済協力開発機構はBMI(Body Mass Index)が30以上の人を肥満と呼びます。BMIというのは、肥満度を表す指標で自分のBMIを出す計算式は「体重(kg)÷身長(m)の2乗」です。

そして世界保健機構(WHO)はBMIの数値ごとに細かく「痩せすぎ」や「過体重」「肥満」という区分けをしています。

  • BMI 16.00未満 … 痩せすぎ
  • BMI 16-17 … 痩せている
  • BMI 17-18.5 … 痩せ気味
  • BMI 18.5-25 … 普通
  • BMI 25-30 … 肥満予備軍
  • BMI 30-35 … 肥満
  • BMI 35-40 … 肥満(2)
  • BMI 40以上 … 肥満(3)

これだけではイメージがつきにくいので、具体的に男性と女性を例にとって、具体的な数字を見ていきましょう。
男性は身長を170cm、女性は160cmとして、それぞれの体重を計算してみました。

  • BMI 16.00未満 … 痩せすぎ(男46kg/女41kg)
  • BMI 16-17 … 痩せている(男46-49kg/女41-43.5kg)
  • BMI 17-18.5 … 痩せ気味(男49-53.5kg/女43.5-47.5kg)
  • BMI 18.5-25 … 普通(男53.5-72.3kg/女47.5-64kg)
  • BMI 25-30 … 肥満予備軍(男72.3-86.7kg/女64-76.8kg)
  • BMI 30-35 … 肥満(男86.7-101.2kg/女76.8-89.6kg)
  • BMI 35-40 … 肥満(2)(男101.2-115.6kg/女89.6-102.4kg)
  • BMI 40以上 … 肥満(3)(男115.6kg以上/女102.4kg以上)

男性で身長170cm、体重約87kg以上、そして女性は身長160cmで体重約77kg以上を肥満ということがわかりました。

さらにイメージしやすいように有名人で身長と体重がわかる人(Wikipedia調べ)でBMIが30に近い人を探してみました。

  • カンニング竹山 … 168cm 86kg … BMI 30.5
  • ロバート秋山 … 175cm 91kg … BMI 30
  • 森三中大島 … 166cm 80kg … BMI 29

いろいろ探してみたんですけどBMI30近くの人はこの3人くらいでした。このくらいの体格の人が肥満のボーダーラインということです。

さて、前置きが長くなりました。ここからが本題です。

経済協力開発機構(OECD)の調査結果

経済協力開発機構は毎年、その国の肥満の人たち(BMI30以上)の人口の割合を調査しています。

直行便?経由便?どっちが良い?

ニュージーランドに行くとき、直行便のニュージーランド航空と、経由便のカンタス航空・ジェットスター・大韓航空・シンガポール航空どれが良いか迷いますよね

僕は過去10年ほぼ毎回ニュージーランド航空を使って日本とニュージーランドを行き来しています。その理由とは。

その結果、ニュージーランドはアメリカ、メキシコに次いで世界で3番目に肥満が多い国にランクインしました。これは2007年から11年連続になります。

肥満の人の割合でいうとアメリカが38.2%と群抜きの1位。2位はメキシコの32.4%。そして3位のニュージーランドは4位のハンガリーと僅差の30.7%でした。

ちなみに対象となった国は45カ国で、日本はもっとも肥満の人口が少ない国でたった3.7%でした。

経済協力開発機構によると、肥満は世界的に深刻で、しかも年々肥満の人口は増える傾向にあるとのことです。実際、ニュージーランドは2007年の調査では肥満の人は26.5%でした。それが今では約4%アップの30.7%です。

4%アップがどのくらいなのか、人の数に換算すると2007年当時、ニュージーランドの人口は422.4万人、そのうち26.5%というとだいたい肥満の人口は112万人です。そして調査対象となった2015年のニュージーランドの人口は458.6万人。肥満の人口は141万人ということになります。

つまりここ8年で肥満の人は30万人も増えている計算になります。

ちなみにニュージーランドにはBMIが70とか80の人もいます。

クライストチャーチの肥満学に詳しいSteven Kelly曰く「状況は悪く、また悪くなってきている。肥満の人の人口は毎年0.5%増え、その勢いが収まっていない」とのこと。

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ニュージーランドには40以上どころか、中にはBMIが70とか80の人もいます。これがどのくらいか?というと、身長160cmの女性の場合、BMI70で体重180kg、BMI80の場合204kgです。そして170cmの男性の場合BMI70で200kg、BMI80にいたっては231kg!です。

とんでもないですね。

でも、なぜニュージーランド人に肥満が多いのでしょうか。
専門家いわく、理由の1つとして挙げられるのはもともとマオリをはじめ南太平洋の人たちは常に食料が少ない環境で生活をしていました。そのため遺伝子は栄養が少なくても体を維持できるよう進化してきました。

ところが今は飽食の時代で、どこにでも食べ物が溢れています。
その結果、人々は体が本来必要としているよりも明らかに多く栄養を取りすぎています。ニュージーランド人は平均で350キロカロリー毎日多く取っているとのこと。

個人的に思うこと

Wellington

個人的に思うのは、ニュージーランド人は世界でもっともアイスクリームを食べる人種だったり、明らかに糖分・脂肪分過多の食生活を送っているように思えます。

スーパーマーケットで買い物している人の買い物カートの中を見ると、ものすごい量のジュース(特にコーラなど炭酸飲料)とかお菓子を買っています。

また別の調査では貧しい人ほど肥満の傾向があって、そういう人たちほどファストフードとかレンジやオーブンでチンするだけのものを食べているそうです。

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以前、砂糖税導入がありました。またカナダでは生活必需品と嗜好品で税金が違うので、同じパンでもフランスパンは税金が低くチョコクロワッサンは税金が高めです。

これはまったく個人的な意見なんですけど、国全体の禁煙化を推し進めるよりも、肥満解消に力を入れて税策や何か制度を導入したほうがいいんじゃないかな?と思ったりします。

情報元:Stuff.co.nz など

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