NZで「暮らす」ことで気付いた大切なこと | 写真家・富松卓哉のNZ紀行10

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皆様、こんにちは!ゲストライターの富松卓哉です。毎週月曜日、全11回に渡って紹介している「写真家・富松卓哉のNZ紀行」今回で第10回目となります。残りわずか2回となりました。

今回は、NZで「暮らす」という視点から気付いたことを書かせてもらおうと思います。コラムの第1回目では旅と暮らすことの違いについて少し触れましたが、世界一周を断念し、NZに長期滞在することを決めた理由はもっとNZで「暮らし」を体験したいと思ったからです。

1年半に渡るNZの「暮らし」を振返って、気付いたこと、そしてどんな心構えでいることが大切なのか。そしてその経験をどのように活かしてほしいか。そんなことについて書いていこうと思います。ワーホリや留学に行く方にぜひ読んで頂けたらと思っています。ぜひ最後までお付き合いください。

何気ない日常にある「小さな幸せ」

3ヶ月間の語学留学期間は、僕はNZでの「暮らし」を体験したわけですが、東京でしか暮らしたことのない僕にとっては毎日が新しい発見・気付きの連続で、毎日が新鮮でした。

語学学校卒業後、1ヶ月半に及ぶNZ一周の旅に出るわけですが同時に「働く」「WWOOFをする」ということにも強く興味を持つようになっていました。また旅を通してNZの圧倒的な大自然にもすっかり魅了されてしまった僕は、オークランド以外の街にも住みたいと思うようになり、比較的早い段階で世界一周を断念し、NZに残ることを決めました。

その後、場所を転々としながら、飲食店やファームで働いたり、WWOOFをしてみたりしたわけですが、仕事に関しては、この国では残業というものがまずないため、仕事を終えた後は、ホストファミリーや仲間と毎日、何かしらの会話をしていました。

そして週末はマーケットに足を運び、旬な食材を購入し、家族や仲間とホームパーティを楽しみました。もちろん街を歩けば、そこらへんにも美しい自然が広がっています。

またNZには高い建物がほとんどないため、空は広く、時間帯によって様々な表情を見せてくれます。あまりに朝焼けが美しいので早起きするようになり、街を歩く時はよく空を眺めました。空気が澄んでおり、街の光も少ないため、星空も本当に綺麗です。

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家の近くにお気に入りのカフェを見つけ、ほぼ毎朝通いました。日本では時間潰しや仕事をするためにカフェに足を運んでいましたが、NZでは純粋にコーヒーを楽しむため、店員との会話を楽しむために足を運んでいました。

そんなNZの1日はとても長く感じられました。24時間の長さは日本もNZも一緒なはずなのに、不思議なことに時間がゆっくり流れるんですね。

何気ない日常ではありますが、僕はここで生活を送ることで、日本では感じることのできなかった「心の安らぎ」というものを初めて感じることができました。そんな何気ない毎日の一瞬一瞬が、僕にとって素晴らしい想い出となりました。

「暮らす」という観点でNZを体験して欲しい

NZは日本と同じ先進国、同じ島国で、同じように四季があり、気候も似ているなど、身近に感じられる点が多々あります。しかし一方で、全く異なるライフスタイル、考え方をしているのが、僕にとってはとても興味深かったんですね。

似ているようで似ていない日本とNZ。例えばインドやアフリカの国々とは世界観が違い過ぎますが、日本とNZはほどよく親近感があるからこそ、ライフスタイルや考え方の違いなど、「暮らし」を通しての学びや気付きがたくさんありました。だからこそ、「旅」だけではなく、「暮らし」という観点からもNZを体験して欲しいと個人的に思っています。

NZで経験した「いいところ」について書いてきましたが、当然海外で暮らすことは、苦労すること・大変なことはとても多いです。差別ももちろんありますし、言葉の問題、トラブルにあった時、体調を崩した時。当たり前ですが日本での「常識」は全く通用しません。

どちらがいい・悪いという問題ではなく、両方の国の違いを知ることで、お互いの国のいいところ・優れているところを知り、それを自分の人生に生かすことが、海外を経験することの醍醐味だと僕は思っています。

大切なのは「心の在り方」

僕は1年半に渡るNZの滞在を経て、最も学んだのは「心の在り方」だと思っています。ここに暮らす人がなぜこんなにも幸せそうなのか、笑顔が豊かなのか。自分なりにずっと考えてきました。

今でもNZの暮らしがたまらなく恋しくなることもあります。ただ、日本で暮らすにしても、NZで暮らすにしても、最も大切なのは「心の在り方」だと思っています。もし「NZのあれは良かった、ここが良かった」と思いながら日本で暮らしていると、日本の悪いところばかりにフォーカスして生きることになります。日本でしか楽しめないこともたくさんあります。

極端にどちらかを否定する人もたくさんいますが、どちらがいい・悪いではなく、「何にフォーカスして生きるか」、それが大切だと思います。

僕はNZではとにかく動きやすい服装にフォーカスして、オシャレはほとんど気にしませんが、日本では純粋にオシャレを楽しみます。NZの旅ではトレッキングをメインに楽しみますが、日本ではご当地グルメや文化遺産を楽しみます。

僕は日本という国に生まれたこと、そしてNZという国で暮らすという経験ができたことは人生において最も素晴らしいことの1つだと心から思っています。ぜひ、1人でも多くの人が、NZでの「暮らし」を体験してくれたらと思います。

次回の予告

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。「暮らす」という観点からNZの魅力をお伝えさせて頂きましたが、いかがでしょうか?

いよいよ次回「写真家・富松卓哉のNZ紀行」最終回となります。最終回は僕がNZの経験を通して見つけた夢、今後の活動について書いていきます。なかなか一歩踏み出せない人のために、やりたいことをやれる素晴らしさ、豊かさ、そんなことをお伝えできたらと思っています。来週また皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

富松卓哉 「NZ写真展&トークライブ」スケジュール

総動員数1000人を目指して。NZ写真展&トークライブ「Less is More -より少なく より豊かに-」を2016年10月より日本全国ツアーをスタートさせました。

10/8(土) 福岡 「FUCA」 終了
10/9(日) 佐賀 「CAFE木と本」 終了
10/10(月・祝) 熊本 「未来会議室」 終了
10/29(土) 名古屋 「TOLAND」 終了
11/20(日) 横浜 「さくらWORKS」
11/26(土) 大阪 「会ふ afu 大阪の古民家」
11/27(日) 京都 「ビアバル QOO」
12/3(土) 東京 「SOOO dramatic & reboot」

※詳細はFacebookにて随時アップしていきますので、そちらをご覧ください。写真展詳細はこちらから→

プロフィール

富松卓哉(トミマツタクヤ)

フリーランス・フォトグラファー
日本とニュージーランドを繋ぐ「スウィートアズ」代表
Facebook | instagram

1986年生まれ。会社員時代、体調不良をきっかけに退職。「世界一周」を夢見て、1カ国目にニュージーランドへ。数カ月の滞在予定が、NZの大自然やライフスタイルに魅了され、結局1年4ヶ月間滞在。帰国後、2度にわたるNZ写真展&トークライブを開催。現在は日本とNZを行き来しながら、NZでの生活で学んだ「自分らしく自然体で生きる」こと、「Less is More」というライフスタイルを実践、伝える活動をしている。

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