国民調査でわかったニュージーランド人と在住者の生活の満足度さ

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今日は先日発表になったニュージーランドに住むニュージーランド人やニュージーランドに移民してきた在住者を対象にした「生活の満足度」や「治安の良さ」などの調査が興味深かったので紹介したいと思います。

割と数字がバラバラと出てくるので、小難しそうに感じるかもしれませんけど、細かい数字は無視して読んでもらってもわかると思います。難しく考えずに気楽に読んでもらえたら嬉しいです。

人生における満足度

YaY!!! We Won :-)
© Munah Ahmed

この調査はニュージーランド人に住むニュージーランド人やニュージーランドに移民してきた在住者約9,000人を対象に行われました。

調査を行ったStatistics New Zealandの専門家は、人生で満足度を感じる大きな4つの要素、健康、お金、人間関係、家であり、それと同時に人生においての節目、子どもが生まれるとき、家を買うとき、退職・転職するとき、それと老後での満足度が人生全体の満足度を左右すると考えたそうです。

まず人生の満足度を0(まったく満足していない)から10(非常に満足している)までの11段階で評価したときの満足度が集計されました。

その結果、満足度が7以上が全体の82.6%いたそうです。

そして「ニュージーランド生まれ」「ニュージーランドに5年以上住んでいる人」「5年以内に住み始めた人」の3つで分けた場合、滞在期間が長くなればなるほど満足度は下がっていることがわかりました。

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5年以内の人たちは満足度が9-10の割合が40.8%なのに対して、5年以上で38%、ニュージーランド生まれの人は33.4%に留まりました。

日常生活で安全だと感じるかどうか

国勢調査の中で「国民の満足度を測る基準」の1つとして「普段の生活で感じる安全」も調査されました。

まず「近所を暗くなってから1人で歩くは安全だと思いますか?」と言う質問に対して、全体の60.9%の人が「安全である」と感じているそうです。これを男女で分けてみると男性77.8%、女性は44.1%しか「安全だ」と感じていないんですね。

これを地域で分けてみるとノースランド/ベイ・オブ・プレンティー/ギズボーンのエリアでは、全国平均を下回る55.8%の人が安全だと感じ、ウェリントンや南島に住んでいる人達は全国平均よりも高い割合の人たちが「安全である」と感じているようです。
ちなみにオークランドは全国平均でした。

他にも「夜、バスや電車を待っているときに安全だと思いますか?」という質問に対しては、全体で50%の人が安全と感じ、男女に分けると男性は67.9%、女性に至っては32.7%しか安全だと思っていません。
これも同じく地域で分けてみると「夜道を1人で歩くことの安全性」とほぼ同じ結果でした。

さらに興味深いのがこの項目でも「5年未満の移住者」「5年以上の移住者」そして「ニュージーランド生まれの人」で「5年未満の人」が一番、夜道を歩くことや夜、バスや電車を待つことに対して安全だと感じ、ニュージーランド生まれの人ほど「安全でない」と感じていることもわかりました。

全体的には生活に満足している人が多い

Cafe Prefab in Wellington

大元の調査にはもっとたくさんの項目で人生における満足度などが紹介されていました。
1つの記事に全てを書いていくとものすごいボリュームになってしまうので、今回は全体の幸福度と治安についてのみ紹介しました。

今回の調査でわかった「長く住んでいる人ほど満足度が下がる」というのはわかる気がします。
1つには「5年未満の移住者」は念願のニュージーランドに移住することができて、一番楽しい時期なので満足度が高い人たちが多いのは当たり前だと思います。

そして長く滞在すればするほど、その気持ちは落ち着いてきます。それにもし大きな不満があれば自分の国に帰ってしまう人も多いのでネガティブな票が入りにくいのかもしれませんね。

もちろんニュージーランドという国に不満を抱える人がいるのは事実です。日本やアメリカ、ヨーロッパの諸国と比べて物がたくさんないし、ネガティブな部分を言い出したらキリがありません。そんな中、全体の8割以上の人たちが「今の生活に満足している」と答えているのはすごいことだと思います。

今回の調査は別の機会に別の集計結果を紹介するかもしれませんが、興味のある人は情報元New Zealand General Social Survey: 2014も覗いてみてください。

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