スポンサーリンク
海外に行って土地勘がない場所で宿泊するホテルや、行きたいレストランを探すのってけっこう大変ですよね。その探しながらウロウロするのも楽しみの1つだったりするんですけど、急がないとレストランの予約に間に合わない!とか最悪のケースだと飛行機に乗り遅れる!という状況だと、「探しながらウロウロ」は楽しめません。
今日はひょんなことから知ったGoogleマップの道案内(ナビ)をインターネットに繋がないで使える、つまり日本のスマホでも海外でナビとして使える方法を紹介します。このやり方なら海外に行っても道順を表示してくれるので、もう道に迷う心配はありません!
いきなり余談です
いきなり余談です。「余談は興味ない!」という方は、ここを飛ばしてください。
我が家ではここ何年も「Tomtom」という会社のカーナビのiPhoneアプリを使っていました。アプリを購入してずっとアップデートして使っていたんですけど、最新バージョンになったら「1ヶ月50キロまでは無料だけど、追加はお金を払ってね」と改悪されてしまったんです。
スポンサーリンク
金額は1年で30ドルくらいなので大したことないんですけど、何がイヤってお金を払って、距離制限とかないものを買ったのに、気が付けば毎年お金払わないといけないように改定されたことが嫌でした。
しかも遠出をしない限り1ヶ月50キロ走るか走らないかです。遠出は1年に何回かしかしません。その年に何度か「足らなくなる距離」のためにお金を払いたくないというケチ根性が出ました(笑
そこで候補に上がったのがGoogleマップでした。SIMカードが入ってないiPhoneにGoogleマップを入れてカーナビとして使えないか?と思い立ったわけです。そして実際やってみたらまったく問題なくできました。
Googleマップをナビ代わりに使う方法
さて。余談も終わったので本編にいきましょう。
通常、スマホを使ってGoogleマップに道案内をさせるときはインターネットに繋がっていないといけません。ところがGoogleマップには「オフライン」機能があるんです。このオフライン機能を使えば、海外、ニュージーランドにいてもGoogleマップをナビ代わりに使うことができます。
やりかたは簡単です。まずGoogleマップのスマホ版をダウンロードしましょう。ここからはiPhoneの画面を使って説明しますが、Androidのスマホも似た感じで設定できると思います。

まずGoogleマップを起動します。そして右上の三本線のところをクリックします。すると左からメニューが出てくるので「オフラインエリア」をクリック。そして右下にある「+」ボタンを押します。
スポンサーリンク
すると「どのエリアをダウンロードするか」聞かれるので、ズームイン&ズームアウトを使って、ダウンロードしたいエリアを選びましょう。

ちなみにダウンロードするエリアを広げすぎると、画面右下の「ダウンロード」ボタンが押せなくなります。「ダウンロード」を押すと「エリアの名前」を付けたあとでダウンロードが始まります。
ちなみに南はウェリントン、北はパーマストンノースのこのエリアでデータ量は45MBです。
Googleマップの便利なところ
オフラインを使ったGoogleマップの便利なところがいろいろあります。
スマホの通信データを使わないのがGOOD

日本のスマホでも日本にいるときや、ニュージーランドに来てWi-Fiがつながる環境で、事前に地図データをダウンロードしておけば「機内モード+Wi-Fiオン」で位置情報を得ながらナビしてくれます。
我が家では上の写真のように、SIMカードが刺さっていないiPhoneを「機内モード+Wi-Fiオン」にしてGoogleマップをナビとして使っています。
ちなみに地図データは「1ヶ月」しか保持できません。それ以上使いたい場合は更新すれば、さらに1ヶ月使えるようになります。
スポンサーリンク
日本語でナビしてくれる
海外でナビを借りると音声は当たり前なんですけど、英語です。
「海外で運転」という慣れない環境で運転するのに「ナビが英語」となったらテンパりますよね。ところがGoogleマップは日本語でナビをしてくれるので安心です。
ラウンドアバウトを「ロータリー」というので、「次のロータリーを左折してください」と言うのはちょっと笑えます。
スマホが圏外でもナビをしてくれる
ニュージーランドの南島、クライストチャーチから西海岸に抜けるArthurs PassやLewis Passなど主要道はけっこう広範囲で携帯の電波が入りません。
ところがオフライン機能を使って事前にデータをダウンロードしておけば「圏内」とか「圏外」を考えずに使うことができます。
翌日以降のプランも練りやすい&表示がスムーズ
車から下りていざ宿泊施設やカフェ、レストランで「明日どうする?」とプランを決めるとき。
ニュージーランドの山奥に行ったり、ネットが不安定なところでは地図の表示に時間がかかったりします。ところがオフライン機能を使えば、そもそもネットに繋がなくても地図は表示されるので、いつでもどこでも地図を見ることができます。
スポンサーリンク
さらに地図データはダウンロード済みなので、表示がものすごくスムーズです。
国によって対応非対応があります
ちなみにこの「オフライン機能」はニュージーランドは地図をダウンロードできますが、日本はできません。国によって「対応・非対応」があるみたいです。
ちなみにちょっと見てみたところ、以下の国ではオフライン機能が使えます。ほかにも200カ国以上の国と地域に対応しているそうです。
- オーストラリア
- アメリカ(ハワイももちろん含む)
- カナダ
- 香港
- 台湾
- インド
- ヨーロッパ諸国
- ロシア
- 南米諸国
- 南アフリカ
- 南極大陸
逆に以下の国では使えませんでした。
- 日本
- 韓国
- 中国
- タイ
- エストニア
完璧ではないけど十分な機能
Googleマップのオフライン機能は徒歩のルート検索ができなかったり、カーナビとは違うので「道の制限スピード」はわかりません。でも、徒歩なら目的地の方角がわかれば、そんなに迷うことありませんね。
それにオフラインの状態で見れる地図が手元にあるというのは、なんとも頼もしいですね。ちなみにiPadの場合、WiFiのみのモデルはGPSが付いていないので現在地がわかりません。iPadをナビ代わりにしたい場合はCellular model(セルラーモデル)が必要です。
ほかにも海外で使える無料のアプリはあるんですけど、いろいろ使ってみて便利だったのが、Googleマップでした。
スポンサーリンク
次に海外へ行くときはぜひ地図をダウンロードして行ってみてくださいね!