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日本人にとって、海外旅行や海外生活をしているとどうしても食べたくなるのが日本食。
皆さんは日本に帰ってきて一番最初に食べたいものはなんですか?
僕はその時々で違うんですけど、意外とシンプルに「真っ白ツヤツヤご飯と油揚げや豆腐が入ったシンプルなお味噌汁」とか食べたくなります。あとは寿司ですね。
こういった「自分の国に帰ったら、自分の慣れ親しんだものを食べたくなる」という気持ちはニュージーランド人も同じです。
先日、Stuff.co.nzというニュージーランドの新聞社に「There’s no taste like home: The foods Kiwis overseas miss most」というニュージーランド人が海外で恋しくなる食べ物が紹介されていたので、今日はそんな記事を紹介します。
ニュージーランド人が恋しくなるソウルフードは何?
情報元の記事では、ニュージーランド人にインタビューをする形で、海外に行って恋しくなる食べ物が何か紹介していました。
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そこでここでは同じ形で一人ひとりの声を意訳しながら紹介していきます。
Tasman Davids ロシア在住
私はマーマイトが恋しくなります。それとWattiesのトマトソース。Heinzのケチャップじゃダメ。それとクッキータイム。特に電子レンジで温めすぎたタブルチョコレート。
Laura McQuillan カナダ在住
私はKiwi Dipが恋しくなるわ。今年のはじめニュージーランドに一時帰国した時、実家で毎日Kiwi Dipを食べてた。だからカナダに戻るときreduced creamの缶と粉のOnion Soup、それとバーベキュー味のShapes(スナック菓子)を山ほど買って帰った。
補足:Kiwi DipというのはReduced creamと粉のOnion Soupを混ぜて作るペーストで、スナック菓子に付けて食べます。
James Munn シドニー在住
クライストチャーチのスブラキ屋「Dimitris souvlaki」のスブラキを食べたくなる。オーストラリアにはスブラキがないからね。
Jess Edwards ニューヨーク在住
カフェのキャビネットに入っている食べ物が恋しくなる。チーズスコーンとかどの家庭にもある材料で作ってあるやつ。ソーセージロールとか、パイとか、ラズベリーラミントンとか。
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Tao Lin 日本在住
Whittaker’sのチョコレート。それとホーキーポーキーが恋しくなる。
Gwen Dran ロンドン在住
Whittaker’sのチョコレート。前はMacadamia White Chocolateが好きだったけど、なくなってしまってからはCreamy Milk。あとはリンゴ。こっちもニュージーランド産のリンゴを買う。
Stacey Knott ガーナ在住
Vogel’s(パンやシリアルのメーカー)、フェイジョア、マーマイト、Whittaker’sのチョコレートが恋しくなる。
Renata Wiles ロンドン在住
Squigglesが恋しくなる!以前はそんなに好きじゃなかったけど、今ではすごく恋しくなる!あとはニュージーランド式のバーベキューも。
Ceri Benn イギリス在住
間違いなくRJ’s black licorice chocolate logs。リコリス(licorice)はヨーロッパのどこでも売っているけど、何か違う。
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育った国が違えばソウルフードも違ってくる
今回紹介したようなソウルフードと呼べるものは、生まれ育った環境で違ってくるのが面白いですね。
僕はニュージーランドに10年ほど住んでいますけど、どれ1つとして「ウェリントンに戻ったら食べたい」というものに入ってきません(笑 というより、そもそもReduced creamも、Onion Soupの素も買ったことすらありません。
きっと「安い」「高い」とか「美味しい」「不味い」とは関係なく、慣れ親しんだものからずっと離れると、人間はその味が恋しくなるんでしょうね。
それでいうと、ニュージーランドで生活していて美味しいうどん屋のうどんも食べたくなりますけど、どん兵衛のカップうどんが無性に食べたくなることがあります。それと同じでニュージーランド人もKiwi Dipとか食べたくなるのかもしれません。
こういうのはその国とその人の「食」がよくわかるので、面白いですね。知り合った外国人と「海外にいて無性に食べたくなる自分の国の食べ物ってある?」と聞いてみると盛り上がるかもしれませんよ。