飲酒運転にやっと厳しくなってきたニュージーランド

ニュージーランドで生活を始めて最初のころに驚いたことがあります。

それは飲酒運転している人の多さでした。
田舎のバーやパブに車で乗り付けてお酒を飲んで帰る人はもちろん、ワイナリー地帯に行くとワイナリーを車で移動しながら転々とまるではしご酒のように転々と飲んでまわっている人もいます。

昔は相当飲んでも大丈夫だった?って本当?

The Twisted Hop

都市伝説のように「昔はベロベロに酔わなければ大丈夫」と言われていた飲酒運転の制限。実際のところどうだったのでしょうか。

ちなみに比較対象として日本の制限を書いておくと、日本は1リットルの呼気に0.15mg(150マイクログラム)以上は減点があり0.25mg(250マイクログラム)を越すと減点は35点となります。35点惹かれたら大変なことになってしまいますね。

目安として65kgの男性が300mlのビール、もしくは120mlのワインを飲むと呼気のアルコール量が0.15mgを越えるとされています。(個人差はもちろんあります)

ところがニュージーランドで最初に飲酒運転の罰則が導入された1969年。罰則が発生するアルコールの量は0.5mg(500マイクログラム)でした。つまり単純に計算してビールを1リットル、ワインを半分ちょっと飲んだ辺りでアウトだったわけです。かなり緩かったんですね。

アルコールが体内にどのくらいあるのかは体重が大きく左右します。
つまり体が大きい人ほど、体が小さい人と比べて同じ量のお酒を飲んでも呼気検査や血液検査で低い数値が出ます。先ほど比較したのは体重65キロの男性です。ニュージーランド人は横に体が大きく100キロ越えの人もザラにいます。その場合、ビール1リットルどころか、1.5リットルくらい飲んでも500マイクログラムは越えません。

それが年々厳しくなってだんだん現実的な数字になってきました。

年々厳しくなる飲酒運転

古くからニュージーランドに住んでいる人や、昔ニュージーランドに住んでいた人、たまーにニュージーランドに来る方は気を付けましょう。飲酒運転の取り締まりがここ1年くらい前から厳しくなっています。

今では20才未満は呼気にお酒が含まれていた時点でアウトになりました。1年くらい前までは0.15mg以上がアウトでした。そして20才以上の大人は日本の上限0.25mgから処罰の対象になりました。これも1年くらい前まではもう少し緩く0.4mgが上限でした。

ちなみに0.25mgから0.4mgのアルコールから呼気から検出された場合、罰金は200ドルと50点の減点があります。
罰金が200ドル(17000円から18000円)というのはものすごく安い気がしますね。

飲酒運転に気を付けましょう!

Cheese and wine in Blenheim

きっとオークランドやウェリントンなど都市部では宿泊先から徒歩圏内にいろいろご飯を食べに行く場所もあるので、意外と飲酒運転をする機会はないかもしれません。

ところが少し小さな街で宿泊した場合、宿泊先の近くにご飯を食べるところがないと車で移動しなければいけないことがよくあります。そんなときは飲酒運転にならないように十分気を付けましょう。

あと忘れていけないのはワイナリー巡りをした時ですね。ちょっとずつテイスティングをするので平気な感じもしますけど、意外と飲んでいることがけっこうあります。

海外で警察に車を停められて、慣れない英語だと相当テンパると思います。
さらに飲酒運転のチェックをしたあと、お酒が一定以上含まれていたら面倒ですね。そのためにも「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」の気持ちを忘れないようにしましょう!

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