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今日は郵便局が運営しているちょっと素敵なことを見つけたので紹介します。
皆さんは「シークレットサンタ」って知っていますか?
国や地域によって多少のやり方とか呼び名は違うんですけど、シークレットサンタというのはクリスマスに行うプレゼントの交換方法です。
そのシークレットサンタをニュージーランドの国有企業である郵便局New Zealand Postが行っているというので、今日はそんな「郵便局が行っているシークレットサンタ」を紹介します。
シークレットサンタって何?
そもそもシークレットサンタを知らない人もいると思うので、どんなものか簡単に紹介します。
やり方は僕が知っている限り2つあります。
例えば友だち10人でクリスマスパーティーを行うとしたら。。。という設定で説明してみます。2つのルールに共通しているのは事前に予算を設定して、例えば3000円と決めたら、3000円以内でプレゼントを買わなければなりません。
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やりかたその1
1つ目は各々が予算内でプレゼントを1つ買ってパーティーに参加します。そして当日までお互いに何を買ったとか言わずに黙ってパーティーに参加。そしてパーティー当日にプレゼントを一箇所にまとめて、せーの!で自分が好きなプレゼントを取ったり、くじ引きでプレゼントを選びます。
このやり方はプレゼントを買うとき、誰が自分の物をもらってくれるのかまったくわからないのが良かったり悪かったりします。また誰が何をもらうかわからないので、開封後1回だけお互いが良ければ交換できるなんていうシステムもあります。
やり方その2
そしてもう1つのやり方は事前に参加する人が決まった時点で、参加者全員でくじ引きをします。引くものは参加者の名前が書かれた紙です。そしてくじに書かれた人へ当日までにプレゼントを用意し、パーティー会場に持っていきます。
当日はプレゼントと最初に配った名前の書かれたくじを回収し、プレゼント交換のときもは誰から貰ったのかわからないように、それぞれにプレゼントを配ります。
交換後に誰が買ったか発表することもあるし、そのまま黙っていることもあります。
郵便局が行うシークレットサンタ
郵便局が行うシークレットサンタはもともと2010年にSam Elton-Waltersという男性がTwitterを使って知らない人同士でプレゼントを贈りあおう!と1人で始めました。
最初の年は200人が参加、3年後には800人を越え、2013年にSam個人で運営できる規模ではなくなってしまったので、助けを求めたところ郵便局がSamと共同でシークレットサンタを行うことになったそうです。そして今年は約2000人が参加することになっています。
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やり方は簡単です。
- Twitterで @nzsecretsanta をフォローする
- Twitterのアカウントと郵便局 New Zealand Postのアカウントをリンクさせる
- 郵便局から「TwitterのAさん(Twitterアカウント。全然知らない人)にプレゼントを買ってあげて」と指示が来る
- 参加者は贈る人のAさんのTwitterを見て、10ドル前後のプレゼントを買う
- 買ったプレゼントを郵便局のシークレットサンタ私書箱に送る
- 郵便局がAさんに発送する
- 受け取ったプレゼントをTwitterにアップする
というものです。もらう側は「こんなものが好き」という買うためのヒントを送る側に向けて書いたりします。
I suppose I should tweet some #nzsecretsanta hints. I like beer, cider, chocolate, have a cat. ¯_(ツ)_/¯
— Adam Couper (@lokifer) November 21, 2016
意訳すると「シークレットサンタにヒントを書いたほうが良いよね。ビールやサイダー(お酒)、チョコレート、猫が好き」とツイートしている人がいます。
ほかにもこんな人も
https://twitter.com/MicaelaWessels/status/799914081754836992
好きなものをリストにしたりします。
ちょっとした幸せな気持ちを味わえる
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このシークレットサンタは、人によって「変なものが送られてくるかもしれない」とか「誰かわからない人からもらうのはイヤ」と思うかもしれません。そういう人にはきっとこの仕組はあわないかもしれません。
でも、このシークレットサンタにグッとくる人もけっこう多いのではないでしょうか。ちょっとした幸せな気持ちを味わうことができると思います。
正直ちょっとやってみたいと思ったんですけど、残念なことに今年の受付はすでに11月24日に閉まっていました。
もし興味がある方は以下のウェブサイトを来年またチェックしてみてはいかがでしょうか。
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