ニュージーランドの移民法が変わります。今後2年間は厳しくなります

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今日、Immigration New Zealand(ニュージーランド移民局)のニュースリリースのページにビックリするようなことが掲載されていました。

これからニュージーランドに移住をしようとしている人は、今回の記事これから紹介する記事はもちろん原文を読んだり、専門の人に相談したほうが良いかもしれません。

先に書いておきます。今後、2年間は永住権が取りづらくなりそうです。

明日から移民への道が一気に狭くなる

Auckland Ferry Terminal

今日発表になったImmigration New Zealandのニュースリリースによると、明日よりニュージーランドの移民法が大きく変わり、永住権取得への門が大きく狭くなってしまいます。

今回大きく変わるのは2つの永住権です。
1つは多くの日本人が取得している「Skilled Migrant Category」と呼ばれる技術職向けの永住権。そしてもう1つが「Family Category」という家族を呼び寄せるための永住権です。

Skilled Migrant Category(技能部門)で変わったこと

まずは技能部門(Skilled Migrant Category)からです。

ポイントの最低ラインが160ポイントに

Skilled Migrantで今まで必要とされていた140ポイントから20ポイント増えて160ポイント必要になります。

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英語でIELTS6.5が必須に

今までは「IELTS6.5か、それに相当する英語力を証明すること」と定められていました。

今までは以下のようなものがIELTS6.5に相当する英語力として考慮されていたみたいです。

  • 国の資格を取っている
  • 1年以上ニュージーランドで技術職(Skilled employment)として働いている
  • その他、申請者の国の母国語や、過去の職歴の英語環境などを考慮

そのため、僕はニュージーランドで筆記と面接がある試験をクリアして資格を持っていたり、ニュージーランドのホテルで3年以上の経験があったので、それが「IELTS6.5相当」と判断されて試験を受けずに済みました。

ところが今後は「IELTS6.5相当の英語力」が認められるのは以下のどれかが必要になります。

  • カナダ、アイルランド、イギリスの市民、もしくはアメリカで5年以上の就労経験がある、もしくは上記の国もしくはオーストラリア、ニュージーランドで5年以上の留学経験がある
  • ニュージーランドのレベル7以上に相当する学士号をオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、アメリカで2年以上かけて取得している
  • ニュージーランドのレベル8以上に相当する資格をオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、アメリカで1年以上かけて取得している

もし当てはまらない場合はIELTS6.5以上のスコアを取らなければなりません。

来月11月からはIELTS以外の試験でも「IELTS6.5相当」が認められればOKとなります。今のところ認められている資格は以下の通りです。.

  • TOEFL iBT / 必要スコア:79
  • Occupational English Test(OET) / 必要スコア:B
  • Cambridge English First(FCE)とFCE for Schools / 必要スコア:176
  • Peason Test of English: Academic (PET:Academic) / 必要スコア:58

日本で聞いたことあるのはTOEFLだけでした。ほかははじめて聞きました。

すでにEOIが通っている人はどうなる?

すでにEOIを通って、本申請の準備をしている人はこの話を読んでドキドキですよね。「まさかこのタイミングで…」となると思います。

でも、ご安心ください。すでにInvitationが来ている人は今までどおりのルールで審査してくれるそうです。ただし、決められた期日までに提出しない場合はやり直しの可能性があるそうです。

もちろんすでにEOIが通って申請してある人も大丈夫です。

家族ビザでも大幅な変更があります

Rotorua Museum

家族ビザ(Family Category)でも移民の門は狭くなってしまいました。

まず、家族ビザは今まで年間で5,500人程度受けていたそうです。それが半分以下の60%以上少ない2,000人になります。さらに永住権や市民権保持者の親に対して発行されていたParent Categoryは一時的に受け付けなくなります。

とりあえず2年間はこのまま

今回の変更は今後2年間変わらないそうです。ただ移民局のニュールリリースでは「今後このまま据え置きにはしない」と書かれていました。つまり、ハードルが下がる可能性もゼロではないということです。

とはいえ、それを待っているわけにもいかないでしょうし、今まさに移住に向けて動いている人たちは施策をいろいろ考えていかないといけませんね。

取り急ぎ効果があるかもしれないのは、オークランド以外の都市に住んで永住権を申請することですね。これだけで30ポイント加算されます。つまり140ポイント取ってオークランドに住みながら永住権を申請しようと考えていた人は、別の都市に住めば30ポイント増えるのでまったく問題ありません。

もちろんオークランド以外は仕事が見つかりにくいなど別の問題は出てきますけど、「30ポイント」は大きいので、なんとかしたいところですね。

あとは英語ですね。IELTS6.5はけっこうハードルが高いです。
日本人はスピーキングとライティングが特に苦手な傾向があるので、その辺を重点的にやっていく必要が出てくると思います。あとは試験対策も必要になってくるので、学校に通うなどしたほうがいいですね。

とりあえず前進あるのみです

今回の変更で永住権が遠ざかる人も多いはずです。
でも、何かしら道はあるはずです。来年取れるはずだった永住権が2年後3年後に変わるだけかもしれません。

ここで悲観しないでとにかく前に進んでいきましょう。

今後も今回の件に続報があれば紹介していきます。

情報元

New Zealand Residence Programme policy changes

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