【事件】NZ移民局の職員 永住権を26,500ドルで売る→大問題に

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今朝のニュースを賑わせていたニュージーランド移民局の汚職事件を紹介します。

ニュージーランドに移住したいと思っている人に取って「永住権をお金で買えたら」と思っている人も多いと思います。実際、昔はお金で買えたとか、今でもお金で買った人がいるなんていうまことしやかな噂はあります。

今回はそんな噂があながち噂ではなく本当にあるのかも?と思わせる内容でした。

事件は2年半前に遡ります。

Auckland Airport

ニュージーランド移民局の職員Limはシニア・オフィサーとして、オークランド国際空港で働いていました。ところが今では最悪懲役7年の刑に処される可能性に直面しています。

話は今から2年半前の2013年2月まで戻ります。
今回の事件の共犯者Panは空港にあるカフェで香港国籍のカップルと働いていました。

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そのカップルは就労ができる学生ビザを所持していましたが、のちにカップルの男性の方はワークビザを取得することができました。ところが彼女の方はビザの更新ができず不法滞在をしていました。

そこでPanはカップルに「私の友だちが移民局で働いているから、(ビザの発行を)手伝ってあげる」と持ちかけたそうです。

そしてPanとカップルの3人はニュージーランド移民局のLimと数回会ってビザの件について話をしました。

そしてカップルは現金で合計5,500ドル(約50万円)を元カフェスタッフのPanと移民局職員のLimに渡します。その結果、カップルの男性は永住権(Skilled Migrant Visa)を3月に取得することができまいた。

さらにその後、今度はカップルの女性のビザをどうにかして欲しいと、さらに1,000ドル(約9万円)支払い、相談にのってもらいますが、彼女のほうは条件が悪く20,000ドル(約180万円)が必要になると持ちかけられました。

そこで2回に分けて20,000ドルを支払い、移民局の職員Limは申請の手助けをします。ところが結局、ビザは降りずカップルの女性はニュージーランドを離れざるを得ませんでした。

この辺までは事件が表だって騒がれることはありませんでした。

問題が表面化してくる

My Money

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ビザが取れなかったカップルはLimに対して20,000ドルの返却を求めます。
ところが「それは無理」と退けられてしまいました。

そこでカップルはお金を取り戻すために、Limが働いているオークランド空港に押しかけたり、「期日までにお金を返さなければ警察に訴える」と脅迫まがいの手紙をLimやPanに送りつけたりしました。

結局20,000ドルは一連の騒動で取り返すことができましたが、カップルはLimから更なるお金29,000ドル(260万円)を要求するようになりました。内訳はカップルの女性がビザを取れなかったときに別の人に払ったコンサルディング代と、最初にカップルがLimに払った6500ドルの返還でした。

この29,000ドルの返還を求めた手紙が移民局の別のマネージャーによって開けられたことから、今回の話は一気に表沙汰されるようになります。

その後、この件は詐欺や汚職事件を捜査する機関Serious Fraud Office(SFO)が取り扱うことになり、来月裁判が行われることになりました。

永住権が買えたら幾ら払いますか?

もし永住権を買えるとしたら幾らで買いますか?
今回の事件では合計で26,500ドル(約240万円)のお金が動きました。実質、カップルの男性だけを見たら5500ドルで永住権が取れているんです。

50万円で永住権が買えるとしたら欲しい人いっぱいいると思います。
自分自身、もし永住権をまだ持っていなくて「50万円で買えるけどどうする?」と言われたら、迷わずに買ったと思います。

もちろん不正をしたり、賄賂を払うのは良いことではありません。

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でも、今回のニュースを見て、きっとこういうことは当たり前のように行われているんだろうなと感じずにはいられませんでした。
自分の知り合いの何人かはニュージーランドにどうしても滞在したかったのに、ビザが降りなかったがために泣く泣く帰国していきました。

そういう人たちがいる一方、お金で解決してしまう人もいるんだと思うといろいろ切ないですね。

ぜひ今回の事件をきっかけに移民局のなかでこういったことが二度と起こらないようにして欲しいです。

Immigration official in scam to sell two New Zealand visas for $26,500 – Immigration – NZ Herald News

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