「生活の質で世界一」に選ばれたウェリントンに住んで実際感じること

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先日、イギリスが拠点の世界的な経済誌「ファイナンシャル・タイムズ The Financial Times」が「生活の質が世界でもっとも高い街」でウェリントンを1位に選びました!

そこで今日はその調査結果の内容と、実際にウェリントンに住んでみてどうなの?という話しを書いてみたいと思います。

「生活の質で世界一」に選ばれたウェリントン

wellington cable car

冒頭で紹介した通り、先日5月3日「ファイナンシャル・タイムズ」が行った「世界の室が世界でもっとも高い街ランキング」でニュージーランドの首都ウェリントンが堂々の1位に選ばれました。

もともとファイナンシャル・タイムズはイギリスに拠点を置く世界中で読まれている経済誌です。今回調べていてはじめて知ったんですけど、ファイナンシャル・タイムズは2015年に日本経済新聞社の傘下に入っています。

調査の対象となったのは8つの項目でした。

  1. 電力事情・電気代
  2. 治安
  3. ヘルスケア
  4. 生活費
  5. 収入に対する家の値段
  6. 通勤時間の平均
  7. 大気汚染の少なさ
  8. 気候

これらの8つの項目をNumbeoというクラウドソースや、さまざまな調査の情報を基に数値化しランキングとしました。

この調査ではトップ10のみ発表となっているので、まずはトップ10からご覧ください。

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  1. ウェリントン|ニュージーランド
  2. エジンバラ|イギリス
  3. ウィーン|オーストリア
  4. メルボルン|オーストラリア
  5. チューリッヒ|スイス
  6. コペンハーゲン|デンマーク
  7. オタワ|カナダ
  8. ボストン|アメリカ
  9. アムステルダム|オランダ
  10. シドニー|オーストラリア

数ある都市を抑えてウェリントンが1位に選ばれたのはすごいですね!そしてオーストラリアは2都市も入っているのにビックリしました。

Oriental bay in Wellington

さて、ウェリントンは各項目でどのような評価だったのでしょうか。

  • 電力事情・電気代 … 6位
  • 治安 … 12位
  • ヘルスケア… 23位
  • 生活費 … 28位
  • 収入に対する家の値段… 3位
  • 通勤時間の平均… 2位
  • 大気汚染の少なさ… 1位
  • 気候… 8位

トップ10の都市の各項目の評価を見たい方はThe Financial Timesのページ(英語)をご覧ください。

実際ウェリントンに住んでみてどう?

さてここからは僕自身が3年ちょっとウェリントンに住んでみて感じることを書いてみます。

電力事情・電気代 6位

まず「電力事情・電気代」については他の都市のことがわからないので、なんとも言えませんが安くはないと思います。家の暖房環境・気密性とも繋がってくるんですけど、冬場の電気代は笑えないくらいになります。2LDK相当のオール電化の家で1ヶ月に300ドル(24,000円)を余裕で越えます。

治安 12位

治安は悪くないと思います。
もちろん海外なので夜、街の中心地で大通りから外れた薄暗い路地を歩くのは危ないかもしれませんが、新聞・ニュースなどで大きな事件もほとんど聞きません。

ヘルスケア 23位

これは「ウェリントン」というより、ニュージーランドの医療システムの問題なんですけど、正直日本のほうが断然良いし、安いです。しかも、他の国もそうなのかもしれませんが、永住権を取得せず、数年の滞在となるとけっこう外国人には厳しいように思えます。

生活費 28位

Harbour Side Market in Wellington

生活費は高いです。ただこれもウェリントンに限ったことではなくニュージーランド全体に言える話です。

今回のランキングでトップ10に入るところは全て20位以上。デフレが進んでいる日本と比較するのはおかしいのかもしれませんが、日本に一時帰国する度に「日本って安いなぁ。ニュージーランドは高いなぁ」と実感します。

収入に対する家の値段 3位

「収入に対する家の値段」が3位なのは、すごく違和感がありました。

ウェリントンはニュージーランドのなかでもオークランドについで家の価格が高騰しているエリアです。ここ最近でいうとオークランドよりも高騰率が高いほどです。

では、なぜ順位がいいのか?はウェリントンはニュージーランドのなかでも比較的所得のいい人が多く住む街です。なので、収入が多ければ家の値段の割合は低くなるのは当然ですね。

例えば年収400万円の人が5000万円の家を買うのと、年収1200万円の人が5000万円の家を買うので割合は変わってきます。きっとその辺が関係してくるのでは?と勝手に思っています。

通勤時間の平均 2位

ウェリントンは街自体が小さいので、多少の渋滞があっても通勤時間は短めです。
とはいえ、ニュージーランドのなかで渋滞とか通勤ラッシュがある都市はほとんどありません。オークランド、ウェリントン、あとは大きめの都市でちょこっとある程度です。

大気汚染の少なさ 1位

ウェリントンは以前、「空気がきれいな首都」で2位に選ばれるなど、大気汚染が少ない都市としての評価されています。そもそも国の首都にもかかわらず、ウェリントンの人口は50万人。重工業もほとんどな街は森に囲まれているので、空気がキレイなのは納得です。

気候 8位

Waitangi Day at Waitangi Park, Wellington

気候は正直なところ「好みによる」です。

ウェリントンは夏は涼しく、冬は雪が降るほど寒くなることはありません。でも、冬は雨が非常に多く、また一年を通して風が強いです。世界でも有数の風が強い街です。

なので、夏は暑いのが好き!という人には向かなかったり、この強い風に慣れない人もいるかもしれません。

逆をいえば夏は涼しく雨が少ないのですごく清々しい日々が続きます。

ウェリントンは住みやすくていい街

ウェリントンは街の規模が小さく、全てがコンパクトに収まっています。
日常生活で必要なものはたいてい揃っているし、海も山も近いです。首都なのでオークランドや各都市への飛行機の便も多いのも魅力的です。

でも、家賃は安くありません。例えば我が家は2LDKに相当する家なんですけど、家賃は一ヶ月で1200ドル以上。日本円で9.6万円です。1200ドルなら安いくらいです。それと日本食を売ってる店は少ないし、値段はオークランドやクライストチャーチより高めです。

「住めば都」なんですけど、僕は3年住んでいますけど、家賃とか日本食材など多少のマイナスポイントはありつつも、ウェリントンがすごく気に入っています。

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