ウェリントンに1年半住んでみて感じたこと

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ウェリントンに住み始めて早いもので1年半が経ちました。

そこでウェリントンに1年半住んでみて感じたことをいろいろ書いてみようと思います。

これからニュージーランドに住もうと思っている人、住む街を迷っている人の参考になれば嬉しいです。

目次

ウェリントンに1年半住んでみて感じたこと

いろいろ思い付くことを「思い付いた順」でパラパラと書き出してみました。
1つ1つの話は短いんですけど、数が割とあるので興味があるトピックだけお読みください。

コンパクトにまとまっていてGOOD

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ウェリントンはオークランドやクライストチャーチと比べて、街の中心部は全てがコンパクトにまとまっています。
徒歩でも一通り回れる規模です。さらに範囲を広げて考えても街の中心地から車で10分15分の範囲に海も山もあります。空港もオークランドのように遠くにはなく、中心地から15分程度で行けてすごく便利です。

さらに1時間ちょっとの範囲にはワイナリー地帯Martinborough(マーティンボロ)があったり、ニュージーランドだけでなく世界的に有名な星空を撮る写真家が絶賛した星空がキレイなWairarapa(ワイララパ)があるなど、ニュージーランドらしい環境もバッチリです。

首都だけあって便数が多い空港がある

さすが首都だけあってニュージーランドの各地に飛ぶ飛行機の便数が多いです。
オークランドやクライストチャーチ、クイーンズタウン以外の街にも行きやすいのは便利です。

上で紹介したとおり空港が街中から近いのと、飛行機の便数が多いのは移動の幅が大きく広がりますね。

気候が暑すぎず寒すぎない

Waitangi Day at Waitangi Park, Wellington

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ウェリントンは場所柄なのか、冬は他の地域でマイナスになるくらい冷え込んでいても0度を下回ることはほとんどありません。
何年か前に雪が積もったことがあったんですけど、それが50年ぶりの積雪とかだったほどです。

逆に夏は他の地域で気温がすごく上がっていても、ウェリントンは25度とか比較的低めです。しかも風が強いので体感温度はもっと低くなります。

夏は涼しく、冬は暖かっていうのは良いですね。
ただし、冬は比較的天気が悪いことが多く雨も多いので、そこだけ何とかして欲しいなと思います。

生活に必要なもの+少し良いものは一通りある

例えばニュージーランドの小さな街に行くと、生活に最低限必要なものはスーパーマーケットで買えても、それ以上のものなにもないところがけっこうあります。

でも、ウェリントンはちょっとオシャレな雑貨とか、必要最低限プラスアルファのものも揃っているので、街歩きをしていても楽しいです。

アジア食材は少し乏しい

Newtown Festival 2015

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アジア食材に限るとオークランドやクライストチャーチの方が断然たくさん売っています。

値段もウェリントンの方が少しだけ高めです。

街中から徒歩で行ける圏内にアジア食材のお店は3軒ほど。あとは車で行けば更に数件あるんですけど、それらを全部足した品揃えと、クライストチャーチにある大きなアジア食材のお店1軒と比べるとクライストチャーチのお店のほうが多いかもしれません。

日本大使館があるのは何気に便利

ニュージーランドにはウェリントンに大使館が、それとオークランドとクライストチャーチに領事館があります。

ニュージーランドのビザを取るときの無犯罪証明やパスポートの発行、子どもの出生届などなどを行うことができます。もし大使館や領事館が自分の住んでいるところにないと、郵送でやり取りをしたり、場合によってはその街に行かなければなりません。

これって意外と不便です。

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ところがウェリントンは大使館があるので、そういう面倒なやり取りは少しだけ少なくなります。

家賃が高い

ニュージーランドの都市部はものすごい勢いで家賃が上がっています。
特にオークランドやウェリントンは顕著です。自分たち夫婦が住んでいた街中の家は、すごく狭い家だったにも関わらず週に300ドル、1ヶ月で1200ドルから1500ドル(10万から13万円)が家賃として消えていきました。

今の家は街の中心地から離れたんですけど、その分少しだけ家が広くなったのでお値段据え置きという感じです。

ウェリントンだけでなくオークランドなどは家賃がとにかく高いので、その辺は注意が必要です。
ただその分、日本にいるときより断然出費が少ないので、何とかこのビックリするような高い家賃でも生活できています。

街中の駐車スペースが少ない&高い

lambton quay, Wellington

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ウェリントンは猫の額のような土地に街が築かれています。
そのため街の中心部は車を停めるところを探すのに苦労します。しかも有料(1時間3-4ドル)です。これは他の街に住んでいると信じられないくらい高いです。オークランドの街の中心地も同じくらいだったと思います。

なので、自分たちは街中に行くのは路駐が無料になる週末かしか行かなくなりました。
また人と会うときも2時間会ったら8ドルかかるので、できるだけ週末に会う約束をしたり、車を持っている人と会うときは郊外で会うようにしているほどです。

日本人は意外と多い(らしい)

ウェリントンは日本人が少ないと聞いていました。でも、来てみたら意外と日本人はいるらしいです。

どうして「らしい」なんていう言い方をするかというと、自分たち夫婦はあまり日本人の知り合いが比較的少ないからです。きっと夫婦で家で仕事をしているので、外部との交流が少ないからだと思います。

ウェリントン市内には日本語の補習校があったり、日本人やハーフの子どもが集まるプレイグループなどがあります。子連れの方や、これからニュージーランドで家族を築いていきたい人はそういうグループに入ったりして、情報交換をすることもできます。

治安もわりと良い

ウェリントン市内は比較的治安がよく「ここには住んじゃいけない」という地域はあまりないようです。

ちろん夜道を1人で歩くのはあまりオススメできません。やっぱり海外ですからね。少ないとはいえここ1年半で数件だけ路上で襲われた人のことがニュースになったりしていました。

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全体的に見てすごく良い街

wellington

よくいろいろな人に「どうしてウェリントンに住もうと思ったんですか?」と聞かれることがあります。
実は「何となく惹かれて」というのが答えなんですけど、その勘にしたがって良かったなと思っています。ウェリントンに住むのは当たりでした。

出会ってきた人もいい人ばかりだし、街でありながら自然にも触れられるのはすごく良いです。子どもが大きくなったら海や山に遊びに行くのが楽しみです。

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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