これは朗報!移民法がさらに改定されて条件が緩くなりました

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つい先日、「改定された移民法の見直しが行われていますよ」というニュースを紹介したばかりですが、実際に移民法の改定が見直され、条件が以前より緩くなりました!

まだ「年収の縛り」はあるものの、条件が緩くなったので今まで「あ、このままだと永住権取得は無理かも…」と諦めていた人には希望の光が射したかもしれませんよ。

詳細は専門家に相談してください

Cell Reception

今回の移民法改定の改定。
以前よりもいろいろ複雑になっています。そのため正直僕にも詳細がよくわからない部分もあります。なので、今回は分る限りのことを「速報」という形で紹介します。

ちなみにニュージーランドでは正式なアドバイスは移民アドバイザーのみが行って良いことになっていて、一般の人がアレコレ言うのは違法となっています。

そのため、詳しくはニュージーランド公認の移民アドバイザーに相談されることをお勧めします。ただ急な発表なので今回の件は、移民アドバイザーも今は状況を把握している状態かもしれません。

急に発表になった「移民法改定」の改定

では、いったい改定内容がどのようなものだったのか見ていきましょう。

移民局のページ「Essential Skills work visa changes | Immigration New Zealand」とStuff.co.nzの記事を紐解いてみました。

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今年のはじめに改定が発表され、8月から施行予定だった移民法では、年間で「49,000ドル以上の収入がない人はSkilled Migrant Visaという永住権は取得できない」ということになっていました。

さらにその前に「IELTS 6.5の取得が絶対必要」となったこともあって、ニュージーランドへの移住は思いっきり狭き門となりました。

新たに導入された3段階のシステム

今回の改定では「49,000ドル」という1つのハードルではなく、3段階にハードルを分けることで移民法改定の条件を緩くしてきました。

その3段階というのは以下の通りです。

Beard and songs

High-Skilled

ニュージーランド人の平均年収の1.5倍(現在73,299ドル)の給料をもらっている人。73,299ドルということは日本円で600万円弱ということです。

この人たちは職種に関わらず永住権の申請ができる。

Mid-Skilled

ニュージーランド人の平均年収の85%(現在41,538ドル)の給料をもらっていて、なおかつANZSCOが定めるレベル1から3(※)の職種に付いている人も永住権を申請することができます。

今までの49,000ドルより賃金のハードルが低くなったので、以前少し触れた「年間245日働いて、平均8時間労働した場合の時給」が25ドルから21.2ドルにまで緩和されます。

(※)ANZSCOのレベル1から3の職種についてはあとで少し触れます。

Lower Skilled

Mid-Skilledの給料41,538ドル未満の給料をもらっている人は「3年間限定」のLower Skilled Essential Skills Visaというビザを取得することができます。ちなみにこのビザでは永住権を取得することはできません。

このビザは再びLower Skilled Essential Visaをビザを取得するためには、ニュージーランド以外の国で1年間滞在してから申請しなければなりません。

またこのLower Skilled Essential Skills Visaを取得している人の家族は、一緒にニュージーランドで滞在するためには3ヶ月の観光ビザで入国するか、もっと長く滞在したい場合は留学するなどして自身でビザの手配をしなければなりません。

ところでANZSCOのレベル1からレベル3ってどんな仕事?

上で触れたANZSCOのレベル1からレベル3の仕事っていったいどんな仕事なのでしょうか。

ANZSCOというのはAustralia and New Zealand Standard Classification of Occupationsの略で、簡単にいってしまえば、ニュージーランドとオーストラリア共通の職業を分類みたいなものです。

その分類のなかで仕事ごとにレベルが定められていて、レベルが1から3の職種の人で年収が約42,000ドルを超えていれば、永住権申請への道が拓けるということです。

具体的なレベルの例を見てみる

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ではイメージしやすいように具体的なレベルを見てみましょう。

多くの日本人が職場とする飲食店を例にとってみます。
例えばANZSCOによると、カフェのスタッフである「Cafe Worker」はレベル5(詳細)、そしてレストランの「Waiter」はレベル4(詳細)です。つまりカフェやレストランのウェイターやウェイトレスはレベル1-3のなかの職種ではないため、永住権申請の資格がないということです。

では、どうすれば良いのか?というと、「Cafe and Restaurant Manger」というマネージャー職があり、このレベルは「2」(詳細)、つまり永住権申請の資格があるということです。

ANZSCOの職種を調べよう

ANZSCOのレベル1からレベル3の職業は全部で700弱あります。それをここで全部紹介するのは現実的ではありません。なので、ここでは一覧が掲載されているページや、その職種の詳細を知ることができるページを紹介します。

あとはご自身でいろいろ探してみてください。

まずはニュージーランド移民局にあるレベル関係なく一覧が載っているページ。全部で1000以上の職種が載っています。

そしてレベル1からレベル3のみ載っているページ。

最後にそれぞれの職種について詳細な情報が載っているページ。

今回の改定でどう変わるのか。気になるところ

View from Papamoa Hill

今回の改定で地方から上がっていた不満の声は解決されるのでしょうか。

また「移住諦めよう」と思っていた人たちは戻ってくるのでしょうか。

個人的には今回の金額設定は絶妙なところを付いてきたのかな?という気がしてなりません。

現状のニュージーランドの最低時給は15.75ドルです。ウェイター・ウェイトレスが最低時給かそれに近い給料をもらっていたら、そのマネージャーは21ドルちょっともらっておきたいですよね。

でも、現実問題、移民ばかりが働いている飲食店のマネージャー職が「永住権を取らせてあげる」というニンジンをぶら下げられて最低時給か、それに毛が生えたような賃金で働かされていて、それがずっと問題になっていました。

永住権取得に年収のハードルを設けたのは、こういった問題も背景にあるからです。

そのため「最低時給が15.75ドル。ハードルは21ドルちょっと」という金額設定はある意味、ちゃんとスタッフを評価して、ちゃんとお給料を払っていれば問題のない金額だけど、今まで問題になっていた安い賃金で働かせる企業のもとでは永住権は取得できないということです。

今後も気になる情報が入り次第、皆さんに紹介していきます。

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