ニュージーランドの子どもの自殺率や貧困に国連やユニセフが警鐘

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今日はニュージーランドのちょっと残念なニュースです。

ニュージーランドの子どもの自殺率や貧困の状態が世界標準で見たときに、非常に悪いと警鐘を鳴らされてしまいました。

そこで今回はそんな調査結果を紹介します。

国連やユニセフがニュージーランドを酷評

Tolaga Bay Wharf

国際連合(United Nations)が、ニュージーランドは経済協力開発機構やEUに加盟する41カ国を対象にした調査で、34位だったと酷評しました。

さらにユニセフ・ニュージーランドはPrudence Stoneはこのように語っています。

ニュージーランドは子育てで何らかの重要なポイントを見落としている/失敗している。

特に酷いのは子どもの自殺率。さらに子どもの貧困が多すぎる。子どもの貧困が多いことが複雑に絡み合って、状態を複雑化させている。そして食料が常になく不安定な状態は、生活に希望を失くし、自殺願望へと繋がる可能性もある。

さらに、そういった子どもの多くは家庭内暴力を経験し、このような状態の子どもたちがニュージーランドの子どもの大きな割合を占めています。

と指摘しています。

健康面・自殺率などを個別に見てみる

情報元のRadio New Zealandでは、ユニセフが行った調査結果から幾つかの項目をピックアップして、紹介しています。

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健康と自殺率

ユニセフの調査によると、子どもの健康保証と健康にいたっては、ニュージーランドは41カ国中38位と酷いものでした。

また2歳から14歳の子どものうち11%が肥満、さらに21%が太りすぎとのこと。

さらに15歳から19歳の自殺率は10万人に15.6人と世界でも酷い数値を出し、アメリカと比べて2倍、イギリスと比べて約5倍、さらに自殺率が少ない国イタリアやポルトガルと比べると8倍という恐ろしい結果に。
ちなみに同じ調査の日本の自殺率は10万人に7.4人なので、日本のちょうど2倍くらいということですね。

教育と家庭環境

ところがユニセフによると、教育システムは41カ国中15位と自殺のランキングから見ればいい評価にも関わらず、16%の子どもの親は定職を持たず(世界標準は8.97%)、あらに15歳以上19歳未満の日本でいう高校に当たる教育を受けていない子どもが7.1%もいるそうです。

個人的に思うこと

Island Bay, Wellington

今回の調査結果だけを見て「ニュージーランドで子育てをするのは危険」とか「うちの(ニュージーランドに移住した)家族、大丈夫かな?」、「留学中のうちの息子、呼び戻したほうが」とは思わないでください。

確かにニュージーランドの貧困や自殺率は、常にニュージーランド国内のニュースで取り上げられる深刻な問題です。ただ、それと同時にニュージーランドで問題になっているのが「格差」です。

ニュージーランドではDecileといって、世帯の所得や職業などを基準にニュージーランドの地域を10段階評価するシステムがあります。「10」が評価が高く、「1」が評価が低いという評価で、評価が低いエリアが今回の問題となっている人たちの住んでいるところですね。

ニュージーランドに住んでいる人や、これから住もうと思っている方、さらに家族がニュージーランドにいる方は、このDecileを見て各エリアがどんな感じなのかチェックしてみてください。

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