1歳の娘を通して感じたNZ医療システムと医療保険

今日は1際の娘を通して感じたニュージーランドの医療システムを紹介します。

日本の医療システムと違うことで正直なところ「なんかニュージーランドの医療システムってイマイチだな」と思う部分もあるんですけど、国が違えば違いがあるのは当たり前なんですよね。

これからニュージーランドに来ようとしている方や、すでにニュージーランドに来ているけどあまり医者にかかったことがない方が、今回我が家が体験したことが参考になればいいかな?と思っています。

1歳の便秘娘を持って感じたこと

olive picking by baby hand

うちの娘は今、ちょうど1歳です。まずはその娘に起こったこと/起こっていることを簡単に説明します。

離乳食を始めた頃から便秘がちで、数日出ないことはわりと当たり前。
出るときはものすごく固くなっている&量も増えているので、毎回毎回お尻が痛く、けっこう泣くことが多いです。

そのため、便秘に良いとされている「水を沢山飲ませる」「プルーン」を食べさせたり、「食物繊維が多いものを与える」などいろいろ試してみましたが、多少の改善は見られても根本的な解決にはならず、ウンチの時かなりドラマチックな状態でした。

そこでGP(かかりつけの医者)に相談したところ、Lactulose(モニラック)を処方され飲ませました。
Lactuloseは甘いシロップで、便を柔らかくするものです。これを1日2回飲ませていますが、これも根本的な解決にはならず。

再びGPに行くとSenokot(プレゼニド)という錠剤を処方され、モニラックと合わせて飲むようになりました。ところがこれも根本的な解決になりませんでした。

さらにGPに行ったところ「専門家に診てもらいますか?」と聞かれました。

ちなみにニュージーランドでは、どんな病気も怪我もまずはGPに行きます。そしてGPの手に負えないと初めて専門医に会うことができます。実は今回の記事の「ニュージーランド医療システムのイマイチなところ」はこの「GP→専門医」という流れです。

待ちに2-3ヶ月と言われても。。

Ombra in Wellington

医者から説明されたのは2つの選択肢でした。

  1. 公立の病院に行く場合、医療費はタダだけど待つのに2-3ヶ月かかる。
  2. 私立の病院に行く場合、比較的すぐに見てもらえるけど、1回の診察で実費の300ドルくらい(25,000円くらい)かかる

私立病院の場合、実費を払うか保険会社の医療保険に加入すればある程度カバーされます。我が家は幸い医療保険に入っているので保険で観てもらうこともできたんですけど、離乳食を始めた頃から幼稚園くらいまでは、便秘になりがちな子がいること、食事療法などである程度解決できることを知っていたので、とりあえず様子見ということで公立病院の予約だけ入れました。

すると3週間後くらいに病院から「予約を受け付けました」という内容と、実際の予約日は「2−3ヶ月後だから、日にちが決まったら連絡する」と書かれた手紙が届きました。

幸いその後、娘の便秘は少しずつ良くなっているので、2−3ヶ月後の専門医に会うかどうかすらわかりません。

今回のことで「専門医にすぐ会えない」というのは、けっこう大変なことだなと思いました。
専門医に会うには「高いお金を払う」か「無料だけど何ヶ月も待つ」しかないというのは微妙です。

自分のことなら状況を理解して「2−3ヶ月待つ」ことができるかもしれません。もし我慢できない病状なら自分で説明して早めてもらえないか交渉したり何か行動に移せます。

ところが子どもはそういう「状況」とか関係ありません。医者(GP)は病状を診て2−3ヶ月待たせても大丈夫と思っても、2−3ヶ月のあいだ子どもが苦痛とか具合の悪さを感じ続けることを思うと切なくなります。そして早く専門医に診てもらう場合は私立の病院で高いお金を払うか、保険会社の医療保険に加入するしかありません。

子どもがいる方はぜひ保険に入りましょう

beach

今回の話は、国が違えばいろいろ事情が違うなと久しぶりに強く感じたことでした。

以前別の記事でも書いたことなんですけど、「ニュージーランドは医療が無料」と思っている方がわりと多いです。
それはきっとテレビなどでそう報じられているからなんだと思います。ところがそんなことはありません。むしろ医療費は高いかもしれません。

子どもはGPに行って診てもらったり、薬をもらうのはほぼ無料です。でも、結局GPで手に負えなかった時の治療は「待ち時間が長いけど無料の公立病院」か「待ち時間は短いけど治療費が高い私立病院」のどちらかに行かなければなりません。

なのでテレビでは幾つかの保険会社が競って、医療保険のCMを流しています。

もしニュージーランドにこれから移住しようとしている方や、すでに住んでいて医療保険に入っていない方は医療保険に入っておきましょう。のちのち何かあったら大変ですからね。

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