旅行者が運転する車に「旅行者」マークを付ける!?が話題に ニュージーランド

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「旅行者が交通ルールを守らない」ということが、ニュージーランドのニュースや新聞で取り上げられていることは、以前にも何度か当サイトで紹介してきました。

今回、その新たなる動きとして、旅行者が運転する車に黄色地に黒文字で旅行者(Tourist)の「T」のプレートを貼ったらどうだろう?という案が出て、メディアを賑わせています。

そこで今日はそんな「T」マークにまつわるお話です。

「T-Plates for Tourist」という動き

Queenstown iSite

ここ最近メディアを賑わせているのは「T-Plates for Tourist」、日本語にすると「旅行者にTプレートを」という名前の集団です。

この集団は旅行者に交通ルールを徹底させるよりも、周りのドライバーが「あの車は旅行者だ」と車の外見から分かれば、事故は減るのではないか?と考え、それを義務付けようとと動いています。

ここまでの話を読んで皆さんはこのアイディアをどう思いますか?

「そのアイディア良いかも」「んーなんかよくわからない」「ダメでしょ、そんなアイディア」などなど人それぞれ思うことがあるかもしれません。

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そんな「思い」はニュージーランド人にもいろいろあって、ニュージーランドの新聞サイトNew Zealand Heraldの記事「Should tourist drivers have to display a 'T-plate'?」にはたくさんのコメントが寄せられています。

例えば賛成派の意見としてはこんなものがありました。

  • いいアイディアだと思う。もし海外で同じマークがあったら僕は付けて運転したい。
  • 後ろだけでなく、前にも貼ったらもっと良いと思う
  • ノルウェーとスウェーデンを旅行して車を運転したことがあるけど、そういうサインはあって良いと思った。

そして反対派の意見は?というと。

  • 「T」マークを付けてたら「私は外国人観光客です。車の中にパソコンや貴重品があります」と宣言するようなもの。盗んでくれといっているようなものだ
  • 「T」マークを付けていようがいまいが、反対車線を走る車は反対車線を走るから、付けなくていい
  • そんなことより車を貸すときにちょっとした講習(ビデオを見るなど)を受けさせたらどうだろう。

などなどありました。

旅行者の交通事故は多いのか少ないのか

Queen Street, Auckland Dec 2014

旅行者が原因の交通事故が起こるとよくテレビや新聞で取り上げられていますが、実際のところどのくらい事故を起こしているのでしょう。

統計によると、全体の6%が旅行者が原因で起こっている事故らしいです。
逆をいえば全体の94%はニュージーランド人が原因の事故ということです。そう考えると「ニュージーランド人の交通ルールを直すほうが先なのでは?」という気持ちよくわかります。実際酷い運転をする人も多いです。

ところが別の見方をすると、ニュージーランド国内の交通量のうち、全体のたった1%しか旅行者は占めていません。それにもかかわらず6%が旅行者が原因の事故ということは、ニュージーランド人の6倍もの確率で事故を起こしていることになります。

そう考えると「旅行者は事故を起こす」と思われてもしかたがないのかもしれません。

先日の南島旅行で感じたこと

160513-103810

先日、南島旅行をしていたときクイーンズタウンで2回ほど「もう少しで事故」という現場を目撃しました。
他にも対向車線を走っている車が妙にこっち側を運転しているのを見かけたり、ラウンドアバウトで無茶苦茶に入ってきたり、逆に入ってこれず渋滞を作っていたり「旅行者の運転は怖いな」と思う場面に遭遇しました。

そういうのを見ると「右側車線・左ハンドル」の人に「左側車線・右ハンドル」の国のルールを知ってもらったり、ラウンドアバウトなどの入り方を学ぶ5分10分の講習ビデオがあるのは良いかもしれないなと思います。

ただ「Tプレート」はあまり賛成できません。
それで事故は減らないだろうし、泥棒の標的になりえるのは良くないですからね。

今後このTプレートがすぐに義務化されるようなことはありませんが、今後も続報があれば紹介していきます。

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