ニュージーランド人が思う「ニュージーランドを象徴・定義するもの」って何?

スポンサーリンク

皆さんは「ニュージーランド」と聞いたら、どんなことを思い出しますか?

きっとニュージーランドに何年か住んでいる人、ニュージーランドに興味を持って、実際に訪れたことがある人、さらに「ニュージーランドって聞いたことあるけど場所知らない」という人では、思い描くものがまったく違うものになってくるはずです。

では、実際にニュージーランドに住んでいるニュージーランド人に「ニュージーランドといえば、何を思い浮かべますか?」という質問をしたら、どんな答えが返ってくるのでしょうか。

実は先日、Statistics New Zealandという国の機関が、そんな調査を行い発表しました。その結果がちょっと興味深い内容だったので今日は皆さんにそんな話題をお届けします。

ニュージーランド人が思う「ニュージーランドといえば」

sheep in new zealand

国の機関Statistics New Zealandが2016年から2017年にかけて9000人を対象に、「What is important characteristics when defining New Zealand? 」、直訳すると「ニュージーランドを定義する時、重要な特徴(個性)はなんですか?」という質問をしましたという記事がStuff.co.nzに掲載されていました。

スポンサーリンク

つまり「ニュージーランドと言えばなんですか?」という質問をしたということですね。

自由回答だと回答がまとまらないので以下の10個から選ぶ形となりました。以下、アルファベット順。

  1. 農業と酪農 Agriculture and farming
  2. 芸術 Art and artistic achievements
  3. 環境 Environment
  4. 自由、権利、平和 Freedom, rights and peace
  5. マオリ文化 Maori culture
  6. 多文化主義(多国籍な文化) Multiculturalism
  7. 歴史 New Zealand History
  8. ニュージーランドの象徴 New Zealand symbols and icons
  9. 人 People in New Zealand
  10. スポーツ Sports

さて、この中でニュージーランド人が「ニュージーランドを象徴・定義する特徴はなんですか?」と聞かれて、何を選ぶと思いますか?写真をこの下に入れるので、ちょっと考えてから下にスクロールしてみてください。

Blue lake -- rotorua

さて、ニュージーランド人はいったい何を「ニュージーランドを象徴する・定義するもの」として選んだのでしょうか。

10位から順番に見ていきましょう。

10位:芸術 Art and artistic achievements
09位:多文化主義(多国籍な文化) Multiculturalism
08位:マオリ文化 Maori Culture
07位:ニュージーランドの象徴 New Zealand symbols and icons

マオリ文化はニュージーランドを象徴するものの1つに思えたんですけど、意外とランクが低くて驚きました。

スポンサーリンク

多国籍文化は現実がそうであっても、象徴するものではないのかもしれませんね。

06位:スポーツ Sports
05位:ニュージーランドの歴史 New Zealand History
04位:農業と酪農 Agriculture and farming
03位:人 People in New Zealand

6位のスポーツはスポーツというより「オールブラックス」といっても過言ではないですよね。ある意味、国が全面に押し出しているものであり、国民がもっとも盛り上がるスポーツではあります。

4位の農業と酪農は「羊」が含まれるので、「羊の国ニュージーランド」なんて言い方をするくらいなので、あながちズレていませんね。ちなみに年配の人ほど「農業と酪農」に票を入れる人が多かったそうです。

そして気になる1位は2つありました。なんだったのか見てみましょう。

01位:環境 Environment
01位:自由、権利そして平和 Freedom, rights and peace

これを見て、たしかにニュージーランドは平和で自由な国だなと思いました。「権利」も女性が初めて参政権を得た国であり、8時間労働、最低賃金が初めて制定された国だったり、労働者の権利が認められた国でもあるのであっています。

Milford Sound New Zealand.

スポンサーリンク

そしてもう一つが環境です。

実はこの環境が今回のニュースで一番フォーカスされていました。というのも、国民が自国を象徴するものであると考えているのに反して、自然環境は日に日に壊されているからです。

Forest & Bird」という団体のKevin Hagueは「国民はニュージーランドの生態系の健康状態を過大評価している」と語っていました。

というのも、残念なことにニュージーランド人が大切だと思っている自然(生態系)は危険な状態にあり、実際問題、ニュージーランドに生息する80%の在来種の鳥は絶滅の危機にあるそうです。

またリンカーン大学が去年行った別の調査で、70%の人がニュージーランド在来の植物や動物、魚は良い状態にあると感じていることがわかりました。ところが900種類の動植物は絶滅の危機に瀕し、2800種類の動植物は数を減らしたり、減らす危機にあるとのことです。

自然を大切にしているようでしていない面がある

Catle rocks in South Alps (1)

ニュージーランドは自然が多く、そこを打ち出しています。

でも、実際のところを見てみると自然を守り、よりキレイな国にしようと活動している人はごくわずかで、多くの人が「ただそこにあるもの」にあるもので、その本当の価値に気付かない、もしくは価値がわからなくなってしまっています。

スポンサーリンク

失ってから初めて気が付くのかもしれませんが、それでは遅いんですよね。

それと実際生活していて、普段の生活の中で自然を守る活動をするって何をして良いのかわからないというのも正直なところです。スーパーでプラスチックの袋をもらわないようにするとか、その程度でしょうか。

とはいえ、ゴミの分別はきちんとしても、そもそもその分別が自然にどこまで優しいのか、わかりません。

なので、「環境大国」を打ち出していく以上、国を挙げて自然を守っていく活動をして、国民が自然と環境維持に貢献できる仕組みが必要なのかもしれませんね。

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS