数字で比べる1901年と2013年のニュージーランドが興味深い

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今日はちょっと「歴史」を感じる話を紹介したいと思います。

現在のニュージーランドの国旗は1869年にデザインされました。
当時のイギリスの中尉Albert Hastings Markhamが所有する船の旗として作られ、後に船以外でも使われるようになりました。

その後、1890年くらいから小学校や様々な場所で国旗の代わりに使われるようになり、1902年に国旗として制定されたそうです。

ニュージーランドは先週から各家庭に新しい国旗の最終案をどちらにしますか?という投票用紙が送られ始めています。

そこで今回はそんな現在の旗が制定される1年前の1901年、それと2013年に行われた国勢調査の結果から、当時と今のいろいろな違いを見てみたいと思います。

数字で比べる1901年と2013年のニュージーランド

Auckland, 1901

イギリスではニュージーランドといえば「オーストラリアの植民地でイギリスのために膨大な数の羊を飼育して、羊の肉や羊毛を供給している」と思われていました。

1901年、人口が81万人でした。
ニュージーランド人はすべてイギリス人で、マオリの人たちもこの頃は「イギリス人」という扱いでした。
その中でマオリ族は5.3%、43,000人ほど。現在は14%、60万人ほどいます。

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人々を分類するときは「イギリス人(イギリスの植民地の人も含む)」もしくは「外国人」とだけ分かれていて、ビックリすることに国勢調査の項目に「精神異常者」という意味のLunaticsとIdiotがあったそうです。これはあまりにもひどかったのは1916年に廃止されました。

ちなみにキリスト教の信者が92.48%もいました。今は49%です。

そして時代が時代なのか働く女性は全体の20%(現在は77.5%)しかいなかったそうです。ニュージーランドは世界で一番最初に女性の参政権を認めるなどの動きはあったんですけど、社会進出という意味では20%にとどまっていたんですね。

Corner of Bowen Street and Lambton Quay, circa 1929

他にも今と当時のニュージーランドを比べると、日本でも問題になっている「高齢化」が顕著に出ているのがわかります。1901年当時の各年齢像の割合は以下の通りでした。

  • 0-15歳 … 33.4%
  • 15 – 40歳 … 43.9%
  • 40 – 65歳 … 18.6%
  • 65歳以上歳 … 4%

そして2013年の国勢調査では以下の様な結果でした。

  • 0-15歳 … 20.4%
  • 15 – 40歳 … 32%
  • 40 – 65歳 … 33%
  • 65歳以上歳 … 14.3%

つまり1901年当時は0-40歳が約77%、40歳以上の人が約22%だったのに対して、現在は0-40歳が52%、そして40歳以上が47%もいるということですね。

ちなみに2013年の日本の年齢別人口の割合は以下のとおりでした。

  • 0-15歳 … 13.8%
  • 15 – 40歳 … 28.8%
  • 40 – 65歳 … 34.1%
  • 65歳以上歳 … 23.3%

40歳未満が42%、40歳以上が57%もいるんですね。ニュージーランドよりも高齢化が進んでいるのがわかります。

時代が変わればいろいろ変わる

Courtenay Place, circa 1900

これ以外にも情報元のAnother country – looking back 115 years – National – NZ Herald Newsには、さまざまな違いが載っていました。興味がある方は覗いてみてください。

ちなみに今日、紹介した写真は最初の写真が1900年のオークランド、そして残りの2枚は1900年と1920年代のウェリントンです。

この記事のタイトルの通り、100年も経つと「別の国 Another Country」になってしまうんですね。今から100年後の2116年はどんな世界になっているんでしょう。

100年後といえば、自分たちはもちろん自分たちの子どもの世代ですら医学がものすごく進歩していないかぎり生きていない世界なんですね。それってすごく不思議な気がしますね。

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