スポンサーリンク
ニュージーランドでワーキングホリデーを始めた10年前。
初めて語学学校の友だちと中華料理を食べに行って驚いたことがありました。それは「Take away」というシステムです。
日本語でいう「お持ち帰り」ですね。
この「Take Away」
日本では流行らない、もしくはいろいろな規制があってできないかもしれないんですけど、個人的にはすごく良い文化だなぁと思うんです。
今日はそんな「Take Away文化って良いね」っていうお話です。
食べ残しを持って帰れるテイクアウェイ
スポンサーリンク
これはいきなり余談なんですけど、日本では持ち帰りのことを「テイクアウト」と言いますね。
ところが、ニュージーランドではイギリス英語の言い方「Take Away テイクアウェイ」と言います。この「テイクアウェイ」が耳にしっかり馴染みすぎると、日本語の「テイクアウト」という言葉が逆にしっくりこないから不思議です。
そんな余談はともかく。
このテイクアウェイの凄いところは注文しすぎて食べきれなくなった料理を持ち帰れるところです。
キチンとしたレストランでは「テイクアウェイお断り」だったりするんですけど、庶民的なレストランやカフェの多くは持ち帰り用にプラスチックの容器を用意しているほどです。
日本だったら注文し過ぎたら頑張って食べるか、廃棄してもらうしかありませんね。
でも、ニュージーランドの場合、持ち帰りができるので無理して食べる必要もなく、適度にお腹がいっぱいになったら「テイクアウェイの容れ物ください」とお店の人に言えばOKです。
そして家に帰って小腹がすいた時に食べたり、翌日のお昼に回すことだってできます。
お腹いっぱいになって食べたくないのに食べたり、作ったものを捨ててしまうのはお百姓さんとか農家の人とか、料理を作ってくれた人に対して失礼ですからね。キチンと持ち帰って家で食べるのは良いことです。
スポンサーリンク
日本ではなかなか受け入れられない?
テイクアウェイ文化ってすごくいいなと思いつつ、日本では流行りにくいどころか、お店はそういうことをしたがらないのかな?と思ったりしました。
というのも、持ち帰り用に作ったものならまだしも、食べかけを持って帰るというのは、衛生面とか考えたらやりたくないのかもしれません。持って帰って食べたものが原因で食中毒になったら大変なことです。特に夏場なんて危険です。
「そこは自己責任で」というわけにはきっといきません。
ニュージーランド以外にこういう文化ってどのくらいあるんですかね。
カナダで10ヶ月生活していたんですけど、カナダではあまり外食をしなかったのでテイクアウェイができたのかどうか全然記憶にありません。
アメリカやイギリス、そのほかの国の「お持ち帰り文化」をご存知な方はぜひ日刊ニュージーランドライフのFacebookページにコメントいただけると嬉しいです。