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ニュージーランドを旅行していて、街なかで「バックします」と聞こえて「え?」と思ったことありませんか?
今回のお話しはニュージーランドを旅行中に見かける「車にまつわるあるある」についてです。
街中を歩いている時。レンタカーを借りて運転している時。
日本で暮らしていると見かけないような光景や、逆に日本を離れたはずなのに何故か日本を感じてしまうことなどに注目してみましょう。
あるある:日本車がとにかく多い
ニュージーランドに来るととにかく日本車を見かけます。
10台のうち6割7割が日本車と言っても過言ではありません。それもそのはずでニュージーランドは日本と同じ、右ハンドルの左車線だからです。
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では、日本車が多いとどんな光景を見かけるかというと。
街なかで聞こえる「バックします」
これは冒頭で触れたことですね。
その他にも「右へ曲がります」とか「左へ曲がります」といった音声や、「ドアが開きます」なんていう音声が聞こえてきます。
「〇〇運輸」「△△幼稚園」と書いてある車をよく見る
ニュージーランドでは、日本からたくさんの中古車が輸入・販売されています。
それらの車はキレイに塗装されることなく、そのまま使われていることが多いです。
そのため、街中で「〇〇運輸」と書いたトラックを見かけることがよくあります。
ウェリントンでは「ロゼット」という化粧品メーカーのトラックがよく走っています。現在は中国食材のお店が所有していて、ドアのところに「Yan’s Supermarket」と書かれています。
日本のナビが入っていて全く使えない
日本から輸入して、地図データはもちろん日本のもの。なので、ナビが全く使えません。ニュージーランド人の場合、日本語を全く読めないので時計の設定もされていないことも多いです。
実際、以前ホテルの受付をしていた時、「あなた日本人でしょ。日本車を買ったらナビの時間を変えられないから見てくれない?」と何度言われたかわかりません。
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文化的な違い
そして次のあるあるは「文化の違い」で生まれるあるあるです。
駐車場は頭から入れる
ニュージーランドでは車を停めるとき、頭から突っ込んでいきます。バックで入れる人もいますが、全体の割合でいったら10%くらいです。
駐車スペースが日本と比べて広いのでできることですね。
僕は完全にこの停め方に慣れてしまって、後ろで停めることができなくなってしまいました。。。
ウインカーを出さない人が多い
車を運転していて怖いのが、ウィンカーを出さない人が多いことです。
直進すると思っていて、急に自分たちがいる方に曲がってこられるとけっこう怖かったりします。
日本では走っていないような古い車をよく見る
ニュージーランドは中古車天国です。
10年前の車はまだ新車のような扱い(ちょっと言い過ぎ?)で、20年、30年物の車も普通に走っています。
またそれとは別で「ビンテージカー」に乗っている人も多く、春や夏にはビンテージカー好きが集まってツーリングをする姿を見ることもできます。
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ボロボロの車もよく見る
「古い車」「新しい車」関係なしで、ボロボロの車もよく見かけます。
前のバンパーが取れていたり、割られたガラスの代わりにビニールシートを貼っていたり、「これ車検通らないよね?」という車が本当に多いです。
走行距離が10万キロ超えは当たり前
日本で「走行距離10万キロを超えた車」といえば、かなり使い古されて中古車としても値段がかなり下がってきますよね。
ところがニュージーランドで「走行距離10万キロ」くらいの車はまだまだ高値で取引されます。20万キロ30万キロの車も当たり前のように見かけます。
4 SALEと書かれた車をよく見る
街を走っている車を見ていると「4 SALE」と張り紙がされていたり、窓ガラスにペンで書かれている車を見かけます。
これの「4 SALE」というのは「For SALE」、つまり売りに出ている車という意味です。
ニュージーランドでは中古車屋もありますが、個人売買が盛んでオークションサイトを使ったり、こういう形で通りすがりの人たちに買ってもらったりします。
ガソリンスタンドは基本「セルフ」
これは「あるある」とは少し違うんですけど、ニュージーランドのガソリンスタンドは基本的に自分でガソリンを入れます。店員さんが入れてくるところは少ないです。また灰皿を交換してくれたり、窓を拭いてくれることはありません。
日本人にとって運転しやすい国
ニュージーランドは左ハンドル右車線、しかも走っている車は日本車ばかり。
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なので、車を借りてもほとんど日本車です。
アメリカ車とかだと、右ハンドルでもワイパーとウインカーの左右が逆で、右折しようとしてウインカーを付けるつもりが、ワイパーが動いてしまうこともよくあると思います。
しかも、交通ルールも日本と大きく違うところはあまりありません。なので、車の運転はしやすいです。
またこういった似通っているところが多いからこそ「車文化の違い」に気が付きやすいので、旅行をしている時、ちょっとアンテナを張ってみてくださいね。きっといろいろな発見があるはずですよ。