初めて鰹節を見たときの外人の反応とイタズラ


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この前、お好み焼きを見て思い出した話。

昔、ジャパレス(日本食レストラン)で働いていた。
そのお店には「焼きうどん」がメニューにあって、ときどき物珍しさから注文する外国人がいた。

料理ができて「焼きうどんでございます」とテーブルの上に置くと、よくこんな会話が繰り広げられた。

お客:「こ、これなに…?」
マシュー:「 Bonoto Flakes(鰹節)です」
お客:「Bonito flakesってなに?」
マシュー:「 乾燥させた魚の粉です」
お客:「でも動いてるじゃん…」
マシュー:「そうだよ、だって生きてるからね!」
お客:「…」
マシュー:「ごめんね、冗談だよ」

中には「これなに?虫?」とか「おがくず?」って聞いてくる人もいた。
そんなわけないじゃん。


でも、洋食で湯気が原因で動くものって見たことない。だから、湯気がものを動かすなんて想像できないのかもしれない。

それにBonito Flakeが何なのかすらわからない人も多い。
Bonitoと言えばスペイン語で「美味しい」だから、「美味しい粉」って言われたら余計わからない。

日本でレストランに行って見たこともないものが皿の上で動いているときに「この動いてるやつなんですか?」って聞いて「美味しい粉でございます」って言われたら、イラッとすると思う。
「そんな漠然とした答えじゃなくて、具体的に何か教えてくれ」っていうと思う。

こういう会話の流れになったお客さんの大半は、まず食べ始める前に鰹節をお皿の湧きにどけてからうどんを食べて、最後までほとんど手を付けない人が多い。中には食べて絶賛して帰る人たちもいる。

「生きてるからね」なんて言わなければいいのかもしれないけど、聞かれると言いたくてウズウズして言ってしまうことが多かった。

文化が違うって面白い。

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