マオリの暦。1月2月などの月をマオリ語でどうやって言う?

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年が明けてもう2週間が経ちましたね。つまり1年の1/24が終わったということです。

本当はもう少し早いタイミングで記事にしたいことがありました。それが今回のマオリの暦についてです。ところがテカポの取材旅行があったり、何かとバタバタしているうちに2週間が経ってしまいました。

あるとき、フッとマオリの暦が気になったことがありました。
マオリにはマオリの暦があります。毎年6月上旬から下旬にかけて「マタリキ Matariki」と呼ばれる新年を迎えるマオリ族。「新年」という考えがあるということは、マタリキの時期に年が明ける、つまり何かしらの暦を持っているわけです。

そこで「マオリ族の暦ってどんなものなんだろう?」と思って紐解いてみました。

マオリの暦は太陰暦。太陽暦と太陰暦の違い

Full Moon and Power Line

マオリ族が使っていた暦は、太陰暦が使われていました。

「太陰暦 たいいんれき」なんか聞いたことあっても、何だかよくわからないですよね。僕も「学校で習った気がするけどなんだっけ?」程度でした。

簡単に説明すると「太陽暦は太陽の公転、365日が基準」です。ところが「太陰暦は月の公転29.5日を12周した354日が基準となります。つまり太陰暦は太陽暦と比べて1年が11日も日が短かったんです。そこで中国発祥の「太陽太陰暦」というものが生まれ、日本でも江戸時代まで使われていました。太陽太陰暦は、基本的に太陰暦なんですけど3年に1回だけ「閏月 うるうづき」を入れて1年が13ヶ月にして調整するものです。

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それによって具体的にどうなるのか?などについてはここでは敢えて説明しませんので、興味がある方はGoogleなどで検索してみてください。

ここで頭の片隅に置いておいてほしいのは「マオリ族は太陰暦を使っていた」です。

マオリ族の暦 Maramataka

Calendar*

マオリ語で暦のことをMaramataka(マラマタカ)といいます。

1年の始まりは5月末から6月上旬の新月からです。この日をマオリ語の新年Matariki(マタリキ)というのは上でも少し紹介しましたね。

それでは暦の月をどうやっていうのか見てみたいと思います。

月の名前 時期 意味
Pipiri 5-6月 全てが凍りつく
Hongongoi 6−7月 非常に寒い。日が沈む前に火を起こそう
Here-turi-koka 7-8月 火をおこす努力が実り始める
Mahuru 8-9月 大地が暖かくなり、草木が活動し始める
Whiringa-a-nuku 9−10月 大地がかなり温まる
Whiringa-a-rangi 10-11月 夏。太陽が活発に活動する
Hakihea 11-12月 鳥が巣を作り始める
Kohi-tatea 12-1月 果物が実り、人々は新しい実りを食す
Hui-tanguru 1−2月 夏の星が大地で足を休める
Poutu-te-rangi 2−3月 穀物の収穫時期
Paenga-whawha 3−4月 藁が刈られ牧場で干される
Haratua 4−5月 穀物はすべて収穫され、1年を終えるとき

まるで日本の暦で1月を睦月、2月を弥生と呼んだのと同じように、マオリ語の暦も月に名前がついているんですね。

ちなみに5月から6月の「pipiri」は英語で「keep close together 近くに寄り添う」という動詞だったり、6月から7月の「Hongongoi」は「to crouch 見をかがめる」といった意味をもっています。

この暦を見ていくとマオリ族が以下に収穫を大切としていたのかわかりますね。

余談なんですけど、「Pipiri」のような呼び方ではなく、「第一の月」「第二の月」という呼び方もありました「Te Tahi 第一の月」「Te Rua 第二の月」「Te Toru 第三の月」です。Tahi Rua Toruは1、2、3という意味です。

頭の片隅で覚えておきましょう

これらを知ったところで生活が豊かになるわけでも、なにかの役に立つわけでもありません。でも、ニュージーランドのことが好きな方なら、ちょっと知って頭の片隅に「なんかそんなのがあったな」程度に覚えておいても良い情報かな?と思いました。

マオリの人たちは沖縄やハワイ、フィジーなどと同じ期限を持つといいます。もしかしたら、それらの民族のあいだでも同じようなカレンダーを使って、同じような呼び名があるのかもしれませんね。今度時間があるときにその辺も紐解いて紹介していきたいと思います。

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