なぜニュージーランドは21歳の誕生日を盛大に祝うのか

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日本では20歳の誕生日が「成人になった」年として、1つの節目のような扱いをされていますね。
最近では「2分の1成人式」という10歳になったことを祝う式もあるなんてこの前教えてもらってビックリしました。

ところでニュージーランドはどうかというと「21歳」の誕生日をすごく大切なものと考えています。

どうして21歳なんでしょうか?今日はそんなお話です。

21歳の誕生日は盛大に祝うのが流儀

ニュージーランドでは20歳の誕生日はあまり盛大に祝ったりしません。

それよりも合法的にお酒を飲んだりタバコを吸ったりすることができる18歳のほうが「大手を振ってお酒を飲める」という意味で盛り上がるることがあります。

そして、それらよりも21歳の誕生日の方が盛大に祝われます。

具体的にどんなことをするのかというと、家族や親戚、友だちを家に招いてレストランなどを貸しきって盛大なパーティーをやります。

その時、「21」と書かれた巨大な鍵を贈ったりします。
この鍵の裏にはメッセージを書けるものがあって、そこに周りの人たちが祝いの言葉を書くこともあります。

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それと「成人」ということで定番のお酒も出てきます。
お酒、ビールを飲むときは普通のグラスに入れて飲むのではなく「ヤードグラス(Yard Glass)」と呼ばれるものすごく長いグラスに入れて、それを一気に飲みます。

これがそのヤードグラスです。

towers

長さは名前の由来でもある1ヤード(91センチ)の物が多く、中にはもっと長い1.5メートルほどあるものも売られています。

あとは”21 shots”といって、21歳にちなんで21杯のお酒を一気したり。。。あんまりよろしくない飲み方ばかりですね。

でも、どうしてこういったことをするのでしょうか。

昔、21歳から成人として扱われた

今でこそニュージーランドは法律で20歳が成人とされていますが、その昔、ニュージーランドをはじめとして多くの国で「21歳から成人」と考えられていました。

それが1970年に「Age of Majority Act 1970」という法律が制定され、「20歳から成人とする」と決められました。ただし別の法律(Minors Contracts Act 1969やCare of Children Act 2004、Wills Act 2007)では18歳までを「未成年」としています。

そのためお酒やタバコや選挙は18歳になってからで、車の運転にいたっては16歳から認められています。

どうして現在、大きなカギをあげるのかというと、昔は21歳になると家の鍵をプレゼントしたそうです。
なぜ鍵を贈ったのかというと「21歳になり大人になった=親の監視なく自由に家を出入りしても良い」という意味だったんです。

そこから大きな鍵を贈ったり、場合によっては鍵の形をしたケーキとか鍵にまつわる何かを送る習慣ができました。

5歳も大きな節目の誕生日

余談なんですけど、ニュージーランドでは1歳、5歳、21歳、40歳、60歳が節目の誕生日と言われています。

1歳は「初めての誕生日」ということで日本でも同じですね。
そして5歳をどうして祝うのかというと、ニュージーランドの小学校は入学式がなく、5歳になると小学校に行けるようになります。みんなバラバラと入学するんですね。

なので「5歳になる」というのは、教育が始まる年齢なんです。
それまで幼稚園に行っていても、日本で子どもが入学式を祝うのと同じで5歳の誕生日を祝うわけです。

40歳を祝う理由は…ちょっと何ででしょう?どなたか知ってる方いますか?

この21歳を祝うというのはニュージーランドだけでなくアメリカやイギリス、オーストラリアなどでも一般的なことのようです。

どうして切りが悪い21歳にしたんですかね。不思議でなりません。

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