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ニュージーランドは去年の10月から5ドル札と10ドル札が新しくなりました。
お札に入っている肖像画や描かれている景色や動物はそのままで、より高いセキュリティーを盛り込みつつ、より色味のはっきりとしたお札になりました。
実はこの5ドル札と10ドル札はリリースと同時にInternational Bank Note Society(IBNS)が主催する「Bank Note of the Year 2015 バンクノート(お札) オブ・ザ・イヤー2015」にノミネートしていました。そしてその結果が先日発表され、2015年にリリースされたお札の中で「世界一」の称号を得ることができました!
世界一に輝いたニュージーランドの5ドル札
今回、バンクノート・オブ・ザ・イヤーに輝いた5ドル札をまずはご覧ください。
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この5ドル札が世界一に選ばれた理由は、最新のセキュリティーをきっちり盛り込んでいながら、デザイン性がよく、またニュージーランドの歴史や文化、伝統がしっかり盛り込まれているからです。
実は新しい5ドル札と10ドル札に限らず、今回ニュージーランドがリニューアルしたお札はすべて肖像画などデザイン要素は以前と同じで、セキュリティーを向上させつつ、より色味をハッキリさせています。
優勝した5ドル札の場合、透明な樹脂のところにニュージーランドの国土を、さらにエベレストを世界で初登頂したニュージーランドの英雄エドモンド・ヒラリー、さらにニュージーランドの最高峰マウントクック、そして固有種の鳥イエローアイペンギンなどが盛り込まれています。
ちなみにこのバンクノート・オブ・ザ・イヤーには全部で20カ国のお札がノミネートされました。
他の国のお札がどんなデザインなのか気になりませんか?
せっかくなので2位に選ばれたスウェーデン、ロシア、カザフスタン、スコットランドのお札を用意しました。
まずはスウェーデンの20 kronorです。
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このお札は児童作家のアストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)が描かれています。
そして次はロシアの100 Ruble。
縦のデザインは日本人にとってすごく斬新ですね。このお札はRussiaのクリミア半島をモチーフにしています。
次はカザフスタンのお札をご覧ください。20,000 Tengeです。
カザフスタンのお札は1面(左のみ)縦のデザインです。右は配置の都合上90度回転させました。
このお札はカザフスタンのアスタナというところにあるモニュメントやハトがモチーフになっています。
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そして最後はスコットランドの5 poundです。
スコットランドのお札は橋の建築家ウィリアム・アロルと彼が設計した橋がメインのモチーフになっています。
ニュージーランドの新札が出そろうのは5月16日から
ニュージーランドの新しいお札は5ドルと10ドルのみ現在流通していて、残りの20ドル50ドル100ドルは5月16日以降となっています。
5月16日以降ニュージーランドを旅行する方は、新札をニュージーランド好き・ニュージーランドマニアの友だちにあげるのも良いと思います。100ドルはさすがに高くても「世界で1位を取った5ドル」なら400円程度だし、お土産にピッタリかもしれませんね。
今回紹介したバンクノート・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた他のお札を見てみたい方は下記のリンクからご覧ください。
Banknote of 2015 – Nominations