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もし自分の子どもが小学生だったら宿題は毎日あったほうが良いと思いますか?それとも宿題は無しで良いと思いますか?
ニュージーランドのニュースサイトstuff.co.nzが「The question of homework: Should our kids have it at all?」という記事で読者を対象に宿題にまつわるアンケートをしていて、その内容と記事が興味深かったので紹介したいと思います。
小学校で宿題は必要だと思いますか?
小学校で宿題は必要だと思いますか?
きっと「毎日必要だ」「2-3日に1回で良い」などいろいろ考え方があると思います。stuff.co.nzでは以下の4つの選択肢を用意してアンケートを行いました。
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- 毎日あったほうが良い
- 週に2回くらいあれば良い
- 1学期に2-3回出れば良い
- まったく必要ない
皆さんなら「小学生の子どもを持つ親」として考えた時、どれが良いと思いますか?
自分自身は今の日本の小学校でどのくらい宿題が出ているのか、まったく知らないのと、自分が子供の頃どのくら宿題が出ていたのか記憶にありません。どうして覚えていないのか、それは親が悩んでしまうくらい宿題をやらない子だったからです(笑
個人的には宿題は内容やボリュームによりけりなんですけど「週に2回くらいで良い」かな?と思っています。特に机に向かって1人でやるような勉強ならなおさらです。
これがもし宿題として「お父さんの仕事はどんな仕事かお父さんかお母さんに聞いてくる」とか、学校ではできないことを家でしたり、結果として家族と会話をするような宿題なら歓迎なんですけどね。
さて、アンケートの結果はこんな感じになっていました。
- 毎日あったほうが良い … 9%
- 週に2回くらいあれば良い … 25%
- 1学期に2-3回出れば良い … 29%
- まったく必要ない … 37%
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この答えを見て「そんなもんかな?」という感じでしたか?それともけっこう以外でしたか?
個人的には「毎日あったほうが良い」という意見が9%しかなくて驚きました。20%くらいはあると思っていました。
ニュージーランドでも日本と同じように「宿題が多すぎないか、もしくは少なすぎないか」また「宿題をどう子どもにやらせるか」「そもそも宿題が子どもに与える利点は何か」などが昔から討論されているそうです。
記事のなかで紹介されていた本にはこんなことが書かれています。(意訳で紹介します)
小学校の宿題が学問の向上に効果があるとは限らず、むしろ逆にネガティブ(マイナス)な考え方を与えてしまうことがあります。
宿題をすることで他のことができなくなってしまいます。
子どもは昼間の時間の大半を学校で過ごします。そして家で宿題をしたら、家族や兄弟と過ごす時間はどこにあるんでしょう。子どもとその家族は、生活していく上で学校以外の時間が必要です。例えば遊んだり、エクササイズをしたり、料理を作ったり。他にも家族と食事を楽しむこと、家事を手伝うこと、音楽を楽しむこと、絵を書くこと、自然のなかを散策すること、本を読むこと、家族と語らったりボーっとすることも大切です。
子どもは「子どもの時間」が必要です。それは大人が職場で過ごす以外の時間に何をするのか、どう過ごすのかを会社に干渉されない権利があるのと同じです。
子どもも学校で過ごす以外の時間を邪魔されない権利があるはずです。
なるほどねーと思う部分と、まぁそうはいってもね。。と思う部分とあって全面的に「そうだ!そうだ!」というのは正直なところ難しいです。
でも、子どもができるだけたくさんの時間を両親や家族と過ごすのはすごく良いことだと思いました。
日本でやったらどんな結果になるんですかね
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このアンケートを日本でやったら、もしくは世界各国でやったら面白そうですね。
国ごとにいろいろ違いが出てきそうです。
できればアンケート結果と現実の両方がわかったり、その国の教育水準とか、いろいろなデータと照らしあわせてみてみたいなと思いました。
それにしてもニュージーランドの「宿題はまったくなくていい」という答えが37%というのには驚きました。やっぱり文化の違いなんでしょうね。