称賛の嵐 ターバンを取ったインド人が新聞・メディアで話題に

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インド人と聞いて何を思い浮かべますか?
「カレー」あと「カレー」、それと「カレー」と言う人けっこう多いのではないでしょうか。

でも、今回はカレーの話ではありません。
インド人の特徴として日本人はもとより多くの国の人たちが思い浮かべるものがあります。それは「ターバン」です。

今日はそんな「インド人」と「ターバン」にまつわるニュージーランドで起こった称賛の嵐になっているお話しです。

インド人=ターバンという誤解

Sikh Schoolkids outside the Golden Temple, Amritsar India
© Chris Goldberg

「インド人の外見的特徴」で多くの人が思い浮かべるターバン。
実は全員がしているわけではありません。実際、自分自身海外に来て知り合ったインド人は誰1人としてターバンを巻いていません。

では、あのターバンを巻いているのは誰?ってなりますね。彼らはインド人が多いです。
でも必ずしもインド人であるわけではありません。ターバンを巻いているのはシーク教というインド発祥の宗教を信じている人たちなんです。

シーク教は世界で5番目に信者が多い宗教で、彼らは髪やひげを切ることを禁じられており、さらに人前でターバンを取ることも禁止されています。

そんな昨日くらいからニュージーランドのニュースはもちろん、海外でも称賛されているニュージーランド在住のインド人がいます。
話題になっているインド人のSingh(シング)さん、22才はシーク教を信じているため、普段人前に出るときは必ずターバンを巻いています。

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ところが先日、あることに遭遇してターバンを取ったところ、ニュースなどを通じて世界中で称賛されることになりました。

人前でターバンを取った出来事とは

オークランドに住むシングさんは、いつものなら平日は早朝から仕事をしていました。
ところが先週の金曜日5月15日は予定を変えて、少し遅めの出社でゆっくりした朝を迎える予定でした。ところが朝8時過ぎに家の外で車が急発進/急ブレーキするときのタイヤのキキーーーと言う音が聞こえてきました。

そこで家の外に出てみるとひとりの男の子が道路に倒れていました。
近寄ってみると、頭から血を流しています。周りにいるのは女の子(車に轢かれた子のお姉ちゃん)と子どもの手を握りながらショック状態で動けなくなっているお母さんだけでした。

すでに救急車は呼ばれていたらしく、彼は頭から血を流して倒れている子どもに何か処置をしなければいけないと思いました。

そこで彼が取った行動は、人前で外してはいけないと言われているターバンを解いて、子どもの止血に使いました。
ターバンは人にもよりますが、生地が数メートルあり伸縮性に優れているため止血のために使うのに優れているそうです。

その後、救急車が来て子どもは無事に病院に運ばれ、現在は容態が安定しているそうです。

この事故を見かけたとき、シングさんは宗教の戒律とかを考えず、自分がやらなければならないと思ったことをただやったそうです。

Sikh Dhol drummers at the 2013 Vaisakhi parade in Southampton
© Anguskirk

余談ですけど、シーク教の人たちのお祭りではこんな感じにターバンがなったりするそうです。

戒律とかよりも人の命

海外でしてはいけない話の1つが宗教とされています。
それは違う宗教を信じているもの同士、理解し合うのは難しいからです。世の中で起こっている紛争の多くが宗教絡みであることからもわかりますね。

その中には「人の命」や「戒律」と言ったことも含まれています。
今回の話に登場したシングさんは、戒律をかえりみずターバンを取りました。目の前で失われようとしている命を見捨てることができなかったわけですね。

その行動がニュージーランドだけでなく、海外でもニュースとして取り上げられていました。

この事件自体、ものすごい事が起こったとか、そういうことではないんですけど日本ではあまり起こらないタイプのニュース&良い話だったので紹介してみることにしました。

情報元:Sikh puts religious rule aside to help boy – Religion and Beliefs – NZ Herald News ほか

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