固有種を守るため?ニュージーランドから野生化した猫を撲滅する動き

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以前、ニュージーランドは世界でも有数の猫好きな国であると聞いたことがあります。
人口に対して飼猫の数が多いそうです。確かにいわれてみると猫を飼っている家が日本よりも多い気がします。

猫好きなので行くところ行くところで猫に会えるのは嬉しい限りなんですけど、以前「飼猫が野良化、さらに野生化して、ニュージーランド固有の鳥などを捕獲し絶滅の機器に追い込んでいる」というニュースを見て、そういう側面もあるんだなと思いました。

そして今回、そんな野生化した猫たちを撲滅するべきだという動きがあるというニュースを目にしましたので、紹介していきたいと思います。

野生の猫を撲滅させようとする動き

Pounce in tree

数日前にTV3というテレビ局が運営するニュースサイトのnewshubで「New Zealand facing 'cat crisis'」という記事が掲載されていました。

そこに書かれていた内容は以下のとおりです。

専門家によるとニュージーランドに住む猫にとって、大きな局面を迎えています。
2025年までにニュージーランド固有の鳥などを捕獲し、絶滅に追い込んでいるとされる野生の猫を撲滅し、家猫はすべて管理され去勢が義務付けようという動きがあります。

幾つかの団体が試算するところによると、ニュージーランド国内には1,400万匹もの野生の猫が生息しているそうです。

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ちなみに野生の猫(Feral cat)は人間から食事をもらったりせず、自分の力で食べ物を得て生きている猫のことをいうそうです。一方野良猫(Stray Cat)は特定の飼い主はいないものの、人が住む場所の周りで生活をし、食事を人からもらっている猫のことをいうそうです。

つまり飼い主がいない野良猫も含めるとニュージーランド国内にはものすごい数の家猫でない猫がいることがわかります。

そこで2014年に猫を管理するための団体The National Cat Management Strategy Groupが設立され、今後の問題をどう対処するのか検討しています。

現時点では飼猫の飼い主にマイクロチップを付け、さらに去勢し、家の中で生活させることを義務付けるのが良いのでは?という案があるそうです。

以前から猫撲滅の動きがありました

cat #441

実は以前からニュージーランド国内で猫撲滅の動きがありました。
そのうちの1つは日刊ニュージーランドライフでも「「ニュージーランドでネコ追放の声」が全世界で話題に」という記事で紹介したことがあります。

その時、「ニュージーランド固有の鳥を守るためにニュージーランドから猫がいなくなったほうが良い」と唱えたのはニュージーランド人の経済学者であり、実業家でもあるGareth Morganです。当時このニュースはあまりにも極端だったため、世界中のメディアから取り上げられました。

そして今回の「野生の猫を撲滅するべし」と先頭で唱えているのもGareth Morganが設立した団体Morgan Foundationです。

個人的にはこう思う

First tree climbing #01

確かに世の中には無責任な飼い主がたくさんいて、たくさんの飼われている猫や生まれたばかりの子猫を自分で育てられないからという理由で森のなかに捨てられてしまいます。

なので管理することは大切だと思います。

でも、すべてを野生の猫を撲滅させるというのは、なんだか話が極端に思えてなりません。
あまりにも極端な話だと、それが正しいことを言っていても受け入れられないことってありますよね。今回はまさにそれです。

現段階ではそういう「野生の猫を撲滅しよう」という法案が動いているわけではないので、今すぐどうこうという話ではないんですけど、今後が気になるところです。

今後も続報があれば紹介していきたいと思います。

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