残念!ニュージーランドの子どもは英語圏でももっとも算数ができないという調査結果

今日のニュースは、これからニュージーランドに移住したり、すでにニュージーランドに住んでいて今後子どもを育てていきたいと思っている方にとって、興味深い、そして考えなければいけないことです。

先日、The Trends in International Maths and Science Study(以後、TIMSS)が世界57カ国、60万人以上の生徒を対象にした算数(Maths)と理科(Science)の学力テストを行ない、結果が発表になりました。

その結果が非常に残念なことになっていました。

算数と理科どちらも非常に悪い結果

Take notes

今回、TIMSSが行なった調査はYear 5(9歳)とYear 9(13歳)の子どもを対象に、算数と理科がどのくらいできるのかを調査しました。

その結果、算数は前回2010年に行なったテストと比べて大きな変化は見られませんでした。
ところが他の国は2010年と比べて成績をあげているところが多く、ほかの英語圏の国と比べてもっとも低い結果となりました。

9歳と13歳の子どもの6%が優秀な成績を収め、9歳の子どもの16%、13歳の子どもの15%が「下の下 below low performers」という結果でした。

また理科は13歳の理科はかろうじて英語圏最下位を逃れましたが、9歳のほうは英語圏で最下位という結果でした。

そして9歳の子どものうち6%が、そして13歳の子どものうち10%が優秀な成績を出し、逆に9歳そして13歳の子どもの12%が「下の下 below low perfomers」とのことです。

この「できる子とできない子」の差は2010年の調査時より開いているそうです。

気になる他の国の結果

Taking Time

ところでやっぱり日本がどうだったのか気になりますよね。

日本はかなりいい成績でした。

算数 9歳 … 5位
算数 13歳 … 5位
理科 9歳 … 3位
理科13歳 … 2位

これでもけっこう健闘してると思うんですけど、1位はどこなんだろう?と気になりますよね。実はすべての科目と年齢でシンガポールが1位を取っていました。すごいですね。

ニュージーランドの順位も一応紹介します。

算数 9歳 … 34位
算数 13歳 … 21位
理科 9歳 … 33位
理科13歳 … 16位

そのほか、良い結果を収めているのは香港、韓国、台湾といったアジア諸国で、意外だったのはロシアやカザフスタン、スロバキアなどが非常に良い結果を収めています。

ほかにも北アイルランド、フィンランド、ポーランドが上位に入っていました。

各国のスコアをGoogleシートにまとめてみましたので、興味がある方はそちらをご覧ください。ダウンロードすれば各項目ごとに並び替えとかもできますよ。

子どもがいる方は考える必要あり

小学校からずっと高校卒業まで日本にいる子どもと、ニュージーランドにいる子どもでは学んでくる内容ややり方がかなり違ってきます。

それら「内容」や「やり方」の違いが「良い」とか「悪い」というのは、自分自身正直わかりません。ニュージーランドの小学校でボランティアを数ヶ月やりましたけど、それでは判断できるものではありません。むしろ自分自身これから子育てをして学んでいくことだと思います。

ただこういった結果が出て「学力」と考えたとき、子どもに日本の教育を与えたいと考える方は、移住をする時「子どもの教育環境」はしっかり考えなければいけませんね。

ちなみにニュージーランドの文部省 Education ministryが今回の調査結果を受けて、この調査で行うテストの内容はニュージーランドが使っているカリキュラムより少し難しいとの述べました。ただ、もしその「難しい」問題を省いたとしても平均的なニュージーランドの生徒は問題の半分も解けなかったそうです。

ニュージーランドは地域や学校によって、教育や環境に大きな違いが出てくると聞いたことがあります。子ども連れで移住する場合は、その辺も要チェックですね。

今日はニュージーランドのあまりよくないところだったんですけど、これから移住を考えている方や、すでに移住している方に知っておいて欲しい内容だったので紹介することにしました。何かの参考になれば嬉しいです。

 

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