数千人の旅行者に影響。オークランド空港に向かう燃料輸送パイプが破裂

スポンサーリンク

今日はちょっと前代未聞なニュースが飛び込んできました。

これから1-2週間のあいだにニュージーランドへ渡航したり、ニュージーランド国内を飛行機で移動しようとしている方はぜひ知っておいたほうが良さそうです。

先日、オークランド空港へジェット燃料などを運ぶパイプが破裂し、週末だけで数千人の足に影響が出ています。まず最初にことの発端や原因などを紹介して、最後に各航空会社の状態などをまとめていますので「各航空会社の状況」だけを知りたい方はスクロールしてご覧ください。

オークランド空港が前代未聞の事故で大騒ぎ

Koru Lounge, Auckland Airport

昨日、一昨日とニュージーランドの新聞やニュースでは、オークランド空港のパイプ破損事故に伴う影響が報じられています。

ことの発端は先週の木曜日。
オークランド空港から約170キロ北にあるジェット燃料やガソリン、軽油などを精製する工場のオークランド空港へ繋がるパイプで突然「圧力が低下する」という現象が発生。その後、事態が悪化したため、オークランド空港へのジェット燃料の供給が絶たれました。

スポンサーリンク

「オークランド空港へのジェット燃料の供給がストップ」という事態は前代未聞で、大騒ぎになっています。

「オークランド空港へのジェット燃料の供給がストップ」がどれだけ大騒ぎなのか?というと、旅客機は通常必要以上の燃料を積んでいません。
そのため旅客機は離陸前に給油、その後目的地に着くと再び給油をして次の目的地を目指すことになります。

ところがオークランド空港で給油ができないと、旅客機は次の目的地に向かうことができなくなってしまいます。

それを避けるためには、往復分の燃料をもともと入れてくるか、オークランド空港へ向かう途中、もしくはオークランド空港を離陸して目的地へ向かう途中でどこかの空港へ降り立ち、給油する必要に迫られます。

実際、18日オークランド発成田行きのニュージーランド航空はブリスベン空港で給油し、その後成田空港へ向かったそうです。

どうしてそんなことが起こったのか

WP_20160817_11_39_55_Rich_LI

どうしてジェット燃料を運ぶパイプが破損したのか?というと、まさかの連携プレーのような人為的なミスがあったからです。

当初、パイプの破損はパイプの劣化では?と言う意見がありました。
ところが調査をしてみたところ、精製所から南に8キロの地点でパイプが破裂していることがわかりました。

スポンサーリンク

その現場では沼地に埋まっている倒れたカウリという木を掘り起こす作業が行われていました。どうやらその作業員が工事車両でパイプを破損したことが最初の原因と言われています。

実際、現場を検証したところパイプには工事車両が付けたと思われる引っかき傷がたくさんありました。

ところが原因はこれだけではありませんでした。
傷ついたパイプからジェット燃料が漏れたことが原因で、パイプ内の圧力が下がってしまいました。それに気が付いた精製所の係員は「圧力が下がったから」という理由で、圧力を手動で上げてしまったんです。その結果、パイプはその上がった圧力に耐えられず破裂してしまったそうです。。。

なんという連携プレー。結果、前代未聞の惨事が引き起こされました。

復旧には2週間くらいかかる見通し

9月18日現在の発表では、切断された場所はアクセスが非常に悪く、また沼地であることから土壌が非常に柔らかく重機での作業が難しいため、復旧まで10日から2週間はかかる見通しです。

しかも、いきなりパイプを繋ぐ作業は行えず、まずは周りに流れ出たジェット燃料を取り除く必要があります。重機が何らかの火花を出した瞬間、引火。。。なんてことが起こりかねません。

航空会社の状況

今回の件で週末だけで国内線・国際線を含む27便がキャンセルになりました。

また9月18日だけで国際線・国内線を含めた離発着のキャンセルや遅れ、時間変更があった便が20便以上ありました。

スポンサーリンク

ちなみに英語のニュージーランド航空のウェブサイトのTravel Alertsを見ると、明日9月19日だけで10便、20日は12便が欠航になることが決まっています。主に影響があるのはウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、そしてシドニーを往復する便です。

日本のニュージーランド航空のウェブサイトにも「オークランド空港での給油障害」というページを作り、情報を載せていました。
ニュージーランド航空は以下の対応を取っているようです。

  • 日本発ニュージーランド行きの便はオーストラリアなどを経由し給油を行ったあと目的地へ向かう
  • 今回の件で欠航になった場合は全額返金
  • 宿泊費など航空券以外で発生した費用は保険会社と相談して欲しい。

最新の情報をゲットしておきましょう

今回の件だけに限った話ではないんですけど、飛行機に乗るときは、飛行機の遅れやキャンセルなどの最新の情報をゲットできるようにしておきましょう。

成田空港や羽田空港、関西国際空港、オークランド空港のフライト情報をチェックしたり、最近は航空会社が出しているスマホのアプリが最新の運行状況を通知してくれるので、ダウンロードしてもいいですね。

個人的にはその漏れた/漏れているジェット燃料が自然に影響出ないのか少し心配です。

いろいろ見ていると、実際の利用者たちの声があまり見えませんでした。空港や航空会社の対応、そしてその混乱の様子はあまり記事として紹介されていません。

間違いないのは旅行者は必要以上に移動に時間がかかりそうです。中には国内線が飛ばないことで国際線への乗り継ぎが上手くいかないなどの問題も発生しているかもしれません。

とにかく早くいろいろな問題が収束してくれることを願うばかりです。

スポンサーリンク

情報元:

Digger ‘scraped’ and ‘cut’ crucial jet fuel pipeline, affecting thousands of Auckland Airport travellers | Stuff.co.nz など

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS