NZの新国旗候補。国民の支持でまさかの敗者復活!最終5案に

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以前から数回に渡ってニュージーランドの国旗が変わる話を紹介していますが、今回は「さすがニュージーランド!」と思わず声を大にして皆さんにお伝えしたいお話しです。

ニュージーランドはここ数年、「国旗を変えよう」という話がずっとニュースや新聞の話題として取り上げられています。情勢が安定した国で国旗が変わることはすごく稀なため、この「国旗が変わるかもしれない」という話は世界的にも注目の的となっています。

そんな中、最終候補案から落選した国旗が国民の声を反映させて、まさかの敗者復活を成し遂げた国旗が現れました。

今日はそんなシリーズでお届けしているニュージーランドの国旗変更のお話しです。

これまでの国旗が変わる法案の経緯

ニュージーランドではここ数年ずっと「国旗を変えたい」という話がニュースや新聞で取り上げられていました。

それが去年の10月末にとうとう「国民投票で国旗を変えるか、変えないは決める」と正式に国会で決まりました。その後、政府は専門の機関を立ち上げて国民にデザインの公募を行いました。

集まった公募の数は1万点以上。その中から役人などのお偉いさんを中心に作られた選考委員会が40案選びだし、さらにその中から最終選考案として4つのデザインを選び発表しました。

ところがその最終案のデザインがあまりにも偏っていたため、国民からは「多様性がない」とか「出来レースだ」とかアレコレ批判されていました。そんな中、1つの落選した国旗デザインが国民の支持を得て、「最終選考に入れるべきだ」と騒がれていました。

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その国民の支持を得ていたデザインがRed Peak Flagと呼ばれるものです。

red-peak-flag

以前から紹介しているので、見覚えがある方も多いかもしれません。

どうしてここへ来て国旗の案が追加されたのか

昨日2015年9月23日の夕方のニュースで「首相のジョン・キーがRed Peak Flagを5つ目の候補に入れると発表した」と報じていました。

実は以前、ジョン・キーは「Red Peak Flagは5つ目の候補に入れない」と宣言していました。でも、どうしてここへ来て「Red Peak Flagを入れる」ことを再度国会で討論し、さらに「5つ目の候補に入れる」と方向転換したのでしょうか。

実はこの「国旗を変える」という法案をゴリ押ししているのは、首相ジョン・キーが所属する政党で、ここ最近ずっと国旗を変えるために掛かる費用2,600万ドル(20-25億円)の費用に対して強い批判の声が上がっています。

そうすると「国旗のデザインに片寄りがある」「20-25億円の費用がかかる」など批判される要素が多すぎた場合、最悪ここへ来て「国旗が変わる」という法案すら、ひっくり返されてしまうかもしれません。

もしくは、費用ばかりかけて、最終的に選ばれる国旗が「従来の国旗」になってしまうかもしれません。そうしたら費用をかけた意味がまったくなくなってしまいます。

そこでどうしても国旗を変えたいジョン・キーらは「国民の支持するデザインを入れる」ことで、風当たりの強い現状を良くしようとしたと言われています。

6つのうちどれかに

政治的なアレコレがあるのはわかるんですけど、個人的には国民の声を聞いて国旗案を1つ足したのはすごく良いことだと思っています。
では「そんなの無駄遣いだ」という国民の声を聞いて取り止めにしないのはどうなんだ?って言う声も聞こえてきそうですけどね。

今回追加されたRed Peak Flagは署名活動で5万票も集まった国旗案です。
5万票といえばニュージーランドは人口と日本と比べて30分の1なので150万票と同じくらいの価値があります。その声が反映されたというのは、ニュージーランドの柔軟さを感じずにはいられません。

ということで、国旗案が1つ増えたので、新国旗案5つ、もしくは現状の国旗の6つの中からどれか1つが選ばれることになります。

nzflags

年内に新国旗案のどれか1つが国民投票で選ばれ、そして来年には今の国旗と新国旗案の最終デザインのどちらが良いかを再度国民投票で決めることになります。

個人的には「このなかで選ぶなら」という判断基準だと今回追加が決まったRed Peak Flagが良いかな?と思っています。

どれが選ばれるのか。今から楽しみでなりません。
また国旗に関しては動きがあったら紹介していきたいと思います。

今回の国旗が変わることについて興味がある方は他の記事もぜひご覧ください。

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