世界初全面禁煙の建物はニュージーランドにある

今日、とあることを調べていて偶然面白いことを見つけました。
今でこそ一般的になりつつある「全面禁煙化された建物」が、世界で一番最初に導入されたのがニュージーランドだったらしいんです。

そこで今日はそんな世界で最初に全面禁煙化された建物と、タバコにまつわる話を少し紹介します。

ニュージーランドのタバコは高い

Tobacco

日本も2015年6月にタバコが値上げされるなど、世界的にタバコの価格は値上がり方向に向けて動いていますね。

日本ではことあるごとに「タバコの税金を上げて1箱1000円に」なんていう声が聞こえてきます。
1000円にすることで税収が増え、さらに1000円もするタバコは買いたくないという人が増えることで喫煙者が減って、タバコが原因の病を患う人が減るなんて聞いたことがあります。

ところがニュージーランドは現時点ですでに20本入りのタバコが20ドル前後で販売されています。
20ドルは日本円にすると1600円から1800円です。日本のタバコが450円くらいと聞いたので約4倍もするということですね。

ちなみにニュージーランド国内の喫煙率は17%(男19%女15.5%)と言われています(Statistics New Zealand調べ)
一方日本は男性30%、女性10%と言われています(JT調べ)

そんなニュージーランドは2004年に世界で3番目にオフィスなど室内の職場やホテル、レストランなど飲食店、カジノなどで全面禁煙化されたんですけど、実は世界初の全面禁煙化された建物がニュージーランドにあるんです。

しかも、その建物が建てられたのは今から遡ること140年前、1876年なんです。

世界初、全面禁煙化された建物

この世界で初めて全面禁煙化された建物が生まれたのはニュージーランドの首都ウェリントンです。
ウェリントンの街の中心地、現在の国会議事堂のすぐ横にOld Government Buildingsと呼ばれる建物があります。

建てられた当初、政府の官庁として使われていましたが、現在はビクトリア大学の法律学校(Victoria University’s Law School)として使われています。

この建物が世界で初めて全面禁煙化された建物なんです。

ちなみにこの建物は建てられた当初から1998年まで「世界で2番目に大きい木造建築」だったそうです。もちろん1位は東大寺の大仏殿でした。ところが建築技術が進み、世界中で更に大きな建造物が増えてしまったことで、その順位を落としました。

Plaza de la Encarnación

現在、世界で最も大きな木造建築はスペインにある「メトロポール・パラソル」という建物です。

実はこの「木造建築」というのが全面禁煙になった大きな理由でした。
そうです。今のように健康のリスクを踏まえた全面禁煙化ではなく「火事が起こらないように」するために全面禁煙化されました。

理由は何であれ「ニュージーランドの世界初」

Old Government Buildings, Wellington

「全面禁煙化」というと、タバコが理由で行われがちなんですけど、「燃えたら困るから」という理由で禁煙化されたんですね。

ちなみに現在ニュージーランドは2025年を目標に国全体の禁煙化できないか?という法案があります。
自分個人は、まったくタバコを吸わないので大歓迎なんですけど、「観光」を考えると国全体が禁煙化されたら愛煙家の人たちの来る数が減ってしまうのでは?と思ったりもしました。

ところでこの建物は現在も建っていて、ウェリントンの国会議事堂を見に行くと通りを挟んだすぐ向かい側にあります。ウェリントンを旅行する際はぜひ外観だけでも見てみてくださいね。

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