ニュージーランドの免許更新がオンライン化へ!?でも大丈夫?

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ここ最近、ニュージーランドでは「免許の更新方法を改定するかも」という話題が新聞で何度か取り上げられています。

しかも、もしその改定案が通った場合、一般の人たちはすごく楽になる反面、「それって大丈夫なの?」と疑問を持つ人たちが新聞社の記事にたくさんのコメントを残すなどして、物議を醸している状態です。

そこで今日はいったいなにが起ころうとしているのか紹介します。

免許の更新をオンライン化する!?

A long way to heaven

ニュージーランドでは毎年30万人が免許の更新を行っています。

現在、ニュージーランドで免許の更新をするには、AAという運転の筆記や実技試験を行ったり、JAFのようなロードサービス、さらに車を含めたさまざまな保険を取り扱う企業へ足を運んで更新する必要があります。

AAでの更新は待ち時間を除いて作業としては約10分、しかも各街に1つ、大きな街では何ヶ所も営業所があるため日本と比べて免許の更新はずっと楽です。

それでも免許を持っている人はわざわざ足を運ぶのが面倒だったり、免許の更新をするための人件費や設備費などが毎年膨大な金額にかさんでいます。

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そこでMinistry of Transport(日本の運輸省)は、この免許の更新をオンラインでできないのか?と考え、免許の更新をオンラインできることを盛り込んだ運転免許システムの改定案を議会に提出しました。

「運転免許をオンラインで更新」ってなんだか驚きですよね。
ところがアメリカやオーストラリアなど海外では「オンラインで免許の更新」を数年前から行うことができるんです。

ニュージーランドもその流れに乗ろうということなのかもしれません。

オンライン化で物議を醸す視力検査問題

Arthurs Pass Viaduct

そしてオンラインで免許を更新するのに伴って、視力検査がなくなるかもしれません。

Ministry of Transport(ニュージーランドの運輸省)は今回の改定案に「免許取得時の視力検査のみ行う」ということも盛り込んでいるからです。

では、今まで免許の更新時に行っていた視力検査はどうなるのか?というと、オンラインで更新を行う際に「私は運転をするのに十分な視力があります」と自己申告するだけです。

免許取得時や更新時に行った検査で「運転に問題あり」と診断された人が、後に眼科など専門の人が検査を行うと「運転に問題ない」と診断されることがあるなど、以前から免許取得と更新時の視力検査は問題視されていました。

また、運輸省が行った調査では免許取得・更新時の視力検査で「運転に問題あり」と診断された人が運転時にメガネの着用を強要されて運転する場合と、メガネ着用前で比べた場合、けっして安全性が上がったとは言い切れないそうです。

こういった運輸省の発表に対してニュージーランドの新聞stuff.co.nzの記事Bad eyesight doesn't make you less safe as a driver: Ministry looks to cut vision testsでは「視力検査を廃止する」ことに100を超えるコメントが付き、Facebook上でもシェアやコメントの数が650件を超えるなど物議を醸しました。

ちなみにこの改定案ではタクシーやトラックなどの日本でいう2種免許の人や、75歳以上の人は引き続き更新時に視力検査を必要としています。

後発の試みなので諸国の問題を踏まえて

「オンラインで免許を更新する」というアイディア自体、今回の記事で初めて知りました。

「それって大丈夫なのかな?」と思う反面、アメリカを含めた諸外国で、すでに実施されているわけなので、各国の問題点を踏まえた良い方法を取ることができるのかもしれません。

日本人からしたらちょっと物珍しい運転免許がオンラインでできるようになるかもしれない今回の話。今後も続報が入り次第、紹介していきたいと思います。

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