[実体験]曇りの日の星空観測ツアーは楽しい!?|テカポ2泊3日取材旅行(2)

今回も昨日に引き続いてテカポのお話しです。

前回は11年前に初めて訪れたときと、先日訪れたときで気がついた街の変化を紹介しました。最近テカポへ行っていない方には「へー今はそんな感じなんだ」と興味深く読んでもらえると思います。

さて、今回はテカポと言えば、誰もが思い浮かべる「星空」のお話しです。とはいってもツアーの写真はありません。プライバシーの問題と、暗さが大切な星空ツアーではカメラの液晶も相手に迷惑がかかってしまうんですね。

その代わり、多くの人がちょっと気になる「曇りの日のツアーって楽しいの?」というお話しをしたいと思っています。

初日はあいにくのキャンセルに

テカポに到着した日。到着したとき曇天でした。夏のニュージーランドは晴れ間が多い上に、テカポの晴天率は70%もあるのに「曇天」でした。そしてもの凄い強風。

天文台があるMt Johnの入り口も強風で閉鎖されて、山の上に車では行けなくなるほどでした。(徒歩の道は封鎖できないので、徒歩では上がることができました)

初日のツアー集合時間は10時くらい。星空ツアーの会社Earth and Skyへ行くと「今回のツアーは強風のためキャンセルになりました」と。山の上は台風並みの強風が吹いていて、星は山の上で見るため安全の確保ができないとのことでした。

その代わり夜中1時のツアーなら空きがあるとのことで、夜中1時のツアーに振り替えてもらって、宿に戻って仮眠を取りました。そして12時過ぎに電話が鳴って取ってみると「Earth and Skyの◯◯と申します。誠に申し訳ございませんがご予約いただいていた1時からのツアーも強風のためキャンセルになりました」と。。。

窓から空を見てみると雲は出ているものの星は見えました。でも「強風」という新たな敵が現れてツアーはキャンセルになってしまったわけです。

二日目。曇っているけどツアーは決行

曇天・月が出るテカポ

二日目。星空ツアーのリベンジです。この日は午後9時過ぎまで晴れていたのに、ツアーが始まる時間の午前1時になったら、雲が出ていました。でも、Earth and Skyの事務所に行ってみるとツアーは行われることになりました。

そこでよぎったのは「夜中1時から3時までの2時間の星空ツアー。曇天でも楽しいのか?」でした。

結果を先に書いてしまうと「あっという間の2時間。けっこう満足できる2時間」でした。

まずツアーが始まる時間になると、夏にも関わらずモッコモコのダウンジャケットを貸してくれます。真夏でも山の上は寒いからです。実際、僕はウルトラライトダウンジャケットを着ていって、さらに貸してもらったダウンジャケットを着て挑んだのに暑くなかったです。むしろ快適な温度でした。

Red light, Earth and Sky

それとツアーに参加していることを証明する首から下げるもの。あとは暗い足元を照らしつつ、明るさで目がくらまないようにする赤いライトをもらいます。このライトは家に持って帰れます。

そしてEarth and SkyのバスでMt Johnの天文台へ行きます。天文台についたタイミングで天気は回復せず、結局曇りの中でツアーはスタートしました。ツアー中は南十字星の見かたを教えてくれたり、北半球では見れない星座を教えてくれたり、星座にまつわる話し、さらに普段は見ることができない施設のなかを見ることもできました。ボリューム満点でした。

満天の星が見れなくても大満足だった理由

ツアー中、雲が割りと出ていて天文台で満天の星は見れなかったんですけど、ツアーは大満足でした。どうして満天の星を見れなくても満足できたのか、あとで気がついたことがありました。

それはツアーで大切なのは上でも書いたようにガイドさんが、南十字星とか、夏の大三角形の探し方、星座や星にまつわるエピソードいっぱいのトークだったり、天体望遠鏡で普段見ることができない星の姿、例えば星雲や星団とか、木星の縞模様、月のクレーターを見ることができることなんですね。

満天の星を見て「わーキレイ」だけなら、ツアーでなくてもニュージーランド旅行中に見るチャンスはあります。

それに、天体望遠鏡は星をものすごくアップにして見るので、満天の星が出ている日でも、曇っていて星が見えるエリアと見えないエリアがある日でも関係ないんです。

友だち家族が訪れたら絶対勧めたいツアー

いきなり余談なんんですけど、体が冷えてきた頃にホットチョコレートを出してくれたときには、「さすが」と思わざるを得ませんでした。冷えた体に甘くて温かい飲み物は最高です。

さらに余談なんですけど、その日たまたまプロのカメラマンがいて、その方がツアーに参加している人の一眼レフを使って星空の写真を撮ってくれました。星は曇っていてイマイチだったんですけど、月の写真はメチャクチャ綺麗でした。

Moon in Tekapo

同じカメラなのになんでこんなに違うんだ?と、やっぱりプロが撮ると違うんだなぁと改めて驚きました。

今回、11年ぶりにツアーに参加して、星がきれいなことはもちろん「北半球と南半球の違い」を肌で体感することができます。さらに自分が「宇宙の中に浮かぶ地球という星に立っている小さな存在」と感じることができました。
そんな地球規模どころか宇宙規模の体験ができることってなかなかありません。

ニュージーランドに友人や家族が来たら、テカポへ行ってEarth and Skyのツアーに参加することを勧めようと思います。

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