誰もが魅了される「世界一美しいNZの星空」| 写真家・富松卓哉のNZ紀行04

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皆様、こんにちは!ゲストライターの富松卓哉です。毎週月曜日、全11回に渡って紹介している「写真家・富松卓哉のNZ紀行」、今回で第4回目となりました。いつもご覧頂き、ありがとうございます。

今回のテーマは、たくさんの人を魅了している『NZの星空』。

今、この記事をご覧いただいている皆様は、「ニュージーランド」という国に何らかの興味があって読んで頂いていることかと思います。誰もが感動する圧倒的な大自然、家族や仲間を大切にする文化、エネルギー溢れるファーマーズマーケットなど、NZが好きなところや興味を持った背景は、一人一人異なるかと思います。僕も、NZの好きなところを全て挙げていたらキリがありません。

僕自身、写真展やセミナーを通して、たくさんのNZが大好きな人達とお会いしてきましたが、NZの魅力を伺うと「本当に星空が綺麗な国ですよね!」と答えてくれる人がすごく多いです。NZを初めて訪れる人も、ほとんどの人が「テカポで星空を見たい!」と言いますよね。

というわけで今回は、誰もが魅了される「ニュージーランドの星空」についてご紹介していきます。僕自身もたくさんの場所で、満天の星空と出会い、たくさんの写真を撮ってきました。その写真をご紹介するとともに、なぜNZの星空はこれほどまでに美しいのかなども含め、簡単にご説明していきます。

それでは、世界で最も美しいと言われる星空へ、皆様をご招待致しましょう。

NZで星空と言えば…

まず星空と聞いて、皆さんの頭に真っ先に思い浮かぶのは「レイク・テカポ」かと思います。レイク・テカポと言えば、何といってもあのミルキーブルーの湖。本当に息を呑むほど美しい湖です。

テカポには、世界最南端の天文台があり、日本語による天体観測ツアーにも参加できます。天文台のある敷地内での撮影は禁止されているため、この写真はその周辺から撮ったものですが、宇宙にはこんなにもたくさんの星があることに驚かずにはいられません。

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「天の川」はもちろんのこと、日本では見ることのできない「大マゼラン雲」(写真右上の雲のようなかたまりの大きい方)と「小マゼラン雲」(小さい方)も見ることができます。地球から大マゼラン雲までは約16万光年、小マゼラン雲までは約20万光年の距離があるそうです。もはや頭では理解できないような月日と距離ですね…

こちらはレイク・テカポの湖畔から撮った1枚です。右下には「善き羊飼いの教会」がありますが、その周辺は、人で溢れており、人がいない状況で撮影するのは正直なかなか難しいです。僕が撮影したのはちょうど夜中0時を回るころでしたが、それでも人で溢れていました。
聞いたところによると、夜中2時過ぎになれば人はほとんどいなくなるみたいです。体調と相談しながら、ぜひ星空ウォッチングを楽しんでみてくださいね。

また冬場のレイク・テカポでは、運が良ければ南極方面にオーロラが見えることもあるそうです。僕はまだ残念ながら遭遇したことはありませんが、いつか必ず見てみたいですね。

星空が美しいのはレイク・テカポだけではない

「レイク・テカポに行ったら、星空を見てみたい!」とおっしゃる人がたくさんいるのですが、美しいのはレイク・テカポだけではないんですね。ここ以外でも、息を呑むほど美しい、満天の星空が見えるところがたくさんあります。他にも撮った星空の写真を数枚紹介していきますね。

これは「アカロア」へ向かう途中の道から撮った写真です。頂上から撮影したため、ここには360°満天の星空が広がっていました。流れ星も何度見たか、覚えきれないほどでした。しかもここでは2日連続、こんな星空を見ることができたんですね。

こちらは南島の最北端に位置する「ケネプル・サウンズ」というところから撮った1枚です。僕がNZで一番好きな宿がここにあるのですが、周りには光がほとんどなく、毎晩のように美しい星空を見ることができます。

こちらは「カイコウラ」付近の海沿いから。仲間とキャンプファイヤーを楽しんでいた時に撮った1枚です。海抜0mでも関係なく、こんな星空を間近に見ることができます。

なぜNZの星空はこれほどまでに美しいのか?

天気さえ良ければ、季節問わず、こんな満天の星空を当たり前のように、いつでも見ることができるNZ。しかし、なぜNZではこれほど綺麗に星空が見れるんでしょうか?その理由は、大きく分けて3つあります。

まず、1つ目の理由として、地球上でのNZの位置。どうやら、星が密集しているのは南半球だそうです。日本では見ることのできない星や銀河も、NZではたくさん見ることができます。

そして、2つ目の理由が、空気が澄んでいること。特に大自然の広がるNZでは、空気中のダストが少なく、比較的乾燥して澄み切っていることから、とても星が見えやすいようですね。

3つ目の理由は、街の光がほとんどないこと。NZは人口が少なく、本当に小さい街ばかりなので、ちょっと田舎まで行けば、人工的な光はほとんどありません。

世の中には、色んな形の「贅沢」がありますが、僕にとって、こんなにも美しい星空を眺めることができるのは、お金にも決して換えることのできない、最高の贅沢の1つです。ぜひ、NZを訪れた際は、時間を作って、星空を眺めてみてくださいね!

より綺麗な星空を見るための3つの条件

最後に、より綺麗な星空をみるための3つの条件をお伝えしようと思います。

その1:天気

まず何よりも天気。雲がかかっていてはどうしようもありません。これは運に任せましょう(笑)

その2:時間

NZの夜で最も明るいのは「月」。空気が澄んでいる分、日本で見る月よりも、はるかに明るく見えます。そのため月が出ていない「新月」の時間帯を予め調べておくと、月の明るさに邪魔されることなく、満天の星空を十分に楽しむことができます。Googleで「場所名(英語)/moon phase」など検索すれば、月が上がる時間帯、新月の時間帯などをすぐに調べることができますので、星空観賞をする前に調べてみることをお勧めします。

その3:場所

NZの街は小さいため、少し街から離れ、光がないところへ行くだけで、星の見え方がまったく変わります。せっかくですから、周りの光が少ない場所まで歩くか、車で移動するなどして満天の星空を楽しんでみてください。

これら3つの条件を満たせば、NZでは基本どこでも美しい星空を見ることができます。僕はできるだけ時間を作って、この満天の星空の写真をたくさん撮ってきたわけですが、NZで星空を撮影するにあたって、1つだけ大きな悩みの種が…

それはサマータイム。
緯度の関係で、ニュージーランドの夏はとにかく日が沈むのが遅いんです。陽が沈んでからもしばらくは空が明るいため、星を撮れる状態になるのは早くても夜11時過ぎでしょうか…。以前、夏の10時頃に撮ろうとしたときはまだ若干明るく、時間帯を遅らせたこともありました。

旅行中は、普段以上に朝早く起きたり、たくさん歩いたり、トレッキングをした日などは特に疲れていることかと思います。星空の撮影をする時は、やはり1時間以上はいつも外にいるため、寝るのが遅くなることもしばしば。ぜひ体調と相談しながら、星空観賞を楽しんでいただけれと思います。

次回の予告

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。「世界一美しい」と言われるNZの星空、いかがでしたでしょうか?レイク・テカポだけでなく、NZを訪れた際は、夜に少しだけ星空を眺める時間を作ってみてくださいね!

次回は、僕が毎週末訪れていた「ファーマーズマーケット」について。オーガニックの食材が豊富に揃うだけでなく、ここで出会う人のエネルギーは凄まじいものがあります。そして彼らの笑顔を見ながら、感じたこと。それは「本当の豊かさとは?」。僕なりに、NZで感じた「豊かさ」であったり、「幸せ」というものを、皆さんにシェアしていけたらと思います。それではまた来週月曜日にお会いしましょう!

シリーズを通してご覧になりたい方はこちらをご覧ください。

コラム:写真家・富松卓哉のNZ紀行 全11回

富松卓哉 「NZ写真展&トークライブ」スケジュール

総動員数1000人を目指して。NZ写真展&トークライブ「Less is More -より少なく より豊かに-」を2016年10月より日本全国ツアーをスタートさせました。

10/8(土) 福岡 「FUCA」 終了
10/9(日) 佐賀 「CAFE木と本」 終了
10/10(月・祝) 熊本 「未来会議室」 終了
10/29(土) 名古屋 「TOLAND」
11/20(日) 横浜 「さくらWORKS」
11/26(土) 大阪 「会ふ afu 大阪の古民家」
11/27(日) 京都 「ビアバル QOO」
12/3(土) 東京 「SOOO dramatic & reboot」

※詳細はFacebookにて随時アップしていきますので、そちらをご覧ください。写真展詳細はこちらから

プロフィール

富松卓哉(トミマツタクヤ)

フリーランス・フォトグラファー
日本とニュージーランドを繋ぐ「スウィートアズ」代表
Facebook | instagram

1986年生まれ。会社員時代、体調不良をきっかけに退職。「世界一周」を夢見て、1カ国目にニュージーランドへ。数カ月の滞在予定が、NZの大自然やライフスタイルに魅了され、結局1年4ヶ月間滞在。帰国後、2度にわたるNZ写真展&トークライブを開催。現在は「ニュージーランド写真家」として、日本とNZを行き来しながら、NZの魅力を伝える活動や、NZへ渡航する人のサポートをメインに行っている。

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