地方の活性化促進:地方の永住権申請を優遇することに

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今日、ニュージーランドの首相ジョン・キーがこれからニュージーランドに移住したいと思っている人たちにとって嬉しいニュースを発表していました。

それは一言で説明すると「オークランド以外に移住したい外国人を”より”優遇しますよ」というものです。
この優遇はニュージーランドの地方の活性化をしていくために、またオークランドの一極集中を分散させるために移民をできるだけ地方に分散させることが目的のようです。

では具体的にどんな優遇がされるのでしょうか。
今回の動きは思わず「おお!」となったので、今ちょうど永住権を申請する準備中の友人に即行でメールを送ってしまいました。

オークランド以外の人は圧倒的に有利に

Historic building, The Octagon, Dunedin, New Zealand

ニュージーランドで永住権を取るには、ポイントシステムに従って一定以上のポイントを取る必要があります。
このポイントシステムについては、書き始めると長くなってしまうので今回は省略させてください。また後日紹介させてください。

まず日本人で永住権を持っている人の多くがSkilled Migrants Visaと呼ばれる永住権を取得しています。
このSkilled Migrants Visaは今までオークランド以外で永住権を申請するときは10ポイントが与えられていました。ところが11月1日からは3倍の30ポイントも与えられることになります。

また起業家ビザ(Entrepreneur Visa)の人も今までオークランド以外の街で申請をすると20ポイントもらえていたのが40ポイントになります。

今回の変更に伴って従来は永住権取得後、その土地に3ヶ月以上住まないといけないと言う制約がありました。それが今後は3ヶ月から一気に4倍の12ヶ月になります。つまり永住権をウェリントンで取ってその半年後にオークランドで仕事を見つけて引っ越したらいけないということですね。

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Skilled Migrants Visaの場合、最低ラインが100点、起業家ビザ(Entrepreneur Visa)は120点が必要とされます。それぞれ必要とされるスコアの1/3をオークランド以外の街で仕事を見つけて申請するだけで自動で手に入れることができてしまうわけです。

もし「オークランド以外」を抜きにして自力で100ポイント取れればかなりの確率で永住権が取れるようになり、110ポイント取れれば永住権取得は確実になると言うことです。そうなってくると永住権を取りたい人はオークランドで仕事を探さずに、地方で探したくなりますね。

その他にも外国人を呼び込む施策を発表

牛に草を上げる

これ以外にも首相のジョン・キーは幾つか外国人移住者を呼び込むための施策を発表していました。

まずテクノロジー系の起業家を優遇する「Global Impact VIsa」というビザの発給が検討されています。これは海外から優秀なテクノロジーに強い移住者を募り、ニュージーランド発信で世界に向けたビジネスを行ってもらうためのものです。

また、深刻な人手不足で対策に困窮している南島のSouthland地方で本来永住権を取得できないワークビザ所持者600人(主に農家)に対して、永住権が申請できるように取りはからうそうです。彼らは過去5年に渡り、地域と繋がりながら仕事をしたことが評価されたようです。「今後も農家を続けてくれるなら永住権をあげるから居着いてね」ということなのでしょうか。

今後の動きが気になるところです

今回発表されたことが今後、ニュージーランドに移住する人たちのどう影響してくるのか気になるところです。

今まで10ポイントの付加だったのが11月1日から30ポイントになるということは、11月1日までは買い控えならぬ申請控えが起きるかもしれません。でも、逆に申請控えが起きて申請者数が減れば、永住権を取れるチャンスかもしれません。

また、今後この「オークランド以外を優遇」がどれだけ続くのか、どれだけインパクトを与えるのかも気になるところですね。

今後もまた情報が入ったら紹介していきたいと思います。

情報元

Immigrants set to eye up regions – National – NZ Herald Newsほか

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