ネルソンの病院 5月から一切のソフトドリンクの販売を禁止に

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今日はネルソンの病院で5月から導入される新しい試みを紹介したいと思います。

それはニュージーランドでは初めて「病院内でのソフトドリンクの販売を一切禁止する」というものです。
いったいどうしてそのようになったのでしょう?

もともとあった清涼飲料販売禁止の動き

Fizzy Water

もともと10年以上前からニュージーランドの各自治体で「病院内にあるカフェや売店、自動販売機で糖分を多く含んでいる炭酸飲料を含む飲み物の販売を禁止する動きがありました。

ニュージーランドではこういった取り決めを国が行うのではなくDistrict Health Board(地域保健委員会)が決めていて、10年くらいかけて去年やっと全国の病院で販売されなくなりました。

どうしてそのような動きがあったのかというと、ニュージーランドといえばアメリカ、メキシコと並ぶ世界でもトップクラスの肥満大国です。BMIが30以上の人が約3割いるといわれています。

BMI30がどのくらいかというと身長160センチの女性の場合、体重が76キロ。男性の場合175センチの人で体重が92キロです。かなり太いですよね。
こんな太った人が人口の3割、さらに予備軍も入れたらどれだけ肥満の人が多いかわかりますね。

もちろんニュージーランド国内では肥満が深刻な社会問題となっています。
その原因の1つともいえる砂糖がたっぷり入った炭酸飲料を病院で売るのは良くないのでは?という声から病院での販売を禁止するようになりました。

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ネルソンの病院がソフトドリンク全般の販売停止へ

Summer Refreshment

先日、ニュージーランドのテレビ局TV3のウェブサイトに「Nelson Hospital looking to ban diet soft-drink」という記事が紹介されていました。

その記事によるとネルソンとマルボロ地方の地域保健委員会は今年の5月から人工甘味料を使った炭酸飲料や、「桃の天然水」「いろはすみかん」と同じような味付きの水などの販売を禁止しました。

ネルソン地区の保健委員会はダイエット系の炭酸飲料水も他の炭酸飲料と同じく強い酸性のため歯や健康を害するものであると述べ、さらに人工甘味料の飲み物はカロリーがゼロかもしれないが、それは重要な事ではなくて、甘いものを飲む習慣づけがされてしまったり、場合によっては依存することを増長すると話しています。

こういった動きはニュージーランドでは初めての試みでネルソン・マルボロ保健局は他の地域も賛同して同じようにやってほしいと述べていました。

これによって2016年5月1日からネルソン病院(Nelson Hospital)にあるカフェや売店、さらに自動販売機でソフトドリンクの販売がすべて禁止になり、その代わりビジターは水や牛乳、お茶、コーヒーは飲むことができるそうです。

個人的にはこう思う

Wellington Hospital

ここ最近はニュージーランドに住んでいるので、日本の病院の売店でどんなものが売られているのか最新の情報はよくわかりません。でも、以前友人がFacebookに病院の売店がファミリーマートで驚いたという投稿をしていてビックリしたのを思い出しました。

今回はあくまでも「販売禁止」なので、患者が外に出て炭酸飲料を買ったり、友人や家族が持ち込むことを禁止するものではありません。でも、確かに病院があえてこういったものを売らなくても良いですよね。

それにしても「ビジターは水や牛乳、お茶、コーヒーを飲める」と知って「病院の待合室で待ってる人が牛乳を飲んでいる姿」を想像して笑ってしまいました。

ちなみにウェリントン病院(Wellington Hospital)や、ウェリントンの中心地から車で30分ほど離れたところにあるケネプル病院(Kenepuru Hospital)には、カフェが入っていてフラットホワイトやカプチーノなどのコーヒーを飲むことができます。

特にウェリントン病院のほうはオシャレで、しかも美味しそうなコーヒーを飲んでいました。

ということで、今回の件は病院が売り上げとかではなく、健康面を重視して動いているのはすごく好感が持てました。

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