ニュージーランドの首相ジョン・キーが辞任。その理由がニュージーランド感満点

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今日の午後は各紙、ニュージーランドの首相ジョン・キーが辞任を発表したことで持ちきりになっています。

辞任が与える国政への影響などについても各紙で書かれていたりするんですけど、ここでは敢えてそのことにはあまり触れません。そういうのに興味がある方は新聞やニュースをご覧ください。

日刊ニュージーランドライフでは、ニュージーランドの首相ジョン・キーが辞任した理由がニュージーランドらしさ満点だったので、そのへんをを取り上げてみたいと思います。

ジョン・キー辞任のニュースの概要

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まずはニュース的な要素が強いジョン・キー辞任についての概要を紹介します。

この部分は興味ある方だけさらっとご覧ください。あまり興味がないかたは先に進んでもらってもいいと思います。

ジョン・キーは2008年11月にはじめて首相になりました。その後、2011年、2014年と再当選し、現在3期目、8年目です。このまま行けば4期目はどうする?なんていう話になったはずです。

ところが今朝、毎週月曜日に開かれる定例の記者会見で辞任する意志を発表しました。
会見の様子がFacebookにアップされていましたので、興味がある方はご覧ください。※もちろん全文英語です。

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来週12月12日にはジョン・キーが党首を務めるニュージーランド国民党(New Zealand National Party)は党員集会を開き、次期党首であり、次期首相になる人を決めるとのことです。ジョン・キーはこのことについて「判断は党に任せるし選ばれた人をサポートするが、現副首相のBill Englishが務めるのが良いと思う」と述べていました。

その集会のあと、正式に辞任することを党に申請し、2017年に行われる選挙の前に首相の座を降りるそうです。

ここまでが概要です。
では、どうしてジョン・キーは首相を辞めるのでしょうか。

ジョン・キーが辞める理由がニュージーランドらしさ満点

Governor Graeme Wheeler and Prime Minister John Key

ジョン・キーは会見でこんな風に答えていました。話していた内容をまとめると

リーダーをしていた期間、すごい経験(incredible experience)をたくさんした。この8年のあいだにクライストチャーチやカイコウラで大地震が起こり、ほかにもさまざまな大きな事故や出来事があったなか、それらをくぐり抜けてきました。

そして彼は感情をできるだけ抑えながら、でも気持ちが高ぶり声を詰まらせながら、こう続けています。

僕が首相としての時間を過ごすために、僕は僕がもっとも大切な存在、家族を犠牲にしてきました。妻のBronaghは1人で過ごす時間が増え、彼女にとって大切なイベントや用事があっても、僕は同席・参加することができなかった。

と今回の辞任の理由は家族にあったことを打ち明けたんです。

辞任後は、前職のヘレン・クラークのように国連で働いたりセず、国内に住むと述べ、さらに今後の予定は特に決まっていないけど、家族で旅行に行ったり今よりも静かな暮らしを楽しみにしていると述べていました。

首相辞任の理由が「家族」って素晴らしい

family on beach

首相でいるあいだ国のためにすべてを捧げ、忙しい日々を送ったジョン・キーが、家族を大切にしたいという理由で辞任するって、すごくないですか?日本でもし総理大臣がそんなこと言ったら、笑われてしまいます。

実際のところ、ジョン・キーが本当にそういう理由で辞任するかどうかはわかりません。

もっと大人の理由やとても人には言えない理由があるかもしれないんですけど、正直この際、「家族」を理由にしたのが本当か嘘かなんてことはどうでもいいことです。それよりも国の首相が記者会見で「家族を大切にしたい」と言ったその姿勢に感銘を受けました。

つい先日もニュージーランドの朝のニュース番組で司会をするPaul Henryが、母親の具合が悪いという理由で番組を数日休みました。ほかにも別のテレビ番組で「子どもが生まれるから」という理由で番組を休んだ男性出演者がいました。

日常でも、子どもや奥さんが風邪をひいたという理由で会社を休む夫がいたり、行事があれば率先して休みを取る姿を見ていると、家族の在り方、家族という存在の優先順位が日本とはまるで違うことに気付かされます。

ということで、今回は首相辞任に思う家族の在り方・家族という存在について書いてみました。

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