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今日のニュージーランドの新聞サイトstuff.co.nzに「Christchurch’s Re:Start container mall may stay open until September クライストチャーチのRe:Startは9月まで開くかもしれない」という記事が掲載されていました。
そもそもなんですけど、「Re:Startが閉まる」いうニュース自体知らなかったので「え?9月まで延長してオープンってことは、もっと早かったの?」と思ったわけです。
そこでクライストチャーチのRe:Startの今後について調べてみました。
Re:Startは予定通りなら4月で閉店
今日のstuff.co.nzによると、2011年2月22日に大地震があって8ヶ月後の2011年10月29日にオープンしたRe:Startモールは今年の4月で閉店することになっているそうです。
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一時期「あと10年くらいやるかもしれない」なんていう話もありましたが、国有企業が所有していたRe:Startがある土地を再開発の業者が購入し、再開発に乗り出すところが決まって、その話もなくなりました。
そして新しいものを9月から作り始めることになって、4月でRe:Startは閉店するということになりました。ところがその開発を行う企業が「Re:Startを工事が始まる9月まで開けておいても良いのかもしれない。経営的にも4月から9月まで収入がないよりあったほうが良い」と考えたそうです。
今のところ上手く行けば4月以降、9月までRe:Startはやっているのかもしれませんね。4月以降クライストチャーチを訪れる予定がある方はチェックして見る価値がありますね。
ところでRe:Startがあった場所にオープンするのはいったい何なんでしょうか。
Re:Startの跡地にオープンするのはFarmers’ Market
Re:Startの跡地にオープンするのはFarmers Marketと呼ばれるモールのようなものです。建物の中に屋台やレストラン、カフェ、ショップ、さらにオフィスも入る複合施設です。
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5つの建物から構成されていて、建物は2階から4階建てになるとのこと。
今年の9月から今Re:Startがある場所をいったん更地にして、1年かけて作ることになります。
「Farmers’ Market」というだけに地元で採れた肉や野菜、ほかにもその土地で採れた野菜や魚、さらにクライストチャーチ周辺で作られワインやビールなどを取り扱うお店も軒を連ねることになりそうです。
楽しみな半面ちょっと切ないです
僕たち夫婦は2011年2月22日、クライストチャーチにいました。地震が起きた瞬間、自分たちがいたビルの上からガラスが降ってきたシーンは一生忘れることがないと思います。
そしてRe:Startがオープンしてから何度も足を運びました。自分たちが被災した場所に復興の光としてできたRe:Startがなくなってしまうのは楽しみな反面、ちょっと切ないです。
でも、地元に住む人だけでなく、観光客が買い物をしたり食事をして経済がまわっていくという側面で見た場合、復興という意味では人々が集まる場所というのは必要なんですよね。
新しいモールができたら運んで、この場でどんなところなのか皆さんにお伝えできたらと思います。