ドリームハウス?住宅価格&賃貸高騰でヨットを家代わりに買ったカップル

先日、オークランドに住んでいる人の1/3が「別の街に引っ越したい」と思っているという調査結果を紹介しました。

数日前のNew Zealand Heraldという新聞社のウェブサイトに、ちょっと面白い話が載っていました。その話がちょっと興味深い、違う国のライフスタイルだなと感じたことでした。

そこで今日はその記事に登場する高騰する住宅価格が原因で「ヨットを家代わりに購入した」カップルの話を紹介します。

「ヨットの中で生活をする」
なんだか秘密基地みたいな響きですよね。機会があれば1回はやってみても良いかな?と思う人も多いのではないでしょうか。

高騰する住宅価格でヨットを購入したカップル

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© NZ Herald News

家を買う代わりにヨットを買ったというカップルJadeとReubenは現在、オークランドに住んでいます。

2人は結婚を控え、これから先の2人についていろいろ考えていたタイミングで、借りている家の大家から家賃を週440ドルにあげると通達されました。週440ドルということは一ヶ月で1900ドル、日本円にして15万円です。

週440ドル(月1900ドル / 15万円)の家ってどれだけ豪華な家に住んでいるんだ?と思うかもしれません。
以前の記事でも紹介したんですけど、オークランドでは現在1-2ベッドルーム(寝室が1つか2つ、リビング&ダイニング、お風呂&トイレ)の家の平均家賃が1週間で420ドルです。なので週440ドルの家というのは平均的ですね。

ちなみにオークランドでは5年間で家賃が平均で約25%アップしているそうです。つまり5年前に400ドルだった家は500ドルにアップしているということです。日本流で1ヶ月に表すと家賃8万円の家が10万円になるということですね。

そこで「家賃が高過すぎるなら家を買えないか」と調べても買えそうにありません。
そこで彼らはいろいろ調べてみた結果「ヨットを買って、そこで生活すればいいんじゃないか」と思い立ちました。

なぜそんな一見暴挙にも見えることに踏み切ったのかというと以下のような理由でした。

  1. 値段が高騰している家を買うことに疑問を持っている
  2. 賃貸の家は家賃を払っても大家が儲かるだけ。借りる側の資産が増えない
  3. 安くていい感じのヨットを見つけた
  4. 試算の結果、ヨットを買って生活する方が家賃を半分にできる
  5. その分をためて将来的には家を買ったら良い

1番と2番の理由は納得ですね。

そして3番の見つけたヨットはなんと全長10.4メートルで、値段が5000ドル(40万円)でした。ただし作られたのは1927年です。つまり90歳のボートです。

船の相場がよくわからず、5000ドルが高いのか安いのかよくわからないんですけど、1990年ころ大規模な改装が行われているため、船の状態はかなりよかったそうです。さらに、ヨットに詳しい友人に相談したところ「船上で生活する(気持ちの)準備ができているなら、買ったほうが良い」というアドバイスをもらいました。

そこで2人で相談した結果、思い切って購入することにしました。

昨日まで船は8週間にも渡る改修工事が行われていて、先日Hobsonville(ホブソンビル)という場所にある停泊場「Westpark Marina」に届けられました。

彼らは数週間のうちにはヨットでの生活を始めるとのことです。

家に住まないという選択肢があるって面白い

Campervan living...

海外で生活するように鳴って思ったのはニュージーランドはもちろんカナダで生活していた時も「家に住んでいない人たち」に何人も会いました。

今回のようにヨットで生活する人はカナダに住んでいた時いました。
また車、キャンピングカーで旅行ではなく、生活している人たちは数えきれないほど見てきました。

こういう生活をする人たちは2種類いて、お金がなくて家を持たずにキャンピングカーで生活する人もいれば、お金あるなしに関わらず「場所に縛られない生活をしたい」という人たちも多くいました。

ヨットや車の中で生活するのは、家で生活するのと違っていろいろ制約が出てくると思います。
でも、だからこそ味わえる良さみたいなものがあります。

ちなみに上で紹介した新聞記事のコメント欄には、「嵐に何度か会ったあと、彼らがどう感じるか記事にして」と今後の彼らのことを知りたい人や、「船での生活は船の維持費が大変だ」といった現実的なデメリットを指摘する人もいました。

正直なところ、旅行とかでキャンピングカーや船の中で生活するのは、魅力的でも長く生活するのはちょっと…と思ってしまいますよね。僕自身もそうです。

でも、個人的にはたしかに彼らがこのあと3ヶ月後、1年後にどうしているのか知りたいところです。続報があれば今後も紹介していきたいと思います。

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