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ニュージーランドはこれから春、そして夏になるとキャンピングカーで旅行する人たちをよく見かけるようになります。
キャンピングカーは移動手段としてはもちろん、宿泊施設としても使うことができるため、湖の畔にあるキャンプサイトで一晩明かすなど、車やバスで旅行するのとは違う魅力があります。
娘も2歳を過ぎて、そろそろキャンピングカーを借りて旅行ができそうなのでニュージーランドのキャンピングカーについていろいろ調べてみました。
どこで借りるのが良いか比較したいけど
ニュージーランドには大小40社弱のキャンピングカーをレンタルしている会社があります。以下の6社は比較的よく目にする大手です。
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これら1つ1つの会社を見て値段を比較するのは大変だなーと思っていたら、旅行期間や人数を入れるだけで、各社を比較できるサイトを見つけました。
興味深いことにこういった比較サイトはいくつもありますが、検索結果の画面はどれも瓜二つなんです。どうやら「各社比較できるシステム」をどこかが構築・提供していて、そのシステムがさまざまなウェブサイトで使われているようです。
ちなみに上で紹介したMotorhome RepublicとSkyscannerは同じシステムを使っています。そのため検索結果も値段も「ほぼ」同じです。
値段は車のサイズや設備で変わってくる
各会社によって値段やキャンピングカーの種類、また車に搭載されている設備はまちまちです。一概に「これが良い」というのはなかなか決められません。
いろいろ見ていくとこんな要素で値段が変わってくるようです。
- 利用時期
夏は高く、冬はWinter Specialとか格安のものがある。 - 利用日数
- 宿泊できる人数
2人乗りの小型が断然安い。4人乗りでもランクがある - 調理器具の種類
カセットコンロは安く、ガスキッチン台付きのものもある - トイレの有無と種類
小型の二人乗りタイプはトイレがない - シャワーの有無
- 冷蔵庫の有無とサイズ
安いタイプはクーラーボックスのみ完備のところもある。
実際の違いを比較してみる
例えば、JUCYという会社の場合、キャンピングカーの価格帯は3種類、それとモーターホームという大型が2種類あります。それらの違いを松竹梅と特上A、特上Bにわけて書き出してみました。
それと試しに「オークランド空港で6泊7日借りた場合の料金」も比較として入れてあります。
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梅(エスティマ)の場合
- 2人まで
- 冷蔵庫 18L
- ダブルベッド
- カセットコンロと調理器具
- 浄水のタンク 25L
料金:約1,100ドル(1日157ドル)
内訳:車代840ドル(120ドル×7日)+保険210ドル(30ドル×7日)+諸経費
竹(ハイエース)の場合
- 4人まで
- 冷蔵庫 80L
- 2口ガスコンロと調理器具
- 浄水のタンク 55L
- 簡易トイレ
料金:約1,550ドル(1日221ドル)
内訳:車代約1,280ドル(182.4ドル×7日)+保険210ドル(30ドル×7日)+諸経費
松(ハイエース)の場合
- 4人まで
- 冷蔵庫 50L
- 2口ガスコンロと調理器具
- 浄水のタンク 80L
- シャワー
- トイレ
料金:約1870ドル(1日267ドル)
内訳:車代約1,610ドル(230ドル×7日)+保険210ドル(30ドル×7日)+諸経費
特上A(Fiat Ducato)の場合
- 4人まで
- 冷蔵庫 100L
- 3つ口ガスコンロとオーブン
- 浄水のタンク 100L
- シャワー
- トイレ
- ガスヒーター
- 太陽光発電
料金:約2,500ドル(1日357ドル)
内訳:車代2,150ドル(307ドル×7日)+保険280ドル(40ドル×7日)+諸経費
特上B(Fiat Ducato)の場合
- 5人まで
- 冷蔵庫 90L
- 3つ口ガスコンロとオーブン
- 浄水のタンク 100L
- シャワー
- トイレ
- ガスヒーター
- 太陽光発電
料金:車代約2,560ドル(1日365ドル)
内訳:車代約2,217ドル(317ドル×7日)+保険280ドル(40ドル×7日)+諸経費
旅のスタイル次第でけっこう◎
日本から旅行に来てレンタカーを借りることを考えている人なら、キャンピングカーを借りる料金は一見すごく高そうに見えますが「宿泊代+レンタカー代」なので、車種によってはそんなに割高ではないかもしれません。
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ただし以前、キャンピングカーを使った人から聞いた話では、寝泊まりできるとは言っても、ホテルに泊まるのとは違って窮屈なので長く旅をする人は途中でちゃんとした宿に泊まったほうが良いそうです。、
それとキャンピングカーはシャワーを使ったり、下水を処理するためにキャンプサイトを利用する必要があるので、その時にキャンプサイトにあるコテージとかに泊まっても良いのかもしれません。
ちなみにレンタカーやキャンピングカーを無料で借りることもできます。
中には北島と南島を結ぶフェリー代やガソリン代の一部まで負担してくれるものまであるんです。
少し前にそんな記事を書いていますので、興味がある方はそちらの記事もご覧ください。
キャンピングカーでの旅行。いつかやってみたいと思いつつ、未だに実行できていません。旅行するときは記事にします!