55歳以上が労働で社会貢献している国2位のニュージーランド

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今日はニュージーランドの新聞New Zealand Heraldの記事「NZ nears top of world aged worker index」を基に、国ごとに55歳以上の人たちが労働でどのくらい社会貢献をしているかを数値化したThe Golden Age Indexという調査の結果を紹介したいと思います。

先に個人的な気持ちをちょっと書いてしまうと、この調査結果はなんだか複雑な気持ちになりました。
なんでそんなことを思ったのか、その辺も含めて紹介していきたいと思います。

The Golden Age Indexって何だろう

Warming the bones
© Pedro Ribeiro Simões

まず最初にThe Golden Age Indexが何なのかを簡単に紹介します。
この調査はOECD(経済協力開発機構)に加入している国34カ国を対象に55歳以上の人たちがどれだけ社会に貢献できているか、またどれだけ貢献できる環境を国が用意しているかを数値化したものです。下記の7つの項目が評価基準になっています。

  1. 55歳から64歳までの雇用率
  2. 65歳から69歳までの雇用率
  3. 55歳から64歳までの雇用における男女比
  4. 55歳から64歳までのアルバイト(Part-time work)率
  5. 55歳から64歳の人と、25-54歳までの人との給料格差
  6. リタイアする人の平均年齢
  7. 55歳から64歳までで職業訓練している(トレーニング中)の人の割合

これらをスコア化して、どの国が55歳以上の労働者が多いか、また働く環境を国が提供しているかを見る調査です。

ニュージーランドは世界で2番目

Rotorua
© Dave Smith

この調査によるとニュージーランドは世界で2番となっています。
そのほかの国TOP10を紹介すると以下の通りです。

01位:アイスランド
02位:ニュージーランド
03位:スウェーデン
04位:イスラエル
05位:ノルウェイ
06位:チリ
07位:アメリカ
08位:韓国
09位:日本
10位:エストニア

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本当は7つの項目1つ1つの数値を紹介して日本とニュージーランドでどこが違うのかを紹介しようと思ったんですけど、具体的な数字の掲載がありませんでした。

The Golden Age Indexによると、55歳から64歳までの男女で働いている人の割合はニュージーランドは2位、日本は6位、また65歳から69歳の場合、ニュージーランドは3位、日本は4位でした。

各項目のグラフはあったんですけど、正直2位のニュージーランドと9位の日本で「ここは大きく違う!」というところはありません。
全体的に少しずつニュージーランドの方がいいかな?という程度でした。

55歳以上の労働者が多いのは良いこと?悪いこと?

個人的によくわからなかったのは、55歳以上の労働者が多いのは良いことなのか、悪いことなのかです。
この調査The Golden Age Indexでは55歳以上の労働者が多いのは良いことと紹介されています。でも、実際のところはどうなんでしょうか。

確かに「男女の格差が少ないこと」「55歳以上の人と55歳未満の人の格差」はない方がいいかもしれません。
でも、高齢者の労働率が高いのは、「働かなければ生活できない社会」なのかもしれません。個人的には老後の年金システムがしっかりしていたり、ある程度の貯蓄ができる環境があって、そんなに働かなくても生活できるというのが一番いいようにも思えました。

もちろん「働きたい」と思って働ける環境があるというのは良いことなんですけどね。
「働きたいから働いている」のと「働かないといけないから働いている」のでは状況が大きく変わりますからね。

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