One Tree Hillに再び木が植えられることに 2016年冬

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しばらく前に「One Tree Hillに再び木を植える計画が浮上した」というニュースを紹介しました。
それから約1年3ヶ月、とうとうこの計画が具体的になってきたので、今日はそんなニュースを紹介したいと思います。

それに伴って、今回のニュースの背景みたいなものも紹介します。

One Tree Hillには1本も木が生えていない

One Tree Hill Auckland.

One Tree Hillといえば日本語のガイドブックならたいていオークランドのページで紹介されている有名スポットですね。

でも、One Tree Hillという名前なのに、その丘の上には木が一本も生えていません。
「その昔、1本の木が生えてたから」というわけではなく、実は2000年まであの場所には1本の木が生えていたんです。2000年といえばつい最近ですね。

One Tree Hill
これがまだ木がある頃のOne Tree Hillです。 © Wikipedia

それが1994年と1999年にマオリの活動家が政府への抗議を理由としてチェンソーで切り倒そうとしました。結果的に切り倒すことはできなかったんですけど、傷つけられた木は倒壊の危険性が出たため、2000年に切り倒されることになりました。

それからずっと木が生えていない状態を保ってきたわけです。

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来年の冬、再び木が植えられることに

2000年に木を失った丘は14年間、木が何も生えていない状態でした。
ところが去年2014年、木を植える計画が持ち上がりました。その当時、Totara(トタラ)と呼ばれる松の木の一種か、Kauri(カウリ)、もしくはニュージーランドクリスマスツリーという名前ともいわれているPohutukawa(ポフツカワ 下の写真)のいずれかを植えると言われていました。

Pōhutukawa tree - Waitangi
© Chris Wall

ところがさまざまな立場の人たちがそれぞれの主張をして、どの木を植えるのか決まらずじまいだったんです。その問題が決着してとうとう具体的に植えるまでこぎつけたようです。

結果として来年、1本の木が植えられるのではなく3本のトタラと6本のポフツカワが植えられ、数年かけてどの木が丘の上の環境に馴染むのか様子を見るそうです。

そして徐々に木を減らしていき、最終的に1本の木だけを残すことになります。

のんびりと待ってみましょう

ワン・ツリー・ヒルに文字通り1本だけ木が立つようになるまで、10年も20年もかかるといわれています。来年の冬(6月から9月くらい)に植えられた木がどんな風に育っていくのか、またどの木が残るのかちょっと興味深い、そして気の長い話ですね。

でも、この話を知ったとき、「今すぐ1本の木を生やしたい」とどこかから成長した木を移植するのではなく、小さい木を植えて時間をかけてその土地の環境に合わせて成長していくのはいいなと思いました。

でも、頑張って育った他の木が切られてしまうのはちょっと切ないですね。
できれば切らずに丘のてっぺんでなくても良いので、同じ丘のどこかに移して欲しいなと願います。

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