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先日、世界163の国と地域を対象にして、どの国が平和なのかを調査した「Global Peace Index(世界平和度指数)」が発表になりました。
その調査の結果、2014年から3年連続で4位だったニュージーランドが今年は2位に選ばれました!
そこで今回はそんなGlobal Peace Indexの調査結果を紹介していきます。
Global Peace Indexってどんな調査?
Global Peace Index、日本語だと世界平和指数という調査は、イギリスのエコノミスト誌が23の項目に渡って163の国と地域を対象に、各国の平和度をランキング形式で紹介しています。
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どんな項目を調査するのかをザックリ9つの項目にまとめると
- 対外戦・内戦の数や程度、死者数
- 近隣国との関係
- 人口に対する難民、追放者の割合
- 政治の不安定さ
- 政治テロの程度、テロ、暴動の潜在的可能性
- 殺人事件、暴力犯罪、犯罪収容者の数や程度
- 警察、治安維持部隊、軍人の人口に対する割合
- 兵器の輸入・輸出量や所持数・軍事力
- 国連などの介入度合い
こんな感じになります。
気になるランキングを見てみましょう
各国の総合ランキングをまずは見てみましょう。
国の右側に書いてある数字は去年の順位です。
01位 … アイスランド (1)
02位 … ニュージーランド (4)
03位 … ポルトガル (5)
04位 … オーストリア (3)
05位 … デンマーク (2)
06位 … チェコ (6)
07位 … スロバキア (10)
08位 … カナダ (8)
09位 … スイス (7)
10位 … アイルランド (12)
10位 … 日本 (9)
2位にニュージーランドが選ばれたのは、冒頭から紹介していましたが、日本が10位にランクインしたのは嬉しいですね!
平和度指数が高い=治安がいい国ではない
ここで気を付けたいのは、世界平和度指数が高いからといって、その国の治安がいいとは限らないということです。
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調査項目をもう一度見てみましょう。
- 対外戦・内戦の数や程度、死者数
- 近隣国との関係
- 人口に対する難民、追放者の割合
- 政治の不安定さ
- 政治テロの程度、テロ、暴動の潜在的可能性
- 殺人事件、暴力犯罪、犯罪収容者の数や程度
- 警察、治安維持部隊、軍人の人口に対する割合
- 兵器の輸入・輸出量や所持数・軍事力
- 国連などの介入度合い
隣国と戦争を始めたり、内戦が起こっていなかったり、国が膨大な量の兵器を保有していたら、その国の危険性が高く、逆にこれらの評価が良ければ、その国の安全なのはわかりますね。
ところが、この調査では街なかで発生する「殺人事件」などの重犯罪の数字は出てきても、軽犯罪の発生率については触れていません。
でも、意外と日常生活で「安全」「危険」を感じるのは、スリとかカツアゲ、置き引きに遭うといった軽犯罪の発生率あったりするんですね。
そういう意味では日本は世界一安全かも
「軽犯罪」という意味で考えると、日本は「世界一安全」と言っても過言ではないのではないでしょうか。
カフェの席取りでスマホとかカバンを置いていくなんて、ニュージーランドはもちろん、僕が過去に旅行した国ではあり得ません。
また人通りが少ない路地裏を1人で歩いたりするのも、日本だったら平気でも、ニュージーランドだと危険と言われるところがけっこうあります。実際、ロトルアで人通りが少ない道を夜歩いていた日本人が襲われたり、夜公園へいった日本人が被害にあったりしています。
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そういう意味で、日本は素晴らしい国ですね。
「Global Peace Index(世界平和度指数)」のウェブサイトでは、各項目ごとのランキングを表示させることができます。
また1つの項目だけでなく、気になる項目を複数選んで自分だけのランキングを作ることもでけいますので、いろいろ試してみてくださいね!