ニュージーランドの妊婦事情 [38週から出産3日目]

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数回に渡って紹介してきたニュージーランドの妊婦事情。今回で最終回になります。

個人のFacebookではお知らせしていたんですけど、おかげさまで5月21日に無事女の子が生まれてきました。
それから今日で3日が経ったので、出産直前から出産のタイミング、そして出産直後でどんなケアがされたのか?など、どんな経験をしたのか紹介していきます。

陣痛促進と陣痛の痛み緩和に鍼とツボ押しを推奨

両親学級に通っているとき、予定日になった頃から押す陣痛を促進するツボと陣痛が来たときに痛みを和らげるツボを教えてもらいました。

陣痛を促進するツボは「三陰交」と日本では呼ばれていて、内側のくるぶしから指4本分(押される人の)上にいったところにあります。
かなり効果が強いのか、予定日近くになる前は押してはいけないと念押しされました。日本のサイトを見ても効果が強いから鍼灸師や助産婦などの指示に従うようにと書かれているところがあります。


こんな動画を見つけました。興味がある方はご覧ください。

この「三陰交」は生理不順とか不妊治療にも効果がある女性には要チェックのツボらしいです。
詳しくは「妊婦 三陰交」や「陣痛 三陰交」などで調べてみることをオススメします。

それ以外にも幾つか痛みを緩和するツボを教えてもらいましたが、ツボの名前がわからないのでここでは余計な説明はしないでおこうと思います。変に書いて間違ったところを押してしまってもよくないですからね。

それと「ツボ押し」以外にも予定日を過ぎて生まれない場合は助産婦が鍼もやってくれます。
「鍼治療」は助産婦全員がやるわけではないようなんですけど、ウェリントンの自分たちが知り合った妊婦さんたちの助産婦は鍼治療をする人たちばかりでした。

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実際自分たちは鍼をする直前で子どもが生まれてきたので体験することはできませんでした。

いざ破水!でも病院にはすぐ行けない

heart beat and contractions

まだ出産する前。
助産婦に「どのタイミングで助産婦に連絡すれば良いの?」と聞いたことがありました。
その時の答えは「もし夜中の破水だったら、出ている量や色を見て、たくさん出ていたり血が混じっていたら連絡して欲しいけど、少し漏れている程度だったら朝まで寝て連絡をして欲しい」と言われました。

そしてうちの奥さんは夜中にちょっとだけ破水しました。
でも、状態を見て朝まで連絡せず8時半過ぎに連絡を取りました。その結果、10時に病院で待ち合わせをして「本当に破水なのか、また陣痛が始まっているのか」をチェックしました。

結果は本当に少しだけ破水していた上に、痛みは伴っていないけど軽く陣痛が来ていました。でも「まだしばらくは生まれてこないし、いったん家に家に帰りましょう」ということになりました…。その代わり助産婦が夕方自宅に来て陣痛を促す鍼を行って、もう一度夜、病院に行って陣痛の具合を検査をして、その時点で入院するのか翌朝再び病院に戻ってくるのかを判断する予定でした。

ところが夕方陣痛が急に進み、助産婦が鍼をする前に陣痛の間隔が2分を切っていたため、病院に行ってそのまま分娩室に行くことになりました。

本当にあった日帰り出産

Day 1 | Hana 21 May 2015

病院に行ってから子どもが生まれてくるまではあっと言う間でした。
夕方5時半に病院に着いて、その2時間ちょっと経った頃には赤ちゃんは生まれていました。想像以上のスピード出産。

完全な自然分娩で赤ちゃんに特に問題も見られず、奥さんも出産に伴うキズがかなり軽かったため、まさかの日帰り出産になりました。
一応、助産婦には「泊まることもできるけど」と言われたんですけど、どのみち朝には家に帰らなければならないし翌朝には助産婦が家に検診に来てくれるということだったので帰ることにしました。

もちろん産まれてきた赤ちゃんの様子を見なければいけないときや、お母さんが出産で肉体的にダメージを受けている場合は日帰りになることはありません。その辺は臨機応変です。

我が家の場合、病院に着いたのが上で書いたとおり午後5時半。そして病院を出たのが夜12時前くらいだったので、病院滞在が6時間半くらいしかありませんでした。

2人で病院に向かって、それから数時間後には3人になって帰ってくるのはすごく不思議な気持ちですね。

産湯(うぶゆ)に入らなかった

赤ちゃんが生まれて3日が経っていますが、未だに一回もお風呂に入っていません。
「1回も」というのは、産まれてきて羊水がまだ付いた状態から1回もです。

このやり方がニュージーランドで一般的なことなのか、それとも日本もそうなのかわからないんですけど、「産湯がない」ことに驚きました。

産まれた赤ちゃんはヘソの緒を通して胎盤とまだ繋がったまま暖かいタオルがかけられた状態でお母さんの胸の上にしばらくいます。時間にして2-3時間です。そのあともタオルで顔を拭くことはあっても体は一切拭きません。

これは体の周りに付いている白いワックスのようなものや羊水は、肌にすごく良くて抗菌作用もあるため洗い流さないそうです。
産まれたあとも沐浴させるのはしばらく経ってからでも良いと言われました。それまでは汚れやすい首の周りと、ウンチで汚れてしまうお尻周りだけキレイにすればOKらしいです。

最初のうちは毎日助産婦が自宅訪問

赤ちゃんが産まれると最初の24時間以内に1回、そのあとは1日1回のペースで助産婦が家に来てくれます。
その訪問の中で、授乳のさせ方やウンチやオシッコの具合を見たり、必要な血液検査などなど全てやってくれます。

家にいながらほとんどのサービスを受けられるのはホントありがたいです。

でも、それと同時に病院に入院しない=最初の夜からすべて赤ちゃんの面倒を見るというのは意外と大変だと言うこともわかりました。
最初の夜はちょっとでも赤ちゃんが音を立てれば目が覚めるし、授乳やおむつ替えなども助産婦が家にいるときは質問できても、それ以外の時は自分たちで解決していくしかありません。

もちろん助産婦に連絡をとって聞くこともできるんですけど、横にいればサッと聞けることも、わざわざ連絡を取らないといけないと何となく些末なことは聞きにくくなってしまいます。その辺は善し悪しだなと思いました。

あとは入院していたらご飯が出てくるので家事をしなくて良いのが、家にいると多少の家事はしなければいけないのも大変です。
幸い我が家は自分自身が家で仕事をしているので、料理を作ったりできるだけ家事をやっているので良いんですけど、家に生後2-3日の赤ちゃんがいる状態で旦那さんが家にいなかったら相当大変なはずです。

ちなみに助産婦が自宅訪問をしてくれる回数は、母子の健康状態によって変わるみたいで、だいたい5ー10回は来てくれるそうです。

ニュージーランドの妊婦事情おしまい

Day 3 | Hana 24 May 2015

ニュージーランドの妊婦事情は以上でおしまいです。
今後は「ニュージーランドの育児事情」と言う記事のタイトルで書かずに、何かの折に触れながら自分たちが体験したことや、知り得たことを紹介できたらと思っています。

あとは個人のFacebookInstagramで「こんなことをしましたよ」と言う感じでちょこちょこ何かをアップしていきますので覗いてみてください。

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