やっぱりニュージーランド緩すぎる!国会でクリスマスソングの替え歌を歌う

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日刊ニュージーランドライフをよく読んでくれている読者の方なら、ニュージーランドが緩い国というのは、敢えてここで説明するほどではないと思います。

日本だとTPOを使い分けた言動、「空気を読む」ことがすごく大切といわれます。ニュージーランドも、もちろんそういったものはありますけど、日本が100ならニュージーランドは20くらいではないでしょうか。

そんな緩いニュージーランドの国会で、ある2人の議員が国会中にクリスマスソングの替え歌を歌ったことが話題になっています。

国会で替え歌を熱唱という珍事件

先日行われた国会で、Maori Party(マオリ党)のMarama FoxさんとUruroa Flavellさんが突然、有名なクリスマスソングの替え歌を歌いだすという珍事が起きました。

余談なんですけど、Maori Party(マオリ・パーティー)と聞いて、「マリオパーティー」?となった方いませんか?マオリ パーティーです。ちなみにPartyというのは、日本語の宴会を意味するパーティー以外にも政党とか党派といった意味もあります

とりあえず動画をご覧ください。
動画は全部で5分半あるんですけど、3分くらいから始まるようになっています。

とても国会の映像とは思えませんね。

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ちなみに歌っている内容はマオリ党の政策です。歌い出しの部分だけ英文を載せるとこんな感じです。

Santa baby, camping contributions under the tree.
It’s been an awful long year.
Santa baby, sign up to Maori Party tonight.

Santa baby, homes for all the homeless too, will do.
They’re sick of sleeping rough dear.
Santa baby, treats for all the children too.

Think of all the joy they’ve missed, think of all the dinners they should never miss.
Next year could be such a hoot, if you tick the Maori Party vote.

主に浮浪者のこと、貧困のことなど歌に盛り込まれています。

もちろん議員の全員が楽しんでいるわけではなく、映像を見ていても白けている人はいます。でも、途中笑いが起きたり、最後は拍手喝采で終わるあたりニュージーランドらしいです。

替え歌の元となった曲はEartha Kittという歌手が1953年に歌った「Santa Baby」という曲です。興味がある方はYoutubeで聞けますので、チェックしてみてください。

ところでニュージーランドの国会と言えばやっぱりコレ

ニュージーランドの国会といえば、このスピーチなくして語れません。以前、日刊ニュージーランドライフで紹介した「同性婚賛成派のスピーチ」です。

スピーチを意訳したものを掲載しておきます。とにかく内容が素晴らしいです。

私の有権者の中に聖職者がいます。
その聖職者が言うには、この同性婚を認める法案が通ったその日から同性愛者たちによる猛攻撃が始まるそうです。

ところが私にはそれがどんな猛攻撃なのかわからず戸惑っています。

例えば同性愛者たちが大挙してPakaranga Highwayを攻めてくるのか、それともガスか何かが押し寄せてきて聖職者や私たちを閉じ込めてしまうのでしょうか。

他にもカトリックの聖職者には「同性愛という不自然なものを支援している」と言われました。その意見、すごく興味深くないですか?

だって、彼らは「一生独身で禁欲」の誓いを立てているんですよ?(それこそ不自然じゃないんですか?)
まぁ、私はそういうことしたことないのでよくわかりませんけど。

また別の人には私は永遠に地獄の業火で焼かれると言われました。
でも、それは大きな間違いです。私は物理学の学位を持っています。自分の体重や体内水分率などを熱力学の方式に当てはめて計算してみました。もし5000度の火で焼かれた場合、私の体は2.1秒しかもちません。これを「永遠」とはとても言えません。

養子縁組について酷い主張も聞きました。中には恥ずべき主張がありました。
私には3人の素晴らしい養子がいます。だから養子がいかに良いかを知っています。

大半の反対意見は、一般の人、この法案が通ることで起こるかもしれないことを心配している人たちです。そういった心配や考慮を私は尊重しています。
彼らは自分たちの家族などに降りかかるかもしれない「何か」を心配しているんです。

繰り返し言わせてください。
今、私たちがやろうとしていることは「愛し合う二人に結婚を認めよう」としているだけです。たっだそれだけです。
外国に核戦争をしかけているわけではありません。農業を壊滅させるウイルスをバラ蒔こうとしているわけでもありません。

私には「愛し合うカップルを結婚させてあげる」という法案の何が間違ったことなのかわかりません。もちろん自分とは違う人を好きになれないのはわかります。それはかまいません。でも、なぜ反対する人がいるのかわかりません。

この法案に反対する人に言っておきます。

この法案が採決されたからと言って
太陽は明日も昇ります。ティーンエイジャーの娘はそれでも、知った顔をして何でも反抗してきます。あなたの住宅ローンは増えたりしません。皮膚病にかかったり、布団の中にヒキガエルが現れたりしません。

この法案が採決されても、世界は何ごともなかったかのように回り続けます。

だから、この法案で大騒ぎするのは止めましょう。

この法案が通ることは、影響がある人に取っては素晴らしいものです。でも、そうでない人に取っては人生は何も変わったりしません。

真剣さとオチャラケが混ざるって素晴らしい

今回紹介した2つのことを見て思うことがあります。

ニュージーランドでよく出会うのは真剣な場面、シリアスな場面でも、なぜか多くの人がリラックスしているんです。日本でよく見る「場をわきまえろ」という人はほとんど見かけません。

以前の職場は山道の国道沿いにあったので、年に年度も近くで事故が起こっては救急車やレスキューのヘリコプターが来ました。そんなとき大怪我を負っている人がいても、レスキュー部隊にピリッと張りつめた感じはありませんでした。

怪我人には真摯に対応して、それ以外の人には普通に話したり、時には笑ったりしていたほどです。

こういうリラックスした雰囲気は、生活していて息が詰まらないので、気持ちがすごく楽でいられます。日本人が学んだ方がいいところだなと日々感じます。

 

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