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国連が今年で4回目になる「幸福度ランキング」という世界各国の中でどの国が幸福なのかを計る調査の結果を発表しました。
日本語のメディアでも紹介されているので、聞いたことある方も多いと思います。
今回その調査でニュージーランドがトップ10入りしました!
そこで今日はその調査結果と、そもそも「幸福度ランキングって何?」を紹介したいと思います。
国連「幸福度ランキング」って何?
まず国連の「幸福度ランキング」がいったい何なのか紹介してみます。
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「幸福度ランキング」は英語ではWorld Happiness Reportと呼ばれ、国連のSustainable Development Solutions Network(通称:SDSN)とコロンビア大学の地球研究所(Earth Institute)が共同で行う調査で、今年で4回目になります。
国連が所持しているデータを元にして、6つの基準で157の国と地域にスコアを付けて、その合計スコアの高い国が「幸福度が高い国」ということになります。
ちなみにその6つの基準というのは以下のとおりです。
- 裕福度(国民総生産より)
- 社会的支援(困ったときに誰かに頼れるか)
- 平均健康寿命
- 人生の選択における自由度
- 国民・社会の寛容さ
- 汚職に関するクリーン度
では、さっそくどんな順位だったのか1位から見てみましょう。
幸福度ランキングの結果
ランキングの1位から順番に見ていきましょう。
トップ10は以下のようになっていました。
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01位:デンマーク☆
02位:スイス ★
03位:アイスランド ☆
04位:ノルウェイ ☆
05位:フィンランド ☆
06位:カナダ
07位:オランダ ★
08位:ニュージーランド
09位:オーストラリア
10位:スウェーデン ☆
さまざまな調査で常に上位に来ている北欧(上の表で☆)と西欧(★)の国々はやっぱり圧倒的な割合を占めていますね。10カ国中7カ国です。
では、10位以下はどうなっているのでしょうか。20位まで見てみましょう。
11位:イスラエル
12位:オーストリア
13位:アメリカ
14位:コスタリカ
15位:プエルトリコ
16位:ドイツ
17位:ブラジル
18位:ベルギー
19位:アイルランド
20位:ルクセンブルグ
けっこう意外だった国がありました。
まずイスラエルですね。外務省が運営する「海外安全情報」のホームページでも常に国全体が「警戒レベル1:十分に注意してください」で、ガザ地区など幾つかの地域は「レベル3:渡航中止勧告」が出てるほどです。
他にもコスタリカやプエルトリコは、国自体のイメージがあまりないので意外でした。
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20位以下は気になる国だけ抜き出してみました。ところでまだ日本が出てきませんね。。。
21位:メキシコ
22位:シンガポール
23位:イギリス
32位:フランス
35位:台湾
50位:イタリア
53位:日本
日本は157の国と地域のなかで53位でした。
これを「良し」と考えるのか、それとも「悪い」と考えるのかは難しいところですね。
53位以降を見てみたい方は記事の最後のリンクから詳細を見ることができます。
個人的にはこう思う
ニュージーランドの8位にランクインは凄いなと思うのと同時に、日本はどうして53位と低い結果なのか気になりました。調べようにも6つの調査項目で具体的な評価は公表されていなかったためわかりませんでした。
またイスラエルが11位だったり、そのあたりも謎が多いですね。
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今回のような調査は国連の数字だけを見た調査で、実際に住んでいる人たちが本当に幸せなのかどうかはわからないんですよね。
今日、ニュージーランドの朝のニュースでキャスターの人が「幸せというのは場所や時代によって変わってくる」というようなことを言っていました。本当にそうだと思います。
それと「幸せ」は絶対的なものではなくて、相対的なものなので、物に恵まれてお金もあれば幸せなのかというとそんなことはなく、何もないのに幸せを感じることはできます。逆に情報や物が多すぎることは不幸なのかもしれないと最近は思うようになりました。
そういう意味でニュージーランドはモノに溢れていないし、情報も最低限しかなかったり、自分から欲しなければ手に入らないことも多いので、「知らぬが仏」ではないんですけど、幸せなのかもしれませんね。
詳しい情報はこちらから
World Happiness Report 2016 Update – World Happiness Report