ニュージーランドの大学 時計の着用を禁止に。その理由は?

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数日前のNew Zealand Heraldと言う新聞に「Watches banned from exam room」という見出しがありました。
訳すと「試験会場での腕時計禁止に」という感じでしょうか。

今回の話はこのニュージーランドの大学が時計を禁止にした話とそれに関係するイギリスの話に触れながら、ちょっと時代の流れを感じるような話を紹介したいと思います。

ニュージーランドのマッセー大学で腕時計が禁止に

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© Yasunobu Ikeda

先日、ニュージーランドにあるマッセー大学(Massey Univercity)が生徒たちに向けて一斉送信のメールを送りました。

その内容というのが「試験中の腕時計の着用を禁止する」というものでした。
では、時間はどうやって知るのか?というと簡単ですね。教室にある時計を見て時間を判断すればいいだけです。

なぜそんなことを行うのかというと、アップルウォッチを初めとするスマートフォンならぬスマートウォッチの使用を禁止するためです。
スマートウォッチはインターネットに繋いで、情報を弾き出せることからカンニング防止したいわけです。

この発表をしたことで生徒から大きなクレームが入ったりすることは今のところないです。
と言うのも、ニュージーランドはまだアップルウォッチが発売されていません。それどころかニュージーランドでいつ発売になるのかすら発表になっていません。
それに他のスマートウォッチは日本でもそうだと思うんですけど、付けている人ほとんど見たことないですよね。なので問題にまだなることはないわけです。

一方、試験中のインターネットを許可する動きも

マッセー大学は今回、とにかくそういった電子機器の使用を禁止する方向で動きました。

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ところがイギリスのOxford, Cambridge and RSA Examinationsと言う団体は、今後すべての試験とは言わなくても、試験中にインターネットへ接続して調べることを許可しても良いのでは?と言う考えを発表しました。

何でそんなことを考えたのかというと、今の現実社会、仕事をするときも何か個人で調べ物をするときもインターネットを使って調べることが一般的です。そのなかで「どれだけ覚えたか」を重要視する試験を行うことに疑問を投げかけています。

今後「試験」というのは「どれだけ覚えたか」を重要視するのはなくて、どれだけ情報を引き出せるのかも評価の対象に入れるべきであると考えたわけですね。

10年後20年後の試験はまったく違うものかも?ですね

もちろん語学の試験でインターネットをに繋がってしまったら、翻訳できたり文法チェックができるので意味がありません。
それに「情報を引き出す技術」ではなく、「どれだけ覚えて理解しているか」試す試験や「自分自身がどう感じたのかを表現する」試験も必要ですね。

The Worlds Smallest Dictionary
© Kit

なので「全てインターネット許可」ではなくて、今でも「辞書の持ち込みは可」という試験があるように、インターネットに接続できる端末の持ち込みが許可されることがあってもいいのかもしれません。

今回の「時計を禁止にする」というのはマッセー大学が世界で最初に始めたことではありません。
すでにそういったことを導入している大学があるそうです。今後こういう技術がどんどん進化すればコンタクトレンズタイプのものとかも出てくるでしょうし、10年後20年後の試験は今とはまったく違うものになるんだろうなあと感じたニュースでした。

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