ニュージーランドの政党。エミネムの楽曲にソックリな曲を使い裁判沙汰

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今日は昨日からニュージーランドの各メディアだけでなく、世界中のメディアで取り上げられているニュージーランドの政党が引き起こしてしまったニュースを紹介します。

そのニュースというのは、ニュージーランドの政党が政党のキャンペーンソングにアメリカの歌手「エミネム」の楽曲そっくりな盗作を使ったというものです。

エミネムの盗作らしき楽曲を使ってしまった国民党

今回問題となっているのは2012年にニュージーランド政党National Party(国民党)が、選挙のキャンペーンCMのためにアメリカのミュージシャン「エミネム」の楽曲Lose yourselfそっくりな曲を使ったことです。

それがエミネムの目にも止まり裁判沙汰となっています。

「エミネムのLose Yourself」と聞いてもピンと来ない人も多いかもしれませんが、その曲を聞いてみると「あ、なんか聞いたことある」という方が多いと思います。僕もエミネムの曲はまったく知りませんが、この曲は知っていました。

問題となっているところから聞けるよう頭出しをしておきましたので、聞いてみてください。

聞いたことありませんか?独特なリズムですね。

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この曲は2002年にエミネムが主演した映画「8 Miles」の主題歌で、アカデミー賞やグラミー賞を獲得するなど、彼を代表する曲の1つです。

では、ニュージーランドの国民党が選挙キャンペーンのCMで使った曲を聞いてみましょう。時間がある方は2つの曲を何度か交互に流して聴き比べてみてください。

どうですか?完全にアウトな感じしますよね。

曲の全体的な感じはもちろん、途中で流れるピアノの雰囲気もソックリです。

楽曲を巡って高等裁判所で裁判中

High Court Building, Wellington NZ

現在、この曲を巡ってウェリントンにある高等裁判所で裁判が行われています。

エミネムの弁護士のGarry Williamsは、この曲の著作権を持つEight Mile Styleは国民党に使用許可を出していないことを理由に著作権侵害を主張している。

主張によると、この曲はエミネムの楽曲のなかでもヒットした曲の一つであり、権利について細心の注意を払っていること。またヒットしたがゆえの曲が持つ影響力もあって、この曲を商用目的などで使う許可はほとんどおろしていないそうです。

国民党はあくまでもこの楽曲はBeatboxという音楽会社が販売している曲を買って使っただけで、責任はない」と主張しています。

ところがそもそもこの曲は「Eminem-esque 意訳:エミネム風(ふう)」というタイトルで、2014年にこの曲を使うことに対して「大丈夫なのか?」と危惧するメールのやり取りを国民党内でしていたことが明らかになっています。

つまり国民党は問題を認識しつつも、「作曲者」や「販売元」に責任があると、責任転換することも視野に入れて、曲を使った可能性があるそうです。

次の選挙に向けた策略の1つ?

今回の事件。
数年前に政党のイメージアップのために使った曲が原因で、大人げない言い訳をしてみたり、国民党のイメージはけっこう落ちるのでは?という声があります。

実はニュージーランドは今年の9月末に総選挙が行われます。

先日の移民法の改定もその選挙に向けた動きの1つだと言われていますが、今回の事件も他の政党が国民党を陥れるために、発覚させたものなのかもしれません。

今後ももしこのニュースが興味深い方に動いたら、また紹介したいと思います。

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